科目名 | 運動方法学演習8(剣道) |
ナンバリング | SH_F1_11 |
担当者 | 池田 孝博 |
開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
中学校教諭一種免許状(保健体育) 高等学校教諭一種免許状(保健体育) |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
当初のオリエンテーションで学生の経験および技能レベルを確認し、それに応じて学習する「わざ」の内容を設定する。授業前半は木刀の操作方法、基本技術・対人技のパターンを学習する。後半は竹刀・剣道具を用いて、着装の方法や打突動作を紹介する。授業のまとめとして、試合ルールと審判法について説明する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
・剣道に関する基本的な専門用語・ルールを理解している。 ・構えや基本動作を言葉で説明できる。 ・技の成否を評価・判定することができる。 ・剣道の伝統的な所作によって行動できる。 ・練習や試合の相手に対する礼法を示すことができる。 ・剣道の構え、足捌きが行える。 ・決められた部位を的確に捉える竹刀・木刀の操作ができる。 ・ルールに則って簡易な試合や審判ができる。 |
学習方法 | 実技 |
テキスト及び 参考書籍 |
特に指定しない。必要に応じて授業の中で紹介する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 30 | 50 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | ○ | 40 | |||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
その他 | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||||||
実技テスト | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 学校教育としての剣道のあり方について自分なりに考える |
授業 | オリエンテーション,学校教育における剣道に関する基本的理解 | |
事後学習(復習) | 学校教育としての剣道のあり方について整理する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 体育としての剣道における型稽古の役割について考える |
授業 | 木刀による剣道基本技稽古法1 基本1,2(1本打ちの技,連続技) | |
事後学習(復習) | 構え,足さばき,抜刀・納刀等の基本所作や打突動作を振り返る | |
第3週 | 事前学習(予習) | 相手の構えを崩す方法について考える |
授業 | 木刀による剣道基本技稽古法2 基本3,4(払い技・引き技) | |
事後学習(復習) | 払い動作,退きながらの打ちについて確認する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 相手が先に技をしかけてきた場合の対処について考える |
授業 | 木刀による剣道基本技稽古法3 基本5,6(抜き技・すりあげ技) | |
事後学習(復習) | 抜き技の足さばき,すりあげの木刀操作を確認する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 相手の動作を予測した場合の攻撃方法を考える |
授業 | 木刀による剣道基本技稽古法4 基本7(出ばな技) | |
事後学習(復習) | 出ばなをとらえるタイミングや身体の運用準備について整理する | |
第6週 | 事前学習(予習) | 相手が先に技をしかけてきた場合の対処について考える |
授業 | 木刀による剣道基本技稽古法5 基本8(返し技) | |
事後学習(復習) | 返し技の木刀操作と足さばきについて整理する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 相手が先に技をしかけてきた場合の対処について考える |
授業 | 木刀による剣道基本技稽古法6 基本9(打ち落とし技) | |
事後学習(復習) | 打ち落とし技の木刀操作と足さばきに着いて整理する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 基本1~9を確認する |
授業 | 木刀による剣道基本技稽古法7 基本1~9のまとめ,剣道具の着装 | |
事後学習(復習) | 剣道具の着装方法を確認する | |
第9週 | 事前学習(予習) | さまざまなしかけ技を確認する |
授業 | 竹刀・剣道具による打ちこみ稽古法1 しかけ技 | |
事後学習(復習) | 竹刀操作,踏み込み動作を確認する | |
第10週 | 事前学習(予習) | さまざまな応じ技を確認する |
授業 | 竹刀・剣道具による打ちこみ稽古法2 応じ技 | |
事後学習(復習) | 応じ技の体さばきと竹刀操作を確認する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 竹刀打ち込みの稽古法を考える |
授業 | 竹刀・剣道具による打ちこみ稽古法3 打ちこみ稽古,掛り稽古 | |
事後学習(復習) | 打ちこみ稽古,掛り稽古の意義や方法を確認する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 技を成就させるための攻防の方法を考える |
授業 | 竹刀・剣道具による打ちこみ稽古法4 地稽古 | |
事後学習(復習) | 地稽古を振り返り,打ったり,打たれたりした状況の理合について確認する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 剣道の試合規則について調べる |
授業 | 剣道の試合方法 | |
事後学習(復習) | 試合方法について確認する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 審判の方法について調べる |
授業 | 剣道の審判方法 有効打突の判定 | |
事後学習(復習) | 審判方法や有効打突の判断の是非について確認する | |
第15週 | 事前学習(予習) | 試合に向けた戦術を考える/審判のやり方を確認する |
授業 | 剣道の試合と審判 | |
事後学習(復習) | 学校教育としての剣道の進め方(カリキュラム編成)を確認する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |