科目名 | 物理療法学 |
ナンバリング | RP_G2_01 |
担当者 | 坂本 飛鳥 |
開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
分類 | 専門教育科目 専門科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
理学療法の構成要素の一つである物理療法について学修する。この授業では物理療法の理念ならびに疾患や障害に適した治療方法の選択について理解を深め、物理療法を使用した基礎的な治療方法などを身に付ける。また、1年次に学修した生理学や基礎物理学の知識をもとに物理療法の手技や考え方を理解する。リハビリテーション医療の現場で理学療法士として経験を積んだ講師が講義する。本科目は理学療法の専門科目となります。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
講師はリハビリテーション医療の現場で15年以上理学療法士として勤務し、特に運動器系理学療法を専門とし疼痛、筋骨格系の研究を行っている。臨床の経験と研究より明らかになっていることをもとに、物理療法をどのように理学療法の治療手段として実施していくか、エビデンスをもとに実践的な内容を講義に取り入れる。 |
授業の 到達目標 |
1)物理療法を理解するために必要な生理学や物理学の知識の整理 2)温熱療法の適応と禁忌について説明できる(ホットパック・パラフィン・超音波・極超短波) 3)牽引療法の適応と禁忌について説明できる 4)水治療法の適応と禁忌について説明できる 5)寒冷療法の適応と禁忌について説明できる 6)電気療法の適応と禁忌について説明できる 7)物理療法の関する基礎的な国家試験問題が解ける |
学習方法 | 講義中心で教科書に沿って学修を進める アクティブラーニング手法を取り入れ、グループワークでの学生の発表に基づいて学修する |
テキスト及び 参考書籍 |
エビデンスから身につける物理療法(庄本康治 著)羊土社 理学療法学ゴールドマスターテキスト物理療法学(柳澤健 著)Medical View 必要に応じて適宜紹介する |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 50 | 20 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | 70 | |||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ||||||||||||||||||||||||
授業態度 | 5 | ||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 教科書・総論1を読んでおくこと。 |
授業 | 物理療法学総論1 | |
事後学習(復習) | 教科書・総論1、配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 教科書を読んでおくこと。炎症について調べておくこと。 |
授業 | 物理療法適応の病態理解 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 教科書を読んでおくこと。炎症について調べておくこと。 |
授業 | 物理療法適応の病態理解(炎症)2 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 教科書を読んでおくこと。組織修復について調べておくこと。 |
授業 | 物理療法適応の病態理解(組織修復) | |
事後学習(復習) | 教科書、配布プリント、小テストなどで復習し、 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 教科書を読んでおくこと。疼痛について調べておくこと。 |
授業 | 物理療法の適応病態の理解(疼痛)1 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 教科書を読んでおくこと。疼痛について調べておくこと。 |
授業 | 物理療法の適応病態の理解(疼痛)2 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 教科書を読んでおくこと。疼痛について調べておくこと。 |
授業 | 物理療法の適応病態の理解(疼痛)3 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 中間試験 | |
事後学習(復習) | ||
第9週 | 事前学習(予習) | ホットパック/パラフィン |
授業 | 温熱療法① (熱伝導/ホットパック/パラフィン) | |
事後学習(復習) | 熱伝導・ホットパック・パラフィンについて配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 超短波・極超短波・超音波 |
授業 | 温熱療法② (電磁波/音波/超短波/極超短波/超音波) | |
事後学習(復習) | 電磁波・音波・超短波・極超短波・超音波について配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 水治療法(教科書) |
授業 | 渦流浴 | |
事後学習(復習) | 教科書(水治療法)配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 教科書(寒冷療法/光線療法) |
授業 | 寒冷療法 光線療法 | |
事後学習(復習) | 教科書(寒冷療法/光線療法)配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 教科書(電気刺激療法) |
授業 | 電気刺激療法総論 | |
事後学習(復習) | 教科書(電気刺激療法)配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 教科書(治療的電気刺激療法・クロナキシー) |
授業 | 治療的電気刺激療法(TENS・干渉波)・クロナキシー | |
事後学習(復習) | 教科書(治療的電気刺激療法/クロナキシー)配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 教科書(牽引療法・その他) |
授業 | 牽引療法・その他 | |
事後学習(復習) | 教科書(牽引療法/その他)配布プリント、小テストなどで復習し、要点をまとめる。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | 総復習 |
授業 | 期末試験 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画の各週の内容は、授業で取り上げる主な事項を示しています 授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更がでる場合があります 1週間の中で事前・事後学修の時間(自習時間)を確保してください 事後学修では小テストを配布しますので、内容の理解に活用してください 小テストの点数は評価には反映しません 定期的にグループワークを行います グループワークの内容については授業の中で提示します |