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進路指導の理論と方法

科目名 進路指導の理論と方法
ナンバリング
担当者 村山 詩帆
開設学科
専攻・コース
子ども学科
分類 専門教育科目 専門基幹科目
関連する
資格・免許
小学校教諭一種免許状
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 3年 後期 1単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
本講義は、学校教育から職業への移行メカニズムとその変化について、教育学・社会学・社会心理学などの知見をふまえて理解し、「望ましい」職業観・勤労観、「主体的な」進路選択とは何かといった規範的なテーマを解題する試みを通して、児童・生徒の進路選択を指導・援助するための思考力・洞察力を高める。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
・関係法規等において「進路選択」や「進路指導」がどのように位置づけられているかについて理解する。
・若者の就労をめぐる動向について、資料・データをもとに客観的に理解する。
・学校教育から職業への移行メカニズムについて、社会学や経済学などの研究成果にもとづき理解する。
・学校教育から職業への移行メカニズムの変化について、資料・データを用いて説明できる。
・なぜ選抜や進路指導が必要になるのかについて、第三者が納得するよう説明できる。
・「キャリア教育」がいかなる経緯で現れたのかについて理解する。
・進路指導における「望ましさ」を、通俗的な言説に頼ることなく思考し、それを述べることができる。
・自らが目指すべき進路指導の方針を主体的に見出し、それを説明できる。?
学習方法 受講生が授業への関与を強め、思考力・洞察力を高める仕組みとして、講師が設定するテーマについて受講生に所見を文章化させ、その所見に基づいて予備討議と本討議を行う。
テキスト及び
参考書籍
腰越 滋(編著)2016, 『教師のための教育学シリーズ⑪―子どもと教育と社会―』 学文社
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5 5 2 5 2 3 2 5 5 2 5 5 5 5 2 5 5 5 5 5 5 2 5 5 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等 50
宿題・授業外レポート 10
授業態度 10
受講者の発表 20
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 教科書の構成を確認しておくこと。
授業 オリエンテーション(シラバス、評価基準・方法等の説明)
事後学習(復習) 予備討議シートに必要事項を記入しておくこと。
第2週 事前学習(予習) 予備討議シートに必要事項を記入しておくこと。
授業 予備討議~主体的な進路選択と計画的・組織的な進路指導~
事後学習(復習) 予備討議シートに必要事項を追加記入しておくこと。
第3週 事前学習(予習) 教科書第1章を一読しておくこと。
授業 進路指導とは何か
事後学習(復習) 関連法令を確認しておくこと。
第4週 事前学習(予習) 教科書第4章を一読しておくこと。
授業 教育と選抜
事後学習(復習) 配布資料の内容を確認しておくこと。
第5週 事前学習(予習) 教科書第6章を一読しておくこと。
授業 教育と職業
事後学習(復習) 配布資料の内容を確認しておくこと。
第6週 事前学習(予習) 教科書第2章を一読しておくこと。
授業 キャリア教育・職業教育
事後学習(復習) 配布資料の内容を確認しておくこと。
第7週 事前学習(予習) 本討議シートに必要事項を記入しておくこと。
授業 進路指導の整理と本討議
事後学習(復習) 本討議シートに必要事項を追加記入しておくこと。
第8週 事前学習(予習) 関連法令を確認しておくこと。
授業 進路指導の理論と方法に関する理解及び解説
事後学習(復習) 進路指導計画を再考しておくこと。
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 参考書・参考資料等は、授業時に配布する。