科目名 | 精神医学Ⅱ |
ナンバリング | SW_D2_02 |
担当者 | 胸元 孝夫 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 専門科目 |
関連する 資格・免許 |
精神保健福祉士国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
精神保健福祉士として、精神保健福祉の相談援助を精神医療等の現場で行うために、基本的に知っておくべき対象疾患とその治療法を理解するとともに、精神科医療等の現場で活用される基礎知識について理解習得することを目標とする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)知的障害及び認知症の病態と治療法などについて理解できる。 2)睡眠覚醒障害の病態、治療法を理解できる。 3)アルコール依存症や他の薬物依存症の病態と治療法を理解できる。 4)精神疾患の治療法(薬物療法、電気けいれん療法、精神療法など)を理解できる。 5)抗精神病薬の適応疾患や副作用について理解できる。 6)精神科治療構造および専門病棟について理解できる。 7)精神科治療における人権擁護について理解できる。 8)精神保健福祉士が精神科チーム医療の一員として関わる際に担うべき役割を理解説明できる。 9)精神医療と福祉及び関連機関との連携の重要性を理解できる。 |
学習方法 | パワーポイントを使った講義とDVDを使った視聴覚法 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:精神疾患とその治療、日本精神保健福祉士養成協会、中央法規 参考図書:現代臨床精神医学 (第12版) )大熊輝雄 金原出版 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 60 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章第8節(p174-178)を読んでおく。 |
授業 | 知的障害について(定義、成因、経過、社会的問題と支援) | |
事後学習(復習) | テキスト第4章第8節(p174-178)と配布プリントの要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章第1節(p72-82)を読んでおく。 |
授業 | 器質性精神障害:認知症についてその1(成因、症状、診断、治療法、治療経過、社会的問題) | |
事後学習(復習) | テキスト第4章第1節(p72-82)と配布プリントの要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章第1節(p82-91)を読んでおく。 |
授業 | 器質性精神障害:症状性精神病およびてんかん(成因、症状、診断、治療法、治療経過など) | |
事後学習(復習) | テキスト第4章第1節(p82-91)と配布プリントの要点をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章第6節(p158-163)と参考図書の該当箇所を読んでおく。 |
授業 | 睡眠障害について(成因、症状、診断、治療法、経過) | |
事後学習(復習) | テキスト第4章第6節(p158-163)と配布プリントの要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章第2節(p92-101)を読んでおく。 |
授業 | アルコール依存について(成因、症状、診断、治療法、治療経過、社会的問題など) | |
事後学習(復習) | テキスト第4章第2節(p92-101)と配布プリントの要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章第2節(p102-105)を読んでおく。 |
授業 | 他の薬物依存症について(成因、症状、診断、治療法、治療経過、社会的問題など) | |
事後学習(復習) | テキスト第4章第2節(p102-105)と配布プリントの要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト第5章第1節(p196-206)を読んでおく。 |
授業 | 精神疾患の治療法について(薬物療法①) | |
事後学習(復習) | テキスト第5章第1節(p196-206)と配布プリントの要点のまとめ | |
第8週 | 事前学習(予習) | これまで学習したテキストの範囲とプリントの要点の確認 |
授業 | まとめ③(DVDによる教示および小テスト並びにその解説) | |
事後学習(復習) | 小テストの復習 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト第5章第1,2節(p196-209)を読んでおく |
授業 | 精神疾患の治療法について(薬物療法②、身体療法) | |
事後学習(復習) | テキスト第5章第1,2節(p196-209)と配布プリントの要点のまとめ | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト第5章第3,4,5節(p210-234)を読んでおく |
授業 | 精神療法について | |
事後学習(復習) | テキスト第5章第3,4,5節(p210-234)と配布プリントの要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト第6章第1,2,4節(p236-249,p256-259)を読んでおく |
授業 | 精神科医療機関の治療構造と専門病棟(疾病構造、外来、入院医療) | |
事後学習(復習) | テキスト第6章第1,2,4節(p236-249,p256-259)と配布プリントの要点をまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト第6章第3,4節(p250-255,p259-262)を読んでおく |
授業 | アウトリーチ型医療について、チーム医療における医師と精神保健福祉士 | |
事後学習(復習) | テキスト第6章第3,4節(p250-255,p259-262)と配布されたプリントの要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト第6章第5節(p263-266)第7章第1,2,3,4,5節(p268-300)を読んでおく |
授業 | 精神科医療と入院携帯、インフォームドコンセント、隔離・拘束、医療観察法の対象者と治療 | |
事後学習(復習) | テキスト第6章第5節(p263-266)第7章(p268-300)プリントの要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト第8章第1,2,3節(p302-319)を読んでおく |
授業 | 治療導入への支援、再発予防への取り組み、退院促進 | |
事後学習(復習) | テキスト第8章第1,2,3節(p302-319)と配付されたプリントの要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまで学習した範囲とプリントの要点の確認 |
授業 | まとめ④(テスト並びにその解説) | |
事後学習(復習) | 小テストの復習 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 期末試験の代わりに中間評価として2回の小テストを行い評価の資料とする。平常点として、授業の態度、授業への参加度を評価し、テストの結果と総合して全体の評価をする。割合は上記表に示したとおりである。なお、 精神医学ⅠおよびⅡのいずれも受講しなければ、単位は与えられません。 |