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子ども学演習

科目名 子ども学演習
ナンバリング
担当者 渡邉 真理子
開設学科
専攻・コース
子ども学科
分類 専門教育科目 ゼミナール
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 3年 通年 2単位 必修
授業の概要
及びねらい
この授業では子どもを取り巻くさまざまな文化や教育に対する知的関心を育むとともに、日本語および英語で書かれた絵本や物語を取り上げながら、児童文学および文化、児童英語教育などの特定のテーマを理解し研究していくための基礎的な力を育成する。本科目は地域志向科目となる。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1) 子どもの教育と文化に関心をもち、それについて研究する態度を身につけることができる。
2) 日本語の評論などの文献を読み、その要旨を自分の文章としてまとめて発表することができる。
3) 学術的な論文の書き方の基本を身につけることができる。
4)英語で書かれた絵本を原書で読み、その内容について文化的な視点から発表することができる。
5) 平易な英語で書かれた文章を英語らしく音読することができる。
6)さまざまな活動を通して、卒業研究のテーマを選択するための準備をすることができる。
7) 図書館やインターネットを活用した文献収集の方法を修得できる。
8) 有名な物語・童話を題材に、その子どもに対する教育上効果について考察を深めることができる。
9) 地域の子どもを対象としたイベントを企画運営することで、子どもに対する理解を深めることができる。
学習方法 講義、文献精読、レポート作成、プレゼンテーション、討論、体験学習
※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。
テキスト及び
参考書籍
Paul Lewis 著 _A Is for Asteroids, Z Is for Zombies: A Bedtime Book about the Coming Apocalypse_(Andrews McMeel Publishing)
その他、必要に応じて資料を配布する。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率     10           10 10         10   10       10 10 20 10 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 30
授業態度 10
受講者の発表 30
授業の参加度 30
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスに目を通しておく.
授業 オリエンテーション(ゼミ・教員紹介・ゼミ配属について)
事後学習(復習) 自分の関心のあるテーマについて考えておく。
第2週 事前学習(予習) ゼミ訪問に向けて訪問すべき研究室を選択
授業 研究室訪問(選択希望のゼミの教員を訪問し、研究テーマについて話す)
事後学習(復習) 希望調査票の作成と提出
第3週 事前学習(予習) 自分の関心あるテーマについて他者に伝えることができるように準備する。
授業 ゼミ別オリエンテーション(授業の進め方、自己紹介、関心あるテーマについての発表)
事後学習(復習) 「子どもミュージアム」の企画内容について考え、それをA4用紙一枚にまとめる。
第4週 事前学習(予習) プレゼンテーションの準備
授業 プレゼンテーション:「子どもミュージアム」の企画案(一人7分以内)
事後学習(復習) 文献収集
第5週 事前学習(予習) 作品の作者および成立過程などの背景について調査する。
授業 グループワーク(1):世界の童話・絵本を精読/ ディスカッション
事後学習(復習) 脚本の仕上げ
第6週 事前学習(予習) 台本の作成
授業 グループワーク(2):課題となる作品をベースにシナリオを作成する
事後学習(復習) 学習内容をノートにまとめる
第7週 事前学習(予習) シナリオの作成と舞台化するための案を考える
授業 グループワーク(3):パフォーマンスについて
事後学習(復習) 問題点をリストアップする。
第8週 事前学習(予習) ゼミ生同士で進行状況を十分に共有しておく。
授業 グループワーク(4):子どもに理解してもらうことを想定した物語の伝え方について
事後学習(復習) 課題をノートにまとめるとともに決定事項についてゼミ生で話し合っておく
第9週 事前学習(予習) 指定された動画を視聴/ 指定された資料の精読
授業 動画を利用したパフォーマンスの理解
事後学習(復習) 学習内容をノートにまとめる
第10週 事前学習(予習) イベントに必要なものをリストアップしておく。
授業 グループワーク(5):「子どもミュージアム」のリハーサルおよび小道具等の準備
事後学習(復習) イベント進行案の作成および役割の最終確認
第11週 事前学習(予習) イベント進行案の作成および役割の最終確認
授業 グループワーク(6):「子どもミュージアム」での実践的プレゼンテーション
事後学習(復習) 活動について振り返りレポートを作成する。
第12週 事前学習(予習) レポート作成に向けた文献調査と精読
授業 レポートの書き方講座
事後学習(復習) ゼミレポートの作成
第13週 事前学習(予習) ゼミレポートの作成
授業 第一回レポートの提出およびその内容についてのプレゼンテーション(一人10分)
事後学習(復習) 自分のレポートの問題点について分析する。
第14週 事前学習(予習) 指定された英文を読んでおく。
授業 A Is for Asteroids, Z Is for Zombies: A Bedtime Book about the Coming Apocalypseの紹介
事後学習(復習) テキストを読み、分からない単語を辞書で調べておく
第15週 事前学習(予習) 前期の学習内容をまとめておく
授業 第二回レポートの作成および提出
事後学習(復習) レポートに対する教員コメントを元に復習する
第16週 事前学習(予習) 指定された英文を読んでおく
授業 A Is for Asteroids, Z Is for Zombies: A Bedtime Book about the Coming Apocalypseの背景
事後学習(復習) テキストを読み、分からない単語を辞書で調べておく
第17週 事前学習(予習) A Is for Asteroids, Z Is for Zombies: A Bedtime Book about the Coming Apocalypse
授業 A Is for Asteroids, Z Is for Zombies: A Bedtime Book about the Coming Apocalypse(1)
事後学習(復習) 分からなかった部分をノートにまとめる
第18週 事前学習(予習) 指定範囲の英文テキストを精読し、発表の準備をする。
授業 A Is for Asteroids, Z Is for Zombies: A Bedtime Book about the Coming Apocalypse(2)
事後学習(復習) 分からなかった部分をノートにまとめる
第19週 事前学習(予習) 指定範囲の英文テキストを精読し、発表の準備をする。
授業 A Is for Asteroids, Z Is for Zombies: A Bedtime Book about the Coming Apocalypse(3)
事後学習(復習) 分からなかった部分をノートにまとめる
第20週 事前学習(予習) 指定範囲の英文テキストを精読し、発表の準備をする。
授業 A Is for Asteroids, Z Is for Zombies: A Bedtime Book about the Coming Apocalypse(4)
事後学習(復習) 分からなかった部分をノートにまとめる。
第21週 事前学習(予習) 指定された評論を読み、その要旨をA4一枚にまとめる。
授業 ゾンビ文化論(1)―-評論の読解と要旨の発表およびディスカッション
事後学習(復習) 学習内容をノートにまとめる。
第22週 事前学習(予習) 指定された評論を読み、その要旨をA4一枚にまとめる。
授業 ゾンビ文化論(2)―-評論の読解と要旨の発表およびディスカッション
事後学習(復習) 学習内容をノートにまとめる。
第23週 事前学習(予習) 指定された資料を精読する。
授業 ゾンビ文化論(3)―-映像表現の視点から
事後学習(復習) 第三回レポートに向けた文献取集とその精読
第24週 事前学習(予習) 第三回レポート(A Is for Asteroids, Z Is for Zombiesについて)の作成
授業 第三回レポートの提出およびその要旨についてのプレゼンテーション/ 発表および討論
事後学習(復習) 教員によるコメントを振り返り、よりよい文章を書けるようにレポートを読み直す。
第25週 事前学習(予習) 指定された文献を読んでおく。
授業 児童英語教育における絵本の効果について(1)―-文献読解
事後学習(復習) 学習内容をノートにまとめる。
第26週 事前学習(予習) 指定された文献を読んでおく。
授業 児童英語教育における絵本の効果について(2)―-実践に向けて
事後学習(復習) 学習内容をノートにまとめる。
第27週 事前学習(予習) 模擬授業のためのアイデアをまとめておく。
授業 児童英語教育における絵本の効果について(3)―-模擬授業にチャレンジ(一人15分)
事後学習(復習) 学習内容をノートにまとめる。
第28週 事前学習(予習) 模擬授業のためのアイデアをまとめておく。
授業 児童英語教育における絵本の効果について(4)―-模擬授業にチャレンジ(一人15分)
事後学習(復習) 第25週から第28週までの学習内容をノートにまとめて整理しておく。
第29週 事前学習(予習) 第四回レポート(「児童英語教育における絵本の効果」))の作成と提出/ 指定された文献を読んでおく。
授業 「子ども」をテーマに研究するということ
事後学習(復習) 学習内容をノートにまとめる
第30週 事前学習(予習) 後期の学習内容をまとめておく
授業 後期のまとめ――卒業研究に向けて
事後学習(復習) 次年度の卒業研究に向けてテーマを選択する
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 本授業の一環として、西九州大学子ども研究ネットワーク主催事業「子どもミュージアム」に参加する。
授業計画は,受講生の状況に応じて変更することもある。
本科目は4年次の「卒業研究」の基礎をなす科目であるため、常に自分の卒業研究をイメージしながら演習および活動に積極的に参加することが望まれる。