科目名 | スクールソーシャルワーク |
ナンバリング | |
担当者 | 土井 幸治 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 4年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
本講義では、学校現場における子どもの抱える問題についてスクールソーシャルワーカーとしてどのように取り組んでいくか学ぶ。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
学校教育現場でソーシャルワークの実務経験13年の教員が、学校現場で取り扱う問題事象に対して、事例などを用いて演習形式で一緒に考えたり、解説をしながら学んでいきます。 |
授業の 到達目標 |
学校現場にみられる不登校、いじめ、非行、児童虐待、子どもの貧困、学級崩壊など子どもの抱える問題について、実態や事象の構造を説明できるようになる。 スクールソーシャルワーカーの役割、機能、意義について説明できるようになる。 |
学習方法 | ・パワーポイントスライドを用いて、一部または全部を遠隔授業(Zoom、Teams等)にて行う。 ・教員による学校、ソーシャルワークに関する知識の説明を行う。 ・モデル事例を用いてグループ演習形式の事例検討を行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
指定なし 必要に応じて講義中に紹介します。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 30 | 3 | 2 | 50 | 3 | 2 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | 80 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | ソーシャルワークのグローバル定義について概観しておく |
授業 | ソーシャルワークの基礎(定義、役割、機能、支援の流れ) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 学校教育法、校務分掌などを概観しておく。 |
授業 | 子どもにとっての学校とは何か?(役割、機能、組織体制など)参考書籍:p38-43 | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 私たちはどのようなサービスを利用して生活をしているか考えておく。参考書籍:p46-49 |
授業 | 子ども家庭に関わる社会資源(フォーマル、インフォーマルサービスなど) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 関連書籍を概観しておく。参考書籍:p60-61 |
授業 | ケース会議とその企画・運営(ケース会議の種類、企画・運営の流れなど) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 文部科学省による不登校の定義などを概観しておく。参考書籍:p86-89 |
授業 | 不登校と学校ソーシャルワーク(定義、実態と事例検討) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 文部科学省によるいじめの定義などを概観しておく。参考書籍:p90-93 |
授業 | いじめと学校ソーシャルワーク(定義、実態と事例検討) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 少年法における非行について概観しておく。参考書籍:p94-97 |
授業 | 非行と学校ソーシャルワーク(定義、実態と事例検討) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 児童福祉法、児童虐待防止法を概観しておく。参考書籍:p20-25 |
授業 | 児童虐待と学校ソーシャルワーク(定義、実態と事例検討) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 家庭内暴力に関する新聞、ニュースなどに関心をもち読んでおく。 |
授業 | 家庭内暴力と学校ソーシャルワーク(定義、実態と事例検討) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 子どもの貧困に関する新聞、ニュースなどに関心をもち読んでおく。参考書籍:p98-101 |
授業 | 子どもの貧困と学校ソーシャルワーク(定義、実態と事例検討) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 自身の学校生活の体験から学級の様子についてイメージを抱いておく。 |
授業 | 学級崩壊と学校ソーシャルワーク(定義、実態など) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 性的マイノリティに関する新聞、ニュースに関心をもち、読んでおくこと |
授業 | LGBTQと学校ソーシャルワーク(各種学年、社会への期待) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 文部科学省HP「特別支援教育について」より参考資料を概観しておく |
授業 | 特別支援教育と学校シャルワーク(種別と今後の取り組み方) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 韓国の文化について新聞、ニュースなどをもとに関心を高めておく |
授業 | 海外におけるスクールソーシャルワーカー事情(韓国) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 台湾の文化について新聞、ニュースなどをもとに関心を高めておく |
授業 | 海外におけるスクールソーシャルワーカー事情(台湾) | |
事後学習(復習) | 講義資料を読むことで講義内容をふりかえり、理解を深める。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・授業の方法としてグループで意見交換する時間も多くあります。 ・相手の話を聴くこと、自分の意見を表現することを前提としての履修をお願いします。 ・遠隔授業(Zoom、Teamsnなど)では、ビデオ状態での受講を原則とします。受講者は環境整備をお願いします。 |