トップページ   »  授業科目(シラバス)  »  開講年度  »  学科・専攻・コース  »  シラバス一覧   »  授業科目(シラバス)

運動方法学演習4(水泳)

科目名 運動方法学演習4(水泳)
ナンバリング
担当者 藤井 洋恵
陶山 三千也
開設学科
専攻・コース
スポーツ健康福祉学科
分類 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目
関連する
資格・免許
健康運動実践指導者受験資格 健康運動指導士受験資格 中学校教諭一種免許状(保健体育) 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 2年 後期 1単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
本授業では、水泳および水中運動を指導する為の基本的な知識に関心を持ち、技能を習得させるとともに、実技能力を高め、実践を通して年齢や対象に応じた指導法を学び、水泳水中運動の指導能力を身に付けさせる。また、学習指導要領の内容を理解し、保健体育の授業において段階的に実践・応用できる能力を養う。
実務経験に
関連する
授業内容
障害者への水泳指導について、地域での初心者指導からパラリンピック出場選手の強化合宿での指導経験、またアジアパラ大会等の国際大会帯同経験を踏まえ、障害の特性を活かした泳法や指導についての実技・講義を実施する。
授業の
到達目標
水中運動は、陸上とは異なる特性を持っており、生活習慣病の予防、肥満やストレスの解消など、様々な効果が期待できるものであることを理解する。また、水泳・水中運動の最大の特徴である、年齢や障害の有無に関係なく誰でも無理なく行えることを理解し、水泳・水中運動を指導するための必要な知識を習得するとともに、実技能力を高め、実践を通して年齢や対象に応じた指導法を学び、指導ができるようになる。
クロール泳50mを速く泳ぐことができる。
水中歩行や水中レジスタンス運動を実演しながら指導できるようになる。
水泳・水中運動に関する知識を習得し、実践や説明ができるようになる。
学習方法 実技(プール)および講義   視聴覚教材の活用
テキスト及び
参考書籍
配布するプリントを使用。
参考書籍: ①水泳指導教本(大修館書店・日本水泳連盟編) ②健康運動実践指導者養成用テキスト(健康・体力づくり事業財団編)③中学校及び高等学校学習指導要領
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 10     10           10     10     10   10 40           100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等 20
宿題・授業外レポート  
授業態度 20
受講者の発表  
授業の参加度 20
その他               40
実技テスト(泳法タイム計測、指導実演テスト) 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスを読み、授業内容や進め方を理解する
授業 オリエンテーションおよび水の特性((講義)
事後学習(復習) 配布資料およびノートを見直し復習を行う
第2週 事前学習(予習) 配布資料を読み、水中運動の効果についてまとめる
授業 水中運動(講義)
事後学習(復習) 配布資料およびノートを見直し復習を行う
第3週 事前学習(予習) 配布資料を読み、競泳(4泳法)について理解を深める
授業 水泳の技術について(講義)
事後学習(復習) テキストの見直し(泳法の復習)
第4週 事前学習(予習) 資料による学習指導要領(保健体育分野)の内容理解
授業 学習指導要領(保健体育・講義)
事後学習(復習) 指導案を作成してみる
第5週 事前学習(予習) 障がい者の水泳(障害の種類と泳ぎ方)について調べてみる
授業 障がい者指導法(講義)
事後学習(復習) 泳法および指導法の復習(テキストや映像による)
第6週 事前学習(予習) 配布資料および映像により「クロールの技術」(S字ストローク)について理解を深める
授業 クロールの基本技能
事後学習(復習) 資料の見直しと泳法の復習や自主練習をする
第7週 事前学習(予習) 配布資料および映像により「背泳ぎの技術」(ローリング)について理解を深める
授業 背泳ぎの基本技能
事後学習(復習) 資料の見直しと泳法の復習や自主練習をする
第8週 事前学習(予習) 配布資料および映像により「平泳ぎの技術(ウィップキック)」について理解を深める
授業 平泳ぎの基本技能
事後学習(復習) 資料の見直しと泳法の復習や自主練習をする
第9週 事前学習(予習) 配布資料および映像による「バタフライの技術(ドルフィンキック)」について理解を深める
授業 バタフライの基本技能
事後学習(復習) 資料の見直しと指導法の復習や自主練習をする
第10週 事前学習(予習) 資料および映像により競泳レベル(高校生程度)の練習内容を作成してみる。
授業 競泳の段階的指導法
事後学習(復習) 資料の見直しと指導法の復習 指導案を作成してみる
第11週 事前学習(予習) 資料および映像により水中運動はどのような良い効果があるかを考えてみる。
授業 水中運動の基本
事後学習(復習) 資料の見直しと実技の復習や自主練習
第12週 事前学習(予習) 事前の配布資料や映像による有酸素運動とレジスタンス運動の種類について理解
授業 有酸素運動とレジスタンス運動
事後学習(復習) 資料の見直しと指導法の復習や自主練習
第13週 事前学習(予習) 資料および映像により、車いす利用者の入退水法について考えてみる
授業 障がい者指導法(入退水の方法、水慣れ)
事後学習(復習) 資料の見直しと指導法の復習
第14週 事前学習(予習) 資料を読み、小学1・2年生の指導案を作成してみる。
授業 学習指導要領の理解と水泳指導法
事後学習(復習) 資料の見直しと指導法の復習や指導案の振り返り
第15週 事前学習(予習) テスト内容をよく理解し、泳法と実演の自主練習をする
授業 泳法練習と実技テスト
事後学習(復習) テストの振り返りをおこなう
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 クロール泳50mを55秒以内にて完泳すること。自主練習をして自分の泳力を認識しておくこと。
講義については、小テストにて評価をし、フィードバック(解説)をします。

事後学習は、実技を30分~1時間とする。