| 科目名 | 幼児教育課程論 |
| ナンバリング | CS_B2_04 |
| 担当者 | 赤星 まゆみ |
| 開設学科 専攻・コース |
子ども学科 |
| 分類 | 専門教育科目 専門基幹科目 |
| 関連する 資格・免許 |
幼稚園教諭一種免許状 保育士資格 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 2年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
幼児教育において、幼児がどのような学びや経験を実現するのか、その枠組みを定めるカリキュラムと教育課程の基準に関する基本的な知識と技術を習得する。具体的には、最近の教育改革と教育課程に関する政策動向を踏まえ、幼児期における教育課程の意義とその編成原理、及びカリキュラム・マネジメント（教育・保育計画と評価）について、法的基準（幼稚園教育要領等）に則って検討する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
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| 授業の 到達目標 |
１．幼児期の子どもの育ちに関する問題に関心を持ち、それを複眼的にとらえて討論できる。 ２．幼児期の教育における教育課程の役割・機能・意義を理解し、わが国の教育課程・保育課程の基準について具体的に説明できる。 ３．幼児期の教育課程を編成する原理及び幼児教育の実践に即した幼児教育課程編成の方法について理解し、説明できる。 ４．幼児期の子どもの育ちを支えるカリキュラムの特性を理解し、幼稚園等におけるカリキュラム・マネジメントの意義を理解する。 ６．幼児教育と子どもの育ちにかかわる政策動向を理解し、基本的な知識を身につける。 ７．具体的な教育課程の開発と編成について創造的に考えることができる。 |
| 学習方法 | 講義形式を中心に、視聴覚教材の援用、グループワークや発表等、及び学習のピアレビューを取り入れる。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業（ZOOM等）に切り替える場合があります。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
松村和子・近藤幹生『教育課程・保育課程を学ぶ：子どもの幸せをめざす保育実践のために』ななみ書房。 及び、「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」、と各解説を使用する。参考書は、適宜、指示する。必要に応じて資料を配付する。 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 60 | |||||||||||||||||
| 小テスト等 | ◎ | ○ | ○ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ||||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ||||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ◎ | ○ | |||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 授業ノートの作成は必須事項であり、総合的評価として加味する。 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | シラバス・テキストの確認、シラバスをもとに履修目標を検討する（ノート準備） |
| 授業 | ガイダンス（授業の目的、内容、方法）―幼児期の子どもの育ちを考える | |
| 事後学習(復習) | 配付資料の整理、及び履修計画の作成 | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | 配付資料の熟読、子どもの育つ環境の変化に関するワークシートの記入（テキスト・配付資料等参考） |
| 授業 | 幼児期とカリキュラム（1）―子どもの育つ環境の変化 | |
| 事後学習(復習) | 配付資料の整理、授業内容の整理によるノート作成、小レポート | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | 配付資料の熟読、世界の保育カリキュラムに関するワークシートの記入（テキスト・配付資料等参考） |
| 授業 | 幼児期とカリキュラム（2）―世界の保育カリキュラム（OECD調査：Starting strong）／ 課題レポート | |
| 事後学習(復習) | 配付資料の整理、授業内容の整理によるノート作成、小レポート | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | 配付資料の熟読、幼児期の教育課程の基準に関するワークシートの記入（テキスト・配付資料等参考） |
| 授業 | 幼児期の教育課程の役割・機能・意義と基準（幼稚園教育要領・保育所保育指針・幼保連携型認定こども園教育・保育要領） | |
| 事後学習(復習) | 配付資料の整理、授業内容の整理によるノート作成、小レポート | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | 配付資料の熟読、幼児期教育課程の編成に関するワークシートの記入（テキスト・配付資料等参考） |
| 授業 | 幼児期教育課程の編成―基本原理と実践例 ／ 小テスト | |
| 事後学習(復習) | 配付資料の整理、授業内容の整理によるノート作成（実践例のポイント整理） | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 事配付資料の熟読、カリキュラム・マネジメントに関するワークシートの記入（テキスト・配付資料等参考） |
| 授業 | 園づくりとカリキュラム（1）―カリキュラム・マネジメントとカリキュラム評価 | |
| 事後学習(復習) | 配付資料料の整理、授業内容の整理によるノート作成（事例の整理） | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 配付資料の熟読、多様な学校観に関するワークシートの記入（テキスト・配付資料等参考） |
| 授業 | 園づくりとカリキュラム（2）―特色あるカリキュラムの開発 ／ 試験 | |
| 事後学習(復習) | 配付資料の整理、授業内容の整理によるノート作成（疑問点の整理） | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | 既習事項の点検・疑問点等の整理、自己評価の作成 |
| 授業 | 幼児期における「社会に開かれた教育課程」のあり方 ／ まとめ ／ ふりかえり | |
| 事後学習(復習) | ノートの再点検と整理 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 幼稚園教諭、保育士の免許・資格取得に必修である。授業への積極的参加としてノートの作成が重要である。また、各回の学習内容の確認のため、学習のためのピアサポートを導入し、相互に協力することを重視する。なお、事前学習及び学習課題等に関する具体的な指示を記載した詳細な授業計画は、授業開始時に配付する。 |