科目名 | 教育相談 |
ナンバリング | |
担当者 | 吉村 春生 |
開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 健康栄養学科 看護学科 スポーツ健康福祉学科 社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
関連する 資格・免許 |
栄養教諭一種免許状 高等学校教諭一種免許状(公民) 中学校教諭一種免許状(保健体育) 高等学校教諭一種免許状(保健体育) 養護教諭一種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 前期 | 2単位 | 選択(健康栄養学科・看護学科・社会福祉学科) 選択必修(心理カウンセリング学科・スポーツ健康福祉学科) |
授業の概要 及びねらい |
今日の心の問題に対して教師がどのように理解し対応していくのがよいのか。また、心の問題を予防する学校環境とは何かを明らかにすることは教育的課題である。そこで、本講座では、幼児・児童・生徒の心の発達と危機や、学校現場で生じやすい様々な問題の紹介を通して、教師が果たす役割や機能について考えを深め合う。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
17年間、小学校教員としての実務経験をもつ教員が、今日の教育的問題(いじめ問題、不登校等)の理解と対応及び課題等を事例を通して提示する。また、予防的な教育相談活動を進めていく上での教師が果たす役割や機能について考えを深め合う。 |
授業の 到達目標 |
1.教育相談の目的と意義、教師が果たす役割について説明できる。 2.乳幼児期・児童期・青年期の心の発達と危機について説明できる。 3.学校ストレスと適応について理解できる。 4.心の問題の種類と対応について理解できる。 5.カウンセリングの基礎的な理論や技法について理解できる。 6.カウンセリングの基本的な視点を取り入れた教育相談を考案できる。 7.教育相談に必要な校内体制の整備や、専門機関等との連携について理解できる。 |
学習方法 | 講義・演習(講義・演習後に小レポートなどで学習の確認を行う) |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:特には指定せず、随時プリントを配布。参考図書:「教師のための学校カウンセリング」小林正幸、橋本創一著、松尾直博編(有斐閣アルマ) |
【心理カウンセリング学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 55 | 20 | 5 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【健康栄養学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 55 | 20 | 5 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【看護学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 55 | 20 | 5 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【スポーツ健康福祉学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 55 | 20 | 5 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【社会福祉学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 55 | 20 | 5 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | プロフィール作成(自己紹介)の内容を考えておく。 |
授業 | ガイダンス(授業の進め方、成績評価の方法と基準についての説明)[演習Ⅰ.自己開示] | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。(参考図書→第1章、第4章) |
授業 | 教育相談の目的と意義 | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。(参考図書→第3章、第4章) |
授業 | 教育相談の組織と役割 | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。(参考図書→第7章、第8章) |
授業 | 教育相談に生かすカウンセリング①(学習・行動理論の活用) | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。(参考図書→第6章) |
授業 | 教育相談に生かすカウンセリング②(精神分析・成長理論の活用)[演習Ⅱ.○と家族] | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。(参考図書→第14章) |
授業 | 乳幼児期の心と発達と危機 | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。(参考図書→第2章、第11章、第12章、第13章) |
授業 | 児童期・青年期の心と発達と危機 | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。(参考図書→第10章、第14章、第15章) |
授業 | 学校ストレスと適応 [演習Ⅲ.ストレス反応テスト] | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。(参考図書→第5章) |
授業 | 心の問題の種類と対応 [演習Ⅳ.スクリーニングテスト] | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。(参考図書→第16章、第17章、第18章) |
授業 | 発達障害児の理解と援助 | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。(参考図書→第11章、第12章) |
授業 | 教育相談の実際①(不登校の経過と段階に応じた支援) | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。(参考図書→第11章、第12章) |
授業 | 教育相談の実際②(いじめの問題や反社会的行動の理解と支援) | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。 |
授業 | 教育相談の実際③(描画を用いた心の健康づくり)[演習Ⅴ.ステンドグラス法] | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。 |
授業 | 教育相談の実際④(遊戯を用いた心の健康づくり)[演習Ⅵ.お気に入り活動] | |
事後学習(復習) | 配布プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 配布プリントを読んでおく。 |
授業 | 教育相談体制づくり(校内体制の整備や専門機関等との連携) | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 演習ⅡとⅤについては、A4版の大きさの画用紙(1枚)と新聞紙(1~2枚)、クレヨンかクレパスを準備。演習Ⅵについては、”お気に入り”のアイテム等を準備。詳細については、講義の際に説明する予定。 |