科目名 | 産業・労働分野に関する理論と支援の展開 |
ナンバリング | |
担当者 | 古賀 靖之 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻 |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
厚生労働省の「労働者健康状況調査」によると仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じる労働者の割合は6割を超えている現状にある。本授業では働く人の心の健康に関する予防、対応,援助内容について、臨床心理学の視点からの理解とアプローチのあり方について学習を深める。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
本授業では、以下のことを授業目標とする。 1)わが国における労働環境の変化と問題点について理解を深める。 2)わが国における産業・労働領域における心の問題と対応のあり方について理解を深める。 3)組織における人間の行動とワークライフバランスについての理解と技能を習得する。 4)ストレスチェック制度と産業保健についての知識と技能を習得する。 5)休職からの復帰、再就職等についての援助プログラムの実践技能を習得する。 6)職場ストレス、ハラスメント、トラウマ・ケアに関する知識と技能を習得する。 7)産業心理臨床における心理療法をはじめ臨床心理学的アプローチの知識と技能習得する。 |
学習方法 | 講義形式の授業ばかりなく、演習や受講生同士のデスカッションやビデオ視聴学習など加えた授業を行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
教科書は(野島一彦監修:公認心理師分野別テキスト5産業・労働分野 創元社 2019 ¥2400)を使用する。また、必要に応じて文献や資料などを紹介する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 5 | 20 | 5 | 5 | 25 | 5 | 10 | 5 | 100 | |||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ○ | ○ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ○ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 前もってシラバスに目を通して授業内容を理解しておくこと。 |
授業 | わが国の産業・労働の現状と問題点 | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 産業・組織心理学の意義と方法 | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 組織における人間の行動 | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 働くことと法 | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | ワークライフバランスとキャリア教育 | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | ストレスチェック制度と産業保健 | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 産業臨床心理学の視点からのアプローチとは | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 従業員支援システムについて | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 配布されて資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 組織へのコンサルテーションと心理教育 | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 休職からの復職プログラムの実際 | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 再就職支援・障碍者雇用への心理援助 | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 職場でのトラウマ・ケア-その1- | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 職場でのトラウマ・ケア-その2- | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 産業心理臨床における心理療法① | |
事後学習(復習) | 講義内容について復習し理解を深める。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 配布された資料や教科書に目を通しておくこと。 |
授業 | 産業心理臨床における心理療法②とまとめ | |
事後学習(復習) | レポート作成と提出 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 受講生の能動的で積極的な授業参加とデスカッション、そして熱心な取り組みを期待します。 |