科目名 | 障害者福祉特論 |
ナンバリング | MS_B2_05 |
担当者 | 滝口 真 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 地域生活支援学専攻(博士前期課程) |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
障がい者福祉に関する社会制度と福祉実践の両側面について概要を理解し、現代社会における障がい者福祉における社会的問題を検討する。また、障がい者への人間観や援助観に立脚したソーシャルワークのあり方を考察する。加えて、地域における生活を営む主体者(当事者)の視点からの援助方法への考察を深める。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1.障がい者福祉に関する社会制度と福祉実践を理解する。 2.現代社会における障がい者福祉における諸問題を理解し検討する。 3.障がいのある当事者への障がい観等の検討をとおして人間観や援助観を確認する。 4.上記3を踏まえたうえで、求められるソーシャルワークの検討を行う。 5.ソーシャルインクルージョンの理念を通して、在宅生活へと地域移行が奨励される障がい当事者の生活の質について検討する。 6.地域における障がい者の療育と支援方法について検討する。 7.障がい者コミュニティワークにおける援助体制について事例考察を通して考察する。 |
学習方法 | 受講者が意見を述べる時間も取りながら、障害者福祉についての知見を深められるようにしていく。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:講義の中に随時紹介する。 参考書:高谷 清著『重い障害をいきるということ』.岩波新書.2011年. |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 20 | 10 | 20 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ○ | 50 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 1.障がい福祉の発達史について調べる |
授業 | 1.障がい福祉の発達史 | |
事後学習(復習) | 1.障がい福祉の発達史の復習 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 障がい者福祉の動向①(社会制度の変遷)について調べる |
授業 | 障がい者福祉の動向①(社会制度の変遷) | |
事後学習(復習) | 障がい者福祉の動向①(社会制度の変遷)の復習 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 障がい者福祉の動向②(福祉実践の現状と課題)について調べる |
授業 | 障がい者福祉の動向②(福祉実践の現状と課題) | |
事後学習(復習) | 障がい者福祉の動向②(福祉実践の現状と課題)の復習 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 障がい者福祉の動向③(障害者総合支援法)について調べる |
授業 | 障がい者福祉の動向③(障害者総合支援法) | |
事後学習(復習) | 障がい者福祉の動向③(障害者総合支援法)の復習 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 障がい者への人間観について調べる |
授業 | 障がい者への人間観 | |
事後学習(復習) | 障がい者への人間観の復習 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 障がい者福祉における療育について調べる |
授業 | 障がい者福祉における療育 | |
事後学習(復習) | 障がい者福祉における療育の復習 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 障がい者福祉における社会支援①(肢体不自由)について調べる |
授業 | 障がい者福祉における社会支援①(肢体不自由) | |
事後学習(復習) | 障がい者福祉における社会支援①(肢体不自由)の復習 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 障がい者福祉における社会支援②(知的障害・発達障害)について調べる |
授業 | 障がい者福祉における社会支援②(知的障害・発達障害) | |
事後学習(復習) | 障がい者福祉における社会支援②(知的障害・発達障害)の復習 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 障がい児福祉における社会支援③(精神障害)について調べる |
授業 | 障がい児福祉における社会支援③(精神障害) | |
事後学習(復習) | 障がい児福祉における社会支援③(精神障害)の復習 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 障がい者自立とソーシャルワーク(自己選択・自己決定)について調べる |
授業 | 障がい者自立とソーシャルワーク(自己選択・自己決定) | |
事後学習(復習) | 障がい者自立とソーシャルワーク(自己選択・自己決定)の復習 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 障がい者自立とソーシャルワーク(地域移行)について調べる |
授業 | 障がい者自立とソーシャルワーク(地域移行) | |
事後学習(復習) | 障がい者自立とソーシャルワーク(地域移行)の復習 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 障がい者自立とソーシャルワーク(雇用・就労支援)について調べる |
授業 | 障がい者自立とソーシャルワーク(雇用・就労支援) | |
事後学習(復習) | 障がい者自立とソーシャルワーク(雇用・就労支援)の復習 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 障がい者自立とソーシャルワーク(余暇生活支援)について調べる |
授業 | 障がい者自立とソーシャルワーク(余暇生活支援) | |
事後学習(復習) | 障がい者自立とソーシャルワーク(余暇生活支援)の復習 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 障がい者福祉とコミュニティ・ソーシャルワークについて調べる |
授業 | 障がい者福祉とコミュニティ・ソーシャルワーク | |
事後学習(復習) | 障がい者福祉とコミュニティ・ソーシャルワークの復習 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 障害者福祉の課題と対策・まとめの確認 |
授業 | 障害者福祉の課題と対策・まとめ | |
事後学習(復習) | 障害者福祉の課題と対策・まとめの復習 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 1.講義においては、積極的に自らの意見を述べるように心がけ、障がい当事者の視点から社会的・生活的課題を考察する視点が重要となります。 2.講義内容に関する予習と復習に取り組み主体的に学習を深めることを期待します。 |