科目名 | カウンセリング実践演習Ⅱ |
ナンバリング | PC_B4_03 |
担当者 |
池田 久剛
利光 恵 |
開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 3年 | 通年 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
この授業では、カウンセリングに必要な基礎的知識や基本的コミュニケーションスキルを習得し、人間理解の方法としての心理アセスメントと心理的援助の方法について、グループワーク・フィールドワーク等の体験学習を用いた演習形式で学ぶことを目的とする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
・カウンセリングについての基本的な考え方、及びその進め方について理解できる。 ・カウンセリングに必要な基本的コミュニケーションスキルを習得できる。 ・体験学習から得られた知見を基に、心理的諸問題に関心を示し、自らの見解を述べることができる。 ・カウンセリングを行うにあたっての倫理観を理解できる。 ・子どもの実態を把握するための観察の視点を立案することができる。 |
学習方法 | グループワーク等の実践体験学習を中心に行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
適宜指示を行う。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 10 | 5 | 15 | 5 | 15 | 15 | 15 | 10 | 100 | ||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||
その他 | 10 | ||||||||||||||||||||||||
臨床実践の場に見学へ赴き子どもの実態把握を行う。 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 後期授業内容 オリエンテーション(利光) | |
事後学習(復習) | ||
第2週 | 事前学習(予習) | 「自己紹介」の心理学的意味について考えてくること |
授業 | グループワーク① 自己紹介から「自己開示」を体験する(利光) | |
事後学習(復習) | 体験ワークシートをまとめておくこと | |
第3週 | 事前学習(予習) | ザイアンスの「単純接触効果」と「自己開示」という用語について調べておくこと |
授業 | カウンセリングにおける「自己紹介」の意味について(利光) | |
事後学習(復習) | ワークにおける自分の心理過程をまとめておくこと | |
第4週 | 事前学習(予習) | 「カウンセリングマインド」という用語について調べておくこと |
授業 | グループワーク② 移住計画から「ものの見方」と「カウンセリングマインド」を体験する(利光) | |
事後学習(復習) | 体験ワークシートをまとめておくこと | |
第5週 | 事前学習(予習) | 「認知」と「傾聴」という用語について調べておくこと |
授業 | カウンセリングにおける「認知のズレ」について(利光) | |
事後学習(復習) | ワークにおける自分の心理過程をまとめておくこと | |
第6週 | 事前学習(予習) | セリエの「ストレス」という概念について調べておくこと |
授業 | グループワーク③ 最近の出来事から「ストレスの感じ方」を整理しよう(利光) | |
事後学習(復習) | 体験ワークシートをまとめておくこと | |
第7週 | 事前学習(予習) | 「ストレス反応」について調べておくこと |
授業 | カウンセリングにおける「ストレス」と「ストレス対処」について(利光) | |
事後学習(復習) | ワークにおける自分の心理過程をまとめておくこと | |
第8週 | 事前学習(予習) | これまでの自分の対人関係について振り返っておくこと |
授業 | グループワーク④ 自分の対人関係パターンを知ろう(利光) | |
事後学習(復習) | 体験ワークシートをまとめておくこと | |
第9週 | 事前学習(予習) | 「交流分析」について調べておくこと |
授業 | カウンセリングにおける「対人関係パターン」の影響について(利光) | |
事後学習(復習) | ワークにおける自分の心理過程をまとめておくこと | |
第10週 | 事前学習(予習) | 「SST]について調べておくこと |
授業 | グループワーク⑤ あたたかい言葉をかけるとは(利光) | |
事後学習(復習) | 体験ワークシートをまとめておくこと | |
第11週 | 事前学習(予習) | SSTの歴史について調べておくこと |
授業 | カウンセリングにおけるSST技法について(利光) | |
事後学習(復習) | ワークにおける自分の心理過程をまとめておくこと | |
第12週 | 事前学習(予習) | 非言語のカウンセリング技法について調べておくこと |
授業 | 体を媒介にコミュニケーションしよう(利光) | |
事後学習(復習) | 体験ワークシートをまとめておくこと | |
第13週 | 事前学習(予習) | 「動作法」について調べておくこと |
授業 | 動作を媒介にした「こころ」への支援について(利光) | |
事後学習(復習) | ワークにおける自分の心理過程をまとめておくこと | |
第14週 | 事前学習(予習) | 「心理劇」について調べておくこと |
授業 | 役割を演じることで他者理解を行おう(利光) | |
事後学習(復習) | 体験ワークシートをまとめておくこと | |
第15週 | 事前学習(予習) | 「ロールプレイ」という用語について調べておくこと |
授業 | カウンセリングにおける自己視点・他者視点について(利光) | |
事後学習(復習) | ワークにおける自分の心理過程をまとめておくこと | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | フォーカシングとは(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第17週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 身体の感じ(フェルトセンス)を知る(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第18週 | 事前学習(予習) | |
授業 | クリアリング・ア・スペース(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第19週 | 事前学習(予習) | |
授業 | プレゼンスの状態になる(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第20週 | 事前学習(予習) | |
授業 | フォーカシング体験①(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第21週 | 事前学習(予習) | |
授業 | フォーカシング体験②(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第22週 | 事前学習(予習) | |
授業 | フォーカシングのまとめ(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第23週 | 事前学習(予習) | |
授業 | エンカウンター・グループ概論(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第24週 | 事前学習(予習) | |
授業 | エンカウンター・グループ「翼を下さい」(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第25週 | 事前学習(予習) | |
授業 | エンカウンター・グループ「コーラス・ライン」(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第26週 | 事前学習(予習) | |
授業 | エンカウンター・グループ「12人の怒れる男」(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第27週 | 事前学習(予習) | |
授業 | エンカウンター・グループ「出会いへの道」(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第28週 | 事前学習(予習) | |
授業 | エンカウンター・グループ「鋼鉄のシャッター」(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第29週 | 事前学習(予習) | |
授業 | エンカウンター・グループ まとめ(池田) | |
事後学習(復習) | ||
第30週 | 事前学習(予習) | |
授業 | フォーカシング、エンカウンター・グループ 総まとめ(池田) | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | この授業は座学のみではなくペアワーク・グループワークも取り入れた実践的授業です。そのため欠席・遅刻をせず、積極的態度で受講しましょう。 授業の進捗状況によって、内容が前後することがあります。 |