科目名 | 専門演習 |
ナンバリング | |
担当者 | 土井 幸治 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 4年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
スクールソーシャルワーカーとして、学校現場で活動する上で必要となる考え方や技術について、個別または小集団で体験しながら、その思考及び技法の用い方を身につける。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
学校教育現場で12年間のソーシャルワークの実務経験のある教員が、各概念や実践モデルをどのように応用していくか演習を通して体験的に学んでいきます。 |
授業の 到達目標 |
ソーシャルワークの基盤となる技術(面接、状況分析、支援計画、支援評価、記録など)について、実際の学校現場での支援状況を想定しながら支援を組み立てることが出来る。 1)面接…面接状況に応じて、面接の構造や方法について工夫が出来る。 2)分析…理論を用いて事例を読み解くことが出来る。 3)計画…目標、課題、手立てといった体系的な計画が立てられる。 4)評価…計画の遂行状況や支援の有効性について評価が出来る。 5)記録…チームで共有することを意識した記録が出来る。 |
学習方法 | 各種理論、技法について教員の説明をきく。 説明後に、個別または小集団での演習(ロールプレイや意見交換など)を通して理解を深める。 |
テキスト及び 参考書籍 |
特に指定なし。 必要に応じて教員が資料を配布する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 20 | 20 | 20 | 20 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | 60 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 40 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | |
授業 | オリエンテーションとソーシャルワークの基礎 | |
事後学習(復習) | ||
第2週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 仕事の内容を説明してみよう | |
事後学習(復習) | ||
第3週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 面接技法―面接の構造化と応答 | |
事後学習(復習) | ||
第4週 | 事前学習(予習) | |
授業 | アセスメント技法―システム論を援用した事例分析 | |
事後学習(復習) | ||
第5週 | 事前学習(予習) | |
授業 | アセスメント技法―生態学理論を援用した事例分析 | |
事後学習(復習) | ||
第6週 | 事前学習(予習) | |
授業 | アセスメント技法―行動理論を援用した事例分析 | |
事後学習(復習) | ||
第7週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 支援計画を立ててみよう | |
事後学習(復習) | ||
第8週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 効果測定の方法―支援の効果をどのように示すか | |
事後学習(復習) | ||
第9週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 記録技法―記録の種類と方法、チームでの共有化 | |
事後学習(復習) | ||
第10週 | 事前学習(予習) | |
授業 | アウトリーチ技法―インボランタリーなクライエントにどのように関与するか | |
事後学習(復習) | ||
第11週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 子どもと関係を築くための工夫を考えよう | |
事後学習(復習) | ||
第12週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 支援に活用できそうな道具を開発しよう | |
事後学習(復習) | ||
第13週 | 事前学習(予習) | |
授業 | ソーシャル・スキルス・トレーニングに取り組む | |
事後学習(復習) | ||
第14週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 構成的グループ・エンカウンターに取り組む | |
事後学習(復習) | ||
第15週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 効果的なケース会議のあり方 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・講義内容は、受講する学生の関心ごとや希望進路に応じて変更を一部変更を考えています。 ・講義日程は、受講する学生と教員の都合のあう日程で設定したいと考えています。 以上の2点から、履修を希望する学生は、初回の講義がいつになるか掲示板を確認し、オリエンテーションへの参加をお願いします。 スクールソーシャルワーカーを想定し、学校現場の例を多く取り扱いますが、相談援助職を希望する学生にとっては、共通する点が多く参考になるかと思います。積極的な参加をお願いします。 |