科目名 | 疾病論Ⅱ |
ナンバリング | HN_C1_08 |
担当者 | 楢本 千珠子 |
開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
管理栄養士国家試験受験資格 栄養教諭一種免許状 食品衛生監視員任用資格 食品衛生監視員任用資格 食品衛生管理者任用資格 食品衛生管理者任用資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
各疾患の成因・病態・診断・治療について解説する。生活習慣が疾病の中心である現代医療の中で、栄養士の果たす役割は、とても大きく、重要であることを説明する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
50年医師として診療、栄養指導に従事した教員による授業。その実務経験を生かして、各疾患の成因・病態・診断・治療について解説する。生活習慣が疾病の中心である現代医療の中で、栄養士の果たす役割は、とても大きく、重要であることを説明する。 |
授業の 到達目標 |
1.人体の仕組みを理解する。人間は60兆個の細胞から成り立つ生物である。全体性という原理をもち外界に 対して能動的である。自然界の法則に従うという特徴を持つことを解説する。 2.器官別に形態や機能、主要疾患の成因、病態、診断及び治療の概要を説明する。 3.感染、免疫と生体防御、悪性腫瘍等もその機構と関連疾患を系統的に説明する。 4.各々の生命が、いかなる時も、十全にその力を発揮できるように、もっとも身近な生活の援助者として、栄 養士は食事を通じて深く関わっていることを説明する。 |
学習方法 | 講義(テキスト使用) ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
疾病の成り立ち : 臨床医学第4版 / 田中明編 建帛社。 参考書 : 人体のしくみとはたらき 医学書院。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 90 | 100 | ||||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ◎ | 90 | |||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト(P101-109)を読んでおくこと |
授業 | 動脈硬化 | |
事後学習(復習) | 一次止血、二次止血、血栓症、塞栓症などを把握しておく | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト(P109-112)を読んでおくこと |
授業 | 高血圧症、心不全 | |
事後学習(復習) | 正常血圧、高血圧の定義を確認し、記憶すること | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト(P113-117)を読んでおくこと |
授業 | 狭心症、心筋梗塞、不整脈 | |
事後学習(復習) | 狭心症と心筋梗塞の違いを正確に理解する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 「解剖生理学」の講義で使用したテキストで、腎臓の機能と構造を再確認する |
授業 | 糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全、慢性腎臓病 | |
事後学習(復習) | 腎機能検査の種類と基準値を理解する | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト(P133-136)を読んでおくこと |
授業 | 血液透析、腹膜透析、アシドーシス、アルカローシス | |
事後学習(復習) | 透析導入の時期を正しく把握する | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト(P137-144)を読んでおくこと |
授業 | 内分泌疾患 | |
事後学習(復習) | 甲状腺疾患について、特に学習しておくこと | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト(P145-147)を読んでおくこと |
授業 | 脳出血、脳梗塞、くも膜下出血 | |
事後学習(復習) | 発病時の処置は、板書を参考に整理しておくこと | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト(P148-150)を読んでおくこと |
授業 | 認知症、パーキンソン病 | |
事後学習(復習) | 健康な人の物忘れと認知症の人の物忘れの違いを把握する | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト(P151-155)を読んでおくこと |
授業 | 慢性閉塞性肺疾患COPD、気管支喘息 | |
事後学習(復習) | COPDの症状、予防、治療を再学習する | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト(P155-157)を読んでおくこと |
授業 | 肺炎、肺がん | |
事後学習(復習) | 肺炎については、板書を参考に整理しておくこと | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト(P158-165)を読んでおくこと |
授業 | 骨祖鬆症、サルコペニア、ロコモティブシンドローム | |
事後学習(復習) | 骨粗鬆症と骨軟化症の違いを把握する | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト(P171-177)を読んでおくこと |
授業 | 貧血、その他の血液疾患 | |
事後学習(復習) | 鉄欠乏性貧血と巨赤芽球性貧血について学習する | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト(P178-179)を読んでおくこと |
授業 | 食物アレルギー、生体防御システム | |
事後学習(復習) | γ-グロブリン、抗原抗体反応、肥満細胞について理解を深める | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト(P179-183)を読んでおくこと |
授業 | 膠原病、自己免疫疾患、免疫不全 | |
事後学習(復習) | RA因子、抗核抗体、LE細胞、Tリンパ球、Bリンパ球を理解する | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキスト(P185-189、P166-170)を読んでおくこと |
授業 | 感染症、生殖系疾患 | |
事後学習(復習) | 日和見感染症、院内感染、再興感染症など再確認する | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 試験 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |