科目名 | 社会問題 |
ナンバリング | |
担当者 | 張 韓模 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
社会問題は、人々の生存権や生活権危うくされる問題であるため、諸問題を解決・解消しなければならない。本講義では様々な社会問題を取り上げながら、常に自分自身の課題として認識させ、「自分ならばどう考え、どのように対応するか?」という当事者意識を形成する。そのため諸社会現象の本質分析、原因解明、さらには問題解決のあり方等について、理論的・実践的側面から学習する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
|
授業の 到達目標 |
1)社会問題が発生する背景について理解することができる。 2)戦後日本社会の変貌過程を理解できる。 3)高度経済成長が日本社会に与えて影響を理解できる。 4)少子高齢化の現状と課題について説明できる。 5)外国人労働者の受入の背景と課題について説明できる。 6) 所得格差や貧困諸要因を分析し意見を述べることができる。 7) AIの発展と雇用問題につて理解することができる。 8) 開発と環境問題について理解することができる。 9)社会の変化と国際化について説明できる。 |
学習方法 | 60分:講義(パワーポイント使用) 20分:グループディスカッション 10分:グループ別発表 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
講義中に必要に応じて講義資料配布 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 20 | 20 | 20 | 20 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ◎ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | |
授業 | オリエンテーション (自己紹介、授業内容の紹介、グループ分け、社会人基礎力とは) | |
事後学習(復習) | 社会人基礎力についてまとめてみよう。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | AIとは何かについて調べてみよう。 |
授業 | AIと社会変化(職業)、4次革命とは? | |
事後学習(復習) | 4次革命についてまとめてみよう | |
第3週 | 事前学習(予習) | 家族とは何かについて調べてみよう。 |
授業 | 現代の家族の変容と行方 | |
事後学習(復習) | 少年犯罪の原因についてまとめてみよう。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | ホームレスの意味について調べてみよう。 |
授業 | ホームレスの実情とその背景 | |
事後学習(復習) | ホームレスが増加する背景についてまとめてみよう。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 少子高齢化の意味について調べてみよう。 |
授業 | 日本の人口問題 | |
事後学習(復習) | 人口動向についてまとめてみよう | |
第6週 | 事前学習(予習) | 各国の人口動向について調べてみよう。 |
授業 | 少子高齢化の社会的影響 | |
事後学習(復習) | 少子高齢化の状況をまとめてみよう。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 労働力の意味を調べてみよう。 |
授業 | 高齢社会との向き合いの労働力 | |
事後学習(復習) | 日本の労働市場についてまとめてみよう。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 貧困は歴史的概念であるといわれる理由について調べてみよう。 |
授業 | 現代社会の貧困 ①貧困の本質と形態 | |
事後学習(復習) | 貧困形態を生活苦・労働苦・生活不安と大別してまとめてみよう。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 貧困のセーフティー・ネットとしての社会保障はどのような諸制度があるのか調べてみよう。 |
授業 | 社会問題としての貧困 ①貧困要因 | |
事後学習(復習) | OECDによる相対的貧困率(貧困ライン)の決定方法についてまとめてみよう。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 絶対的貧困と相対的貧困について調べてみよう。 |
授業 | アジアの貧富格差問題 | |
事後学習(復習) | アジア各国の貧富の格差状況についてまとめてみよう。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 貧困に陥る可能性が高い「リスク要因」について考えてみよう。 |
授業 | 貧困と結びつくリスク | |
事後学習(復習) | 現代日本が抱える社会問題としての貧困要因について類型化しまとめてみよう。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 労働分野の規制緩和について調べてみよう。 |
授業 | 現代日本における労働問題 | |
事後学習(復習) | 1985年制定の労働者派遣法及び1999年改正法についてその相違についてまとめてみよう。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | NPOの意味について調べてみよう。 |
授業 | 地域社会の活性化(NPO・ボランティア活動の役割) | |
事後学習(復習) | NPO・ボランティア活動の役割についてまとめてみよう。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | NPO活動の事例を調べてみよう。 |
授業 | 国際NPO活動の事例―NPO活動効果 | |
事後学習(復習) | NPO活動の効果をまとめてみよう。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 汚染の意味について調べてみよう。 |
授業 | 社会問題として環境 | |
事後学習(復習) | 環境悪化が社会に与える影響についてまとめてみよう。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 定期試験 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・授業は原則以上の計画で行うが、講師の都合などにより変更が生じる場合があります。 ・グループディスカッションや発表を重視します。積極的に取り組んでください。 |