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小児科学

科目名 小児科学
ナンバリング RC_C2_09
担当者 松尾 宗明
岩永 学
尾形 善康
西 眞範
熊本 崇
垣内 俊彦
一ノ瀬 文男
中村 拓自
開設学科
専攻・コース
リハビリテーション学科 作業療法学専攻
リハビリテーション学科 理学療法学専攻
分類 専門教育科目 専門基礎科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 2年 前期 1単位 必修
授業の概要
及びねらい
小児の特徴である発達・成長(新生児→乳児→学童→思春期)を踏まえて,小児期の疾患のうち重要なものを抽出し,理学療法・作業療法および言語療法と関連付けながら,それらの病態生理,診断,治療を理解する.課題に対してグループおよび個人で自学自習する手法を基本とし知識を身につける
実務経験に
関連する
授業内容
医科大学で小児科学の教育と診療に30年以上の実務経験を有し,現在も日常の小児科診療に携わっている教員が,その経験を基盤に日常のリハビリテーション業務で必須の内容を中心にアクティブ・ラーニングの手法用いて指導する
授業の
到達目標
①小児疾患には臓器別,分野別にどのような疾患があるかを知る
②各領域の疾患のうち,頻度が高いもの,重要なもの(主要疾患)を知る
③主要疾患の病態生理,症状,診断,治療について,教科書,文献などを通して資料を収集し,学習し,整理し,それぞれのグループで検討し,まとめてパワーポイントを利用して報告する
④各疾患が将来 作業療法,理学療法を実施する上でどのように関わってくる可能性があるかを考察する
 *この学習を通して,理学療法・作業療法に必要な小児科学の知識を学ぶとともに自ら資料を収集,読んで分析し考え,整理し,発表用スライドを作成して報告するという学習スキルを習得する(自ら知識を収集し,理解不十分な事項を教員や学習者同士で議論し理解するというアクティブ ラーニングが最も重要である)
⑤自分たちのための小児科学のメモを作成する
学習方法 原則2週連続2コマを1セットとし、1週目に主要事項についての講義を行い、全体を10グループに分けて、各グループに関連するテーマを与え、2週目に学習成果を発表する。 定期試験(1時間)はすべての講義が終了後別枠で実施する.
テキスト及び
参考書籍
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率   10     10     20     10     10     10     20     10   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 50
小テスト等  
宿題・授業外レポート  
授業態度 10
受講者の発表 20
授業の参加度 20
その他                  
最終的合否は総合的に評価して決定します。 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 不要
授業 小児保健、虐待、乳幼児健診
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第2週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 グループで調べた事柄についてわかりやすく,パワーポイントでまとめて発表する
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第3週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 新生児
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第4週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 グループで調べた事柄についてわかりやすく,パワーポイントでまとめて発表する
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第5週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 血液、腫瘍、免疫、リウマチ疾患
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第6週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 グループで調べた事柄についてわかりやすく,パワーポイントでまとめて発表する
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第7週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 神経・筋、先天異常・染色体異常、脳性麻痺
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第8週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 グループで調べた疾患についてわかりやすく,パワーポイントでまとめて発表する
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第9週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 発達障害
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第10週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 グループで調べた事柄についてわかりやすく,パワーポイントでまとめて発表する
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第11週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 循環器、感染症、予防接種
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第12週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 グループで調べた疾患についてわかりやすく,パワーポイントでまとめて発表する
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第13週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 消化器、内分泌・代謝、腎・泌尿器
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第14週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 グループで調べた事柄についてわかりやすく,パワーポイントでまとめて発表する
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第15週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 アレルギー、呼吸器
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第16週 事前学習(予習) 必要に応じて行う
授業 グループで調べた疾患についてわかりやすく,パワーポイントでまとめて発表する
事後学習(復習) 必要に応じて行う
第17週 事前学習(予習)
授業 筆記試験は60分 すべての講義が終了した後 別枠で実施
事後学習(復習)
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 この科目で重要なことは,新規の学習事項に対して自ら情報を収集(図書館.インターネット検索のリテラシーを習得)し,科学的根拠に基づいて取捨選択(正確さと判断力育成)し,それをまとめて,他の人間に平易かつ正確に伝える(まとめる力と発信力)という将来につながるアクティブな学習の手法を体得することです.単位取得の可否は小児科学の基本的知識の習得度を含めて総合的に判定しますが,積極的に参加し学習する姿勢が重要です.筆記試験が良好でも日頃の学習姿勢が不良と判定されれば単位は取得できません.