科目名 | 健康体力づくり論 |
ナンバリング | |
担当者 | 町田 由紀子 |
開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
健康運動実践指導者受験資格 健康運動指導士受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
青少年期から高齢者までの様々な対象者の健康づくり運動の方法やその特徴を説明し、安全で効果の期待できるトレーニングメニューを考案、指導するための健康体力づくりの基礎的知識を養うことを目的とする。健康づくりのための身体運動基準や指針等健康づくり施策について、健康づくりや運動への理解を深める。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
行政による健康教育および健康づくり人材育成活動経験をもつ教員が、健康づくりの概念や我が国の運動の基準・指針について、また健康・体力づくりのためのトレーニングのプログラム作成や実践方法について指導する科目である。 |
授業の 到達目標 |
①知識・理解:・健康の概念やわが国の健康水準の現状を説明できる。 ・運動の基準、指針を説明できる。 ・身体運動と生活習慣病との関連を説明できる。 ・各種のトレーニングの特徴とその効果を説明できる。 ②思考・判断:・対象者の健康状態や体力状況に合った基本的トレーニング内容を思考できる。 ③関心・意欲:・体力づくりや健康づくりのための運動の役割や効果について理解し、運動への関心をもつ。 ④態度 :・健康、体力づくりのためのトレーニングを考察したり自ら実践できる態度で取り組む。 |
学習方法 | 講義。スライドおよび配布プリントに基づいて学習する。必要に応じて実技形式の授業も行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:資料等を配布し、必要に応じて指示する。 参考書 :健康運動実践指導者用テキスト、健康運動指導士養成講習会テキスト(財)健康・体力づくり事業財団発行 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ◎ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスをよく読み、授業の概要や到達目標を把握しておく |
授業 | 健康の概念、健康水準、健康づくり施策と社会環境の整備 | |
事後学習(復習) | 健康の概念、健康水準についてまとめる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 健康運動指導士について調べる |
授業 | 健康づくり施策と健康運動指導士の社会的役割 | |
事後学習(復習) | 健康づくり施策のこれまでの内容をまとめる | |
第3週 | 事前学習(予習) | 運動基準・運動指針について調べる |
授業 | 運動基準・運動指針 | |
事後学習(復習) | 運動基準・運動指針についてまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | 生活習慣病について調べる |
授業 | 生活習慣病と健康づくり | |
事後学習(復習) | 生活習慣病予防改善の健康づくりについてまとめる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 健康づくりの運動について調べる |
授業 | 健康づくり運動とプログラム作成 | |
事後学習(復習) | 健康づくり運動のプログラムについてまとめる | |
第6週 | 事前学習(予習) | トレーニングメニューを考えておく |
授業 | トレーニング条件と反応・トレーニング強度 | |
事後学習(復習) | トレーニングメニューを作成し、まとめる | |
第7週 | 事前学習(予習) | 主な筋肉を調べる |
授業 | 筋力と筋量増強のトレーニング条件とその効果 | |
事後学習(復習) | 筋力、筋力増強を目的としたトレーニングメニューについてまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 筋肉の起始部停止部について調べる |
授業 | 筋パワーと筋持久力トレーニングの条件とその効果 | |
事後学習(復習) | 筋パワーと筋持久力のトレーニングメニューについてまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 有酸素運動について調べる |
授業 | 全身運動によるエアロビックトレーニング | |
事後学習(復習) | エアロビックトレーニングメニューについてまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 障害者のトレーニングについて調べる |
授業 | 障害者の運動能力の特徴とトレーニング | |
事後学習(復習) | 障害者の運動能力とトレーニングについてまとめる | |
第11週 | 事前学習(予習) | 青少年期に行ったトレーニングを調べる |
授業 | 青少年期の成長発達とトレーニング | |
事後学習(復習) | 成長発達に応じたトレーニングについて整理する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 女性の体力の特徴について調べる |
授業 | 女性の体力・運動能力の特徴とトレーニング | |
事後学習(復習) | 女性の体力・運動能力を考慮したトレーニングについて整理する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 高齢者のトレーニングについて調べる |
授業 | 加齢に伴う体力の自然衰退とトレーニング | |
事後学習(復習) | 加齢に伴う身体の変化とトレーニングについてまとめる | |
第14週 | 事前学習(予習) | トレーニング時の安全管理について調べる |
授業 | トレーニングの実際と安全管理 | |
事後学習(復習) | トレーニングの安全管理について整理する | |
第15週 | 事前学習(予習) | 年齢、対象、目的に応じたトレーニングについてまとめる |
授業 | まとめ | |
事後学習(復習) | 健康・体力づくりに関する理論や実践法について総合的にまとめる |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画はあくまで予定であり、進度、内容に応じて変更が出る場合があります。 実際に測定したり、それをもとにメニュー作成を行ったりしますので、積極的に取り組んでください。 |