科目名 | 免疫と感染 |
ナンバリング | |
担当者 | 菖蒲池 健夫 |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基礎科目 |
関連する 資格・免許 |
養護教諭一種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
感染の原因になる生物(細菌,真菌,原虫,ウイルス)の性質を理解し,ヒトと微生物とが関わることでおこる種々の反応を学ぶ.ヒトに病原性をもつ微生物とその感染症,それらの感染を予防する方法について理解することにより,医療現場における感染を防止し,来院者を適切に看護する能力を養う. |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)微生物(細菌,真菌,原虫,ウイルス)の構造と特徴を理解する 2)感染とはなにか,を理解する 3)病原体の病原因子について理解する 4)病原体に対する生体防御機構(自然免疫と獲得免疫,液性免疫と細胞性免疫)について理解する 5)感染症の予防について理解する 6)さまざまな微生物とそれらがおこす感染症を理解する |
学習方法 | 講義 |
テキスト及び 参考書籍 |
系統看護学講座 専門基礎6 疾病のなりたちと回復の促進 [3] 微生物学 医学書院 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 80 | 100 | ||||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | 80 | |||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト4-12, 198-201ページを通読しておく. |
授業 | 微生物の種類と特徴免疫と感染に関する歴史と現状,微生物の種類 | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト70-75, 96-106, 134-141ページを通読しておく. |
授業 | 感染様式,自然免疫 | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト106-122ページを通読しておく. |
授業 | 獲得免疫,予防接種 | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト100-103, 126-128ページおよび,病理学と病態生理学の該当部分を通読しておく. |
授業 | 病原体の認識, アレルギー | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト14-34ページを通読しておく. |
授業 | 細菌の構造 | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト218-234, 246-247ページを通読しておく. |
授業 | グラム陽性球菌,グラム陰性球菌,グラム陰性桿菌(緑膿菌,百日咳菌,インフルエンザ菌) | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト205-207, 234-252ページを通読しておく. |
授業 | グラム陰性桿菌(腸内細菌科、ビブリオ属),らせん菌,グラム陽性桿菌(バシラス属) ,感染症法 | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト80-85, 252-257, 263-270ページを通読しておく. |
授業 | グラム陽性桿菌,嫌気性菌,細菌毒素 | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト257-263, 270-286ページを通読しておく. |
授業 | 抗酸菌,スピロヘータ,マイコプラズマ,偏性細胞内寄生細菌 | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト34-37, 72-85, 134-136, 170-18ページを通読しておく. |
授業 | 細菌の病原因子,食中毒,抗菌薬,常在菌叢 | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト40-53, 85-88, 184-189, 288-308ページを通読しておく. |
授業 | 真菌,原虫の性質と感染症 | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト144-154, 202-205, 208-214ページを通読しておく. |
授業 | 院内感染,菌交代症,滅菌,消毒 | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト58-66, 88-93, 189-195, 320-344ページを通読しておく. |
授業 | ウイルスの構造と性質,経口感染するウイルス | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト312-361ページを通読しておく. |
授業 | 乳幼児のウイルス感染症,垂直感染するウイルス,飛沫感染するウイルス | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキスト310-359ページを通読しておく. |
授業 | 肝炎ウイルス,がんと関連するウイルス,ヘルペスウイルス,ヒト免疫不全ウイルス | |
事後学習(復習) | テキストと配付資料の振り返りを行う。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |