| 科目名 | 自立支援論 |
| ナンバリング | SW_E3_01 |
| 担当者 | 山口 直美 |
| 開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 介護福祉コース |
| 分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
| 関連する 資格・免許 |
介護福祉士国家試験受験資格 介護福祉士国家試験受験資格 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 4年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
「介護の基本」の自立に焦点を当てた講座である。人のライフサイクルにおける自立を概説し、介護が必要になった人にとっての「自立支援」について、その見方や考え方を説明する。また、介護の専門性における「自立に向けた生活支援」の実際を紹介する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
介護福祉士として在宅介護、施設介護に携わってきた経験を生かし、先ずは事例を通して、介護が必要な人にとっての「自立」とは何かを考察していく。その上で、実際の介護場面で介護の専門性・特性を踏まえた「自立支援」ができるように指導していく科目である。 |
| 授業の 到達目標 |
１．人間のライフステージにおける自立について理解できる。 ２．介護が必要な人にとっての自立の意味を理解できる。 ３．尊厳を支える介護にかかわるノーマライゼーション、QOL等の考え方について理解できる。 ４．自立を支える介護にかかわる自己決定や利用者主体について理解できる。 ５．自立支援としての介護の専門性と特性を説明できる。 ６．自立支援とリハビリテーションの基本的な考え方について説明できる。 ７．自立支援と介護予防の基本的な考え方について説明できる。 ８．自立に向けた就業支援について説明できる。 |
| 学習方法 | 講義、演習、レポート、グループワーク、発表 |
| テキスト及び 参考書籍 |
テキスト：中央法規出版 最新･介護福祉士養成講座３「介護の基本Ⅰ」 参考書籍：中央法規出版 最新･介護福祉士養成講座２「社会の理解」 中央法規出版 最新･介護福祉士養成講座４「介護の基本Ⅱ」 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 10 | 10 | 5 | 10 | 5 | 20 | 10 | 5 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
| 定期試験 | ◎ | ◎ | ○ | 50 | |||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ◎ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | シラバスの内容を確認しておく。 |
| 授業 | オリエンテーション・ライフステージにおける自立 | |
| 事後学習(復習) | 配布資料に目を通しておく。 | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | テキスト第1章第2節1項を読んでおく。 |
| 授業 | 介護福祉の理念 | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | テキスト第1章第2節2項を読んでおく。 |
| 授業 | 尊厳を支える介護① | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | 「尊厳」に関わる記事を収集しておく。 |
| 授業 | 尊厳を支える介護② | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | テキスト第1章第3節3項を読んでおく。 |
| 授業 | 自立を支える介護① | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 高齢者・障害者の「自立」に関する記事を収集しておく。 |
| 授業 | 自立を支える介護② | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 介護実習で担当した利用者の資料を準備しておく。 |
| 授業 | 利用者の歴史・生活を読み取る | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を踏まえ、介護実習で行った介護過程を再度振り返る。 | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章第1節を読んでおく。 |
| 授業 | 自立支援の考え方① | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | 利用者の意思決定を支援するための関わり方について考えておく。 |
| 授業 | 自立支援の考え方② | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章第2節を読んでおく。 |
| 授業 | ICFの考え方 | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章第3節を読んでおく。 |
| 授業 | 自立支援とリハビリテーション① | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | テキストの演習問題を解いておく。 |
| 授業 | 自立支援とリハビリテーション② | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章第4節を読んでおく。 |
| 授業 | 自立支援と介護予防 | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | 障害者総合支援法について復習しておく。 |
| 授業 | 自立に向けた就業支援 | |
| 事後学習(復習) | 授業の要点をまとめる。 | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | これまで学習を振り返り、「授業の到達目標」の達成度を確認しておく。 |
| 授業 | 事例検討・まとめ | |
| 事後学習(復習) | 授業の到達目標の未達成部分を習得する。 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | ・介護実習も振り返りながら授業を進めていくので、介護実習で使用した資料・記録物をまとめていて下さい。 ・グループワークを重視しますので、積極的に取り組んで下さい。 ・レポート課題は、添削したうえで返却します。 |