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国語科演習

科目名 国語科演習
ナンバリング CS_C3_02
担当者 岩根 浩
開設学科
専攻・コース
子ども学科
分類 専門教育科目 専門展開科目
関連する
資格・免許
小学校教諭一種免許状
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 3年 後期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
小学校国語科指導を進めていく上で重要な「教材分析」の方法や「指導技術」の習得を通して、授業者に求められる理論と実践力の基礎を身に付ける。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1)「小学校学習指導要領(国語科)」の目標及び内容等を学年及び各領域などの観点から系統的に整理し、培うべき「国語学力」について理解することができる。
2)教科書にある教材を取り上げ、実際に教材を分析したり研究したりする活動を通して、小学校教師としての
 指導力の基礎を身に付けることができるようにする。
3)具体的な授業(例)をもとに、授業展開の方法や指導技術を習得することができるようにする。
4)授業改善のための方途を探っていこうとする教師の姿勢と意欲の重要性について理解することができる。
学習方法 講義・演習(個別及びグループ別調査研究活動・模擬授業の実施)
テキスト及び
参考書籍
文部科学省『小学校学習指導要領解説 国語編』(東洋館出版社)/中原國明・大熊 徹『実践へのヒント 国語科授業用語の手引き』(教育出版)/久米 公『漢字指導の手引き』(教育出版)
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                           10 10 10 10 20 10 10 10 10     100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等 20
宿題・授業外レポート 50
授業態度  
受講者の発表 20
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバス(授業計画書)を読み、本授業で学びたいことをまとめておく。
授業 オリエンテーション、国語教育と国語科教育、学習計画の立案
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第2週 事前学習(予習) 『小学校学習指導要領解説 国語編』の「目標」に関する箇所を読む。
授業 国語科の目標(教科目標・学年目標)
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第3週 事前学習(予習) 『小学校学習指導要領 国語編』の「内容」に関する箇所を読む。
授業 国語科の内容と構造(国語科で「何を」「どのように」学ぶか)
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第4週 事前学習(予習) 学習指導要領が目指す国語科授業について、自分なりに調べておく。
授業 学習指導要領が目指す国語科授業①
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第5週 事前学習(予習) 『小学校学習指導要領解説 国語編』を読み、目指す国語科授業に関するキーワードを探す。
授業 学習指導要領が目指す国語科授業②
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第6週 事前学習(予習) 『小学校学習指導要領解説 国語編』の「指導計画の作成と内容の取扱い」を読む。
授業 国語科指導における「知識及び技能の習得」と「言語活動」について
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第7週 事前学習(予習) 『小学校学習指導要領解説 国語編』の各学年「A 話すこと・聞くこと」を読んでおく。
授業 「話すこと・聞くこと」の授業づくり(教材開発・教材研究・単元の指導計画と評価・発問・板書)
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第8週 事前学習(予習) 『小学校学習指導要領解説 国語編』の各学年「B 書くこと」を読んでおく。
授業 「書くこと」の授業づくり(教材開発・教材研究・単元の指導計画と評価・発問・板書・ノート等)
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第9週 事前学習(予習) 『小学校学習指導要領解説 国語編』の各学年「C 読むこと(説明的文章系統)」を読んでおく。
授業 「読むこと(説明的文章系統)」の授業づくり①(教材分析・単元の指導計画と評価・発問・板書等)
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第10週 事前学習(予習) 『小学校学習指導要領解説 国語編』の各学年「C 読むこと(説明的文章系統)」を読んでおく。
授業 「読むこと(説明的文章系統)」の授業づくり②(教材分析・単元の指導計画と評価・発問・板書等)
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第11週 事前学習(予習) 『小学校学習指導要領解説 国語編』の各学年「C 読むこと(文学的文章系統)」を読んでおく。
授業 「読むこと(文学的文章系統)」の授業づくり①(教材分析・単元の指導計画と評価・発問・板書等)
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第12週 事前学習(予習) 『小学校学習指導要領解説 国語編』の各学年「C 読むこと(文学的文章系統)」を読んでおく。
授業 「読むこと(文学的文章系統)」の授業づくり②(教材分析・単元の指導計画と評価・発問・板書等)
事後学習(復習) 配付資料、板書等によって、本時の学習内容を整理する。
第13週 事前学習(予習) 模擬授業の場面に関して、発問や板書、ワークシート、評価のポイントなどを事前に考えておく。
授業 模擬授業・授業検討会①②
事後学習(復習) 模擬授業を振り返り、成果と課題について整理する。
第14週 事前学習(予習) 模擬授業の場面に関して、発問や板書、ワークシート、評価のポイントなどを事前に考えておく。
授業 模擬授業・授業検討会③④
事後学習(復習) 模擬授業を振り返り、成果と課題について整理する。
第15週 事前学習(予習) これまでの授業で学んだことを振り返り、自分の課題を明らかにする。
授業 国語における指導方法・指導技術、学習のまとめ
事後学習(復習) 「国語科演習」での学びを振り返り、国語教師になるために心がけていくことをまとめる・
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ・事前及び事後学習の時間(自習時間)をそれぞれ、1時間以上確保するように努めてください。
・「国語科指導法」(2年次)で学んだ基礎理論を踏まえ、小学校国語科の授業者に求められる指導力の基礎を身に付けるために、教科書に掲載されている教材(作品)を取り上げながら、教材研究や教材分析、模擬授業等を通して、具体的かつ実践的な学習を進めていきます。また、板書、漢字及び筆順指導、ノート指導の在り方等、小学校教師に求められる基本的な指導技術についても随時扱っていきます。本科目は、4年次の「小学校教育実習」につながっていきます。
・紹介する参考書や配付資料等をもとに、授業の内容をしっかりと整理するよう努めてください。
・課題(小テストやレポート等)に対するフィードバックを行います。