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精神看護学方法論

科目名 精神看護学方法論
ナンバリング
担当者 脇﨑 裕子
床島 正志
齋藤 嘉宏
開設学科
専攻・コース
看護学科
分類 専門教育科目 専門科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
小城 3年 前期 2単位 必修
授業の概要
及びねらい
精神看護学概論および他領域科目で学んだ知識を活かし、精神を病む人および精神的困難を持つ人のこころとからだの状態について学習する。地域・在宅・施設・病院で生活する場に応じて多角的にアセスメントを行い、看護実践に活かせる看護過程の展開方法を学ぶ。また精神を病む人および精神的困難を持つ人がその人らしく生活できるように、治療的人間関係の展開・多職種との連携および社会的サポートシステムの活用方法を学ぶ。
実務経験に
関連する
授業内容
精神・神経科および他領域の看護師の実務経験を9年から15年もつ教員で授業を行う。精神を病む人および精神的困難を持つ人に対して、必要な看護について、経験に基づき、事例を交えながら講義や演習を行う。
授業の
到達目標
1)精神を病む人および精神的困難を持つ人のこころとからだの状態を理解することができる。
2)精神看護に用いる理論・モデルを用い、精神を病む人および精神的困難を持つ人の状態をアセスメントできる。
3)精神を病む人および精神的困難を持つ人が、その人らしく生活できるように、治療的人間関係の展開や治療的コミュニケーションの技術の活用方法について説明できる。
4)精神を病む人および精神的困難を持つ人が、その人らしく生活できるように、多職種との連携について説明できる。
5)精神を病む人および精神的困難を持つ人が、利用できるサービスやサポートについて説明できる。
6)1)~5)をもとに、精神を病む人および精神的困難を持つ人に必要な看護の役割と生活を支援する方法について検討することができる。
学習方法 1)講義および演習。
2)テキストおよび配布プリントに基づいて学習する。
3)精神を病む人および精神的困難を持つ人に関するDVD鑑賞し、看護のあり方について学習する。
テキスト及び
参考書籍
テキスト:①精神看護学Ⅰこころ・からだ・かかわりのプラクティス、精神保健・多職種のつながり(南江堂)。
②精神看護学Ⅱこころ・からだ・かかわりのプラクティス、臨床で活かすケア(南江堂)。
③精神看護学 学生―患者のストーリーで綴る実習展開、(医歯薬出版)。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5     5                   5   20 5 5 20 5   10 10 10 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 70
小テスト等  
宿題・授業外レポート 20
授業態度  
受講者の発表 5
授業の参加度 5
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 新聞・ニュース・雑誌・図書などから最近の精神保健医療福祉関連の記事を一つ以上まとめる。
授業 オリエンテーション、最新の精神保健医療福祉の動向「講義」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第2週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅶ章1,2,3 読んでおくこと。
授業 精神疾患の治療および検査「講義」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第3週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅷ章2 読んでおくこと。
授業 治療・ケア・支援の方法(精神療法、認知行動療法とアセスメント)「講義」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第4週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅷ章2および家族看護学(精神)2年次の講義資料 読んでおくこと。
授業 治療・ケア・支援の方法(心理教育<家族も含む>、S S Tとアセスメント)「講義」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第5週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅴ章1 読んでおくこと。
授業 精神を病む人および精神的困難を持つ人の病態像の理解「講義」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第6週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅴ章2 読んでおくこと。
授業 精神症状の理解「講義」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第7週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅵ章6,7 読んでおくこと。
授業 精神看護におけるコミュニケーション技法「講義」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第8週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅵ章6、7 読んでおくこと。
授業 精神看護学に用いる理論・モデル(プロセスレコード)「講義、演習」
事後学習(復習) プロセスレコードの作成
第9週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅵ章6、7 読んでおくこと。
授業 精神看護学に用いる理論・モデル(プロセスレコード)「講義、演習」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第10週 事前学習(予習) 図書館で調べる。 調べたものを授業で使用する。
授業 精神科急性期における医療と看護、慢性期における精神科チーム医療「講義、演習」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第11週 事前学習(予習) 図書館で調べる。 調べたものを授業で使用する。
授業 精神科急性期における医療と看護、慢性期における精神科チーム医療「講義、演習」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第12週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅷ章3-2 読んでおくこと。
授業 社会資源の活用(障がい者総合支援法、精神障がい者保健福祉手帳に基づくサービス)
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第13週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅵ章6 読んでおくこと。
授業 セルフケア理論の活用。日常生活行動の理論的根拠
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第14週 事前学習(予習) 統合失調症の病態、検査、治療、看護について学習しておく。
授業 精神疾患(統合失調症)の看護過程の展開
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第15週 事前学習(予習) テキスト②Ⅸ章1(統合失調症)読んでおくこと。
授業 看護過程の展開GW①「演習」
事後学習(復習) 看護過程の展開を進める。
第16週 事前学習(予習) 看護過程の展開を進める。
授業 看護過程の展開GW②「演習」
事後学習(復習) 事例の看護過程の展開を行い、看護診断、看護計画を立案する。発表の準備
第17週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅵ章6 読んでおくこと。
授業 セルフケア理論の活用。日常生活行動の理論的根拠。
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第18週 事前学習(予習) 気分障害の病態、検査、治療、看護について学習しておく。
授業 精神疾患(気分障害)の看護過程の展開
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第19週 事前学習(予習) テキスト②Ⅸ章2(気分障害)を読んでおくこと。
授業 看護過程の展開GW③「演習」
事後学習(復習) 看護過程の展開を進める。
第20週 事前学習(予習) 看護過程の展開を進める。
授業 看護過程の展開GW④「演習」
事後学習(復習) 事例の看護過程の展開を行い、看護診断、看護計画を立案する。発表の準備。
第21週 事前学習(予習) 発表の準備をしておく。
授業 精神疾患(統合失調症)の看護過程の展開GW発表①「演習」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第22週 事前学習(予習) 発表の準備をしておくこと。
授業 精神疾患(気分障害)の看護過程の展開GW発表②「演習」
事後学習(復習) リフレクションシートに本時の要点をまとめる。
第23週 事前学習(予習) 精神看護概論、精神看護学方法論のテキストや資料を読んでおくこと。
授業 DVD学習
事後学習(復習) レポート
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 1. 最近の精神保健医療福祉について関心をもって臨んでください。
2.事前学習(予習)を必ず行ってください。
3.演習では、積極的にグループワークに参加してください。
4.リフレクションシートに本時のまとめを行い、理解に努めてください。
5.授業および演習の進行状況により授業計画の変更が生じる際は事前に連絡します。
6. レポート課題はe-learning上に提出となります。
  フィードバックとしてe-learnin上のコメント欄に教員からのコメントを記載します。