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看護診断論

科目名 看護診断論
ナンバリング
担当者 森田 夏代
開設学科
専攻・コース
看護学科
分類 専門教育科目 専門科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
小城 2年 後期 1単位 必修
授業の概要
及びねらい
看護診断は、対象の個別性に合わせて具体的に看護を実践するための方法論のひとつである。同時に、看護職の共通言語としての役割を担うものである。対象がその人らしく生活できるように支援するための問題解決思考に基づいて行われる看護プロセス(看護過程)を再確認し、臨地実習で関連因子と看護診断/看護上の問題点を明確化できる能力を習得できるように教授する。
実務経験に
関連する
授業内容
1000床規模の大学病院(急性期)での20年以上の臨床経験及び臨地実習指導と看護学科での看護過程教育経験を生かし、事例を用いて看護診断のプロセスを学ぶ科目である。
授業の
到達目標
1.看護過程の中の看護診断の位置づけが理解できる
2.看護診断とは何か、述べることができる
3.マジョリー・ゴードンのアセスメントを用いて情報の分析・解釈を行うことができる
4.臨地実習で活用頻度の高い看護診断について理解できる
学習方法 講義と演習(グループワーク及び発表)を組み合わせて展開する。【アクティブラーニング】
最終開講日には、学習の確認のためレポート作成を行う。
※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。
テキスト及び
参考書籍
医学書院:NANDA-I 看護診断ー定義と分類ー2018~2020 第11版
照林社:ゴードン博士の看護診断アセスメント指針ーよくわかる機能的健康パターンー
【参考図書】医学書院:系統看護学講座専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ基礎看護学他は適宜、講義内で紹介する。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5       5       5         10 5 30 10   15 10     5   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 50
小テスト等  
宿題・授業外レポート  
授業態度 15
受講者の発表 25
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスを読む
授業 看護診断とは何か(看護過程の中の看護診断の位置づけ・看護過程の構成要素
事後学習(復習) 講義資料と参考図書「基礎看護学②」から要点をまとめる
第2週 事前学習(予習) 情報収集とは何か、既存学習からまとめる
授業 理論に基づいたアセスメント(ゴードン・ヘンダーソン・ロイ等):情報収集の具体的方法について講義する
事後学習(復習) ゴードンのアセスメントガイドを確認する
第3週 事前学習(予習) 第1回・2回目の講義資料をよく読んでくる
授業 演習1:質問つくり(グループワーク)情報収集を行う際の効果的な質問項目を作成する
事後学習(復習) 担当部分のパターンで活用できる質問項目と根拠をまとめる
第4週 事前学習(予習) 配布資料を読んでくる
授業 情報の分析・解釈と看護診断(仮診断から確定までのプロセス)診断の手がかり
事後学習(復習) 情報の分析・解釈の4つのステップについてまとめる
第5週 事前学習(予習) 提示した情報を関連図に表してくる・マズローのニード階層について見直してくる
授業 関連図・看護診断の種類・優先順位の決定
事後学習(復習) 講義資料から要点をまとめる
第6週 事前学習(予習) 配布資料を読んで、必要な参考文献を集める
授業 演習2:臨床実習で活用することの多い看護診断
事後学習(復習) 第7回と連続での演習
第7週 事前学習(予習) グループワークに必要な資料の準備
授業 演習2:グループ発表
事後学習(復習) 発表内容をまとめる
第8週 事前学習(予習) 講義内での疑問点を明らかにして講義に臨む
授業 まとめ・レポート作成
事後学習(復習) 到達目標をもとに、臨地実習に向けた自己の課題を明らかにする
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 初回の講義で、学習の進め方について説明します。理論の講義となりますので、具体的な事例の活用を心がけますが、学生の皆さんの積極的な参加を望みます。(アクティブラーニングを導入し活発な参加を希望します)
学習進度・学生の状況により、適宜、シラバスの修正が生じた場合は説明します。
参考図書及び参考文献は講義内で紹介します。
事前事後学習は、文献の熟読と理解が必要であり90分程度を要します。
リフレクションペーパーのフィードバックは、講義最初の時間で行い、ペーパーは返却します。