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臨床心理査定演習Ⅱ

科目名 臨床心理査定演習Ⅱ
ナンバリング
担当者 太田 秀樹
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻
分類 必修科目 基礎分野
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 1年 後期 2単位 必修
授業の概要
及びねらい
臨床心理査定Ⅰで学んだことを基に,さらに心理査定(特に心理検査)の理解,方法,報告書作成について実習を通して身に付けていく。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1)心理的査定(アセスメント)の目的及び倫理を理解する。
2)心理アセスメントにおける心理検査の意義を学び,方法を習得し,報告書が書けるようになる。
3)適切な記録、報告、振り返りが出来るようになる。
4)心理検査バッテリーについて理解し、実施できるようになる。
学習方法 実習。
テキスト及び
参考書籍
備考に記載。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                         10   10 10 10   20 20 20       100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 50
授業態度 20
受講者の発表 10
授業の参加度 20
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスを読んで,授業の概要と内容,到達目標、評価方法などを理解しておくこと。
授業 オリエンテーションおよび前期臨床心理査定先週Ⅰの振り返り
事後学習(復習) 前期臨床心理査定Ⅰの資料や作成したレポートを見返しておくこと。
第2週 事前学習(予習) 前期に行った心理検査について,解説書は配布資料、作成したレポート等を見直しておくこと。
授業 模擬事例の心理検査結果解釈および所見作成。
事後学習(復習) 配布された解説資料を見返しておくこと。
第3週 事前学習(予習) 概説書,参考書を読んでおくこと。
授業 実習 人格検査①質問紙法 YG検査 検査者と被検者とになって体験。
事後学習(復習) 検査結果をまとめる。
第4週 事前学習(予習) 概説書,参考書を読んでおくこと。
授業 実習 人格検査②投影法 SCT(文章完成法) 検査者と被検査者とになって体験。
事後学習(復習) 検査結果をまとめる。
第5週 事前学習(予習) 概説書,参考書を読んでおくこと。
授業 講義 バウムテスト,その他描画テストについて。
事後学習(復習) 配布資料を読み直しておくこと。
第6週 事前学習(予習) 前回配布資料,参考書を読み込んでおくこと。
授業 実習 人格検査③投影法 バウムテスト,その他 個人で描いて味わってみる。
事後学習(復習) 検査結果をまとめる。
第7週 事前学習(予習) 参考書を読んでおくこと。
授業 実習 人格検査④投影法 バウムテスト その他 検査者と被検者とになって体験。
事後学習(復習) 検査結果をまとめる。
第8週 事前学習(予習) 解説書,参考書を読んでおくこと。
授業 実習 人格検査⑤投影法 HTP法 検査者と被検者とになって体験。
事後学習(復習) 検査結果をまとめる。
第9週 事前学習(予習) 概説書,参考書を読んでおく。
授業 実習 人格検査⑥投影法 風景構成法 検査者と被検者とになって体験。
事後学習(復習) 検査結果をまとめる。
第10週 事前学習(予習) 概説書を読んでおくこと。
授業 講義 TATについて。
事後学習(復習) 配布資料を熟読しておくこと。
第11週 事前学習(予習) 概説書を読んでおくこと。
授業 実習 人格検査⑦投影法 TAT 被検者と被被検者とになって体験。
事後学習(復習) 検査結果をまとめる。
第12週 事前学習(予習) 概説書を熟読しておくこと。
授業 講義 知能検査WAIS-Ⅲについて。第1回
事後学習(復習) 配布資料を読み込んでおくこと。
第13週 事前学習(予習) 概説書,配布資料を読んでおくこと。
授業 講義 知能検査WAIS-Ⅲについて。第2回
事後学習(復習) 実施方法を復習しておくこと。
第14週 事前学習(予習) 概説書を熟読しておくこと。
授業 講義 知能検査WISC-Ⅳについて。第1回
事後学習(復習) 配布資料を読み込んでおくこと。
第15週 事前学習(予習) 概説書,配布資料を読み込んでおくこと。
授業 講義 知能検査WISC-Ⅳについて。 第2回
事後学習(復習) 実施法を復習しておくこと。
第16週 事前学習(予習) これまでの実習体験を振り返り,心理検査の意義や疑問点を明らかにしておくこと。
授業 まとめ 振り返り
事後学習(復習) 授業全体を振り返り,心理検査法の実施法を身に付けておくこと。
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 参考書:バウムテスト 第3版 カール・コッホ(著)誠信書房。
風景構成法 その基礎と実践 皆藤章(著)誠信書房。
臨床検査バッテリーの実際 高橋頼子・津川律子(著)遠見書房。
描画テスト 高橋頼子(著)北大路書房。
TAT解釈の実際 安香宏・藤田宋和(著) 新曜社。