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運動療法学

科目名 運動療法学
ナンバリング RP_G2_02
担当者 満丸 望
開設学科
専攻・コース
リハビリテーション学科 理学療法学専攻
分類 専門教育科目 専門科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 2年 後期 2単位 必修
授業の概要
及びねらい
運動療法は理学療法の中心的な治療手段である。この授業では、運動療法の理念ならびに基本的な治療手技について講義する。運動療法の手技や考え方を理解するためには、1年次に学習した解剖学や生理学、運動学の知識が必要不可欠である。授業を受ける準備として、復習をしておくことが望ましい。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1.関節可動域制限の因子および改善の方法を理解する。
2.関節モビライゼーションとストレッチングの方法を理解する。
3.筋力および持久力低下の原因および改善の方法を理解する。
4.運動療法機器の適応を理解し、安全に使用できる。
5.筋緊張異常を理解し、適切な手技を選択できる。
6.協調性運動障害の分類を理解し、適切な手技を選択できる。
7.バランス障害の原因を理解できる。
8.姿勢障害の分類と原因を理解できる。
学習方法 講義中心でおこなう
テキスト及び
参考書籍
運動療法学 障害別アプローチの理論と実際(文光堂)
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                           10   40 20     20 10       100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 50
小テスト等 30
宿題・授業外レポート 10
授業態度  
受講者の発表  
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習)
授業 運動療法の理念(定義と歴史)、解剖学・生理学の知識の確認(小テスト実施)
事後学習(復習)
第2週 事前学習(予習) 機能解剖学を復習しておく
授業 運動療法の基礎(関節運動学) 
事後学習(復習) 副運動を理解する
第3週 事前学習(予習) 呼吸器、循環器の機能について復習しておく
授業 運動が身体に齎す効果
事後学習(復習) 運動による諸機能の変化を理解する
第4週 事前学習(予習)
授業 トレーニングの基礎的原理、リスク管理
事後学習(復習) 基礎的原理を理解する。運動療法の中止基準等を理解する。
第5週 事前学習(予習)
授業 運動療法機器(参考資料配布) 実技を行う
事後学習(復習) 機器を安全に正しく使用できる
第6週 事前学習(予習) 関節運動学の復習
授業 関節可動域制限に対する運動療法 
事後学習(復習) エンドフィールを理解する
第7週 事前学習(予習)
授業 関節モビライゼーションとストレッチング  実技を行う
事後学習(復習) ストレッチングの種類、モビライゼーションの種類を理解する
第8週 事前学習(予習) 筋力の評価法を復習しておく、筋学総論を復習しておく
授業 筋力低下に対する運動療法
事後学習(復習) 抵抗位置や負荷の種類、収縮形態の違いによる効果について理解する
第9週 事前学習(予習) 呼吸、循環系について復習しておく
授業 持久力低下に対する運動療法 
事後学習(復習) 筋持久力、全身持久力を理解する
第10週 事前学習(予習) 運動麻痺について理解しておく
授業 中枢神経性運動麻痺に対する運動療法 
事後学習(復習) 様々なアプローチとその特徴を理解する
第11週 事前学習(予習)
授業 協調性運動障害に対する運動療法
事後学習(復習) 国家試験問題が解ける
第12週 事前学習(予習) バランス障害の評価法について理解する
授業 バランス障害に対する運動療法
事後学習(復習)
第13週 事前学習(予習)
授業 姿勢障害に対する運動療法  グループワークを行う
事後学習(復習)
第14週 事前学習(予習) 痛みの原因について調べておく
授業 痛みに対する運動療法
事後学習(復習)
第15週 事前学習(予習) 大脳、小脳の復習をしておく
授業 運動学習
事後学習(復習) 国家試験問題が解ける
第16週 事前学習(予習)
授業 試験
事後学習(復習)
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 実技の際には白衣、実習靴の準備をしておくこと