科目名 | 社会的養護Ⅱ |
ナンバリング | EC_C2_13 |
担当者 |
井上 和宣 岡部 義智 土坂 典寿 |
開設学科 専攻・コース |
幼児保育学科 |
分類 | 専門教育科目 選択科目 |
関連する 資格・免許 |
保育士資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 2年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
児童福祉施設入所児童や社会的養護を必要とする児童への支援に関して、何が必要で何を提供していくべきか。最善の利益と権利擁護を認識し、発達段階に応じた支援方法の理解を深め、保育士としての専門性を追求していく。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1.社会的養護を必要とする児童について理解を深める。 2.児童の権利擁護について、理解を深める。 3.自立支援計画について学ぶ。 4.施設の小規模化に関して、ソーシャルワークの方法を理解する。 5.里親制度について理解を深める。 6.施設実習の経験から、支援内容の再確認を行う。 7.現場職員からの体験談を聞いて、具体的目標を設定する。 8.児童福祉施設において、仕事のやりがいを見つける。 |
学習方法 | 講義・援助技術演習 遠隔授業の可能性が高いと思われます。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキストは特になし・参考資料は随時配布します。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 30 | 10 | 10 | 30 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 児童福祉施設の概要を理解しておく。 |
授業 | オリエンテーション | |
事後学習(復習) | 社会的養護Ⅱにて、何を学びたいのか描いておく。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 児童福祉とはどのような事を意味するのか。 |
授業 | 児童福祉または社会的養護を必要とする児童とは。 | |
事後学習(復習) | 次世代を担う子ども達の存在意義、尊さを認識する。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 入所児童の生活が、どのようなものに重点を置いて展開されるか考えてみる。 |
授業 | 施設入所児童の最善の利益について。 | |
事後学習(復習) | 職員の取り組みについて、認識を深める。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 児童の権利について、どのようなものかと考えておく。 |
授業 | 施設入所児童の権利擁護・意見表明について。 | |
事後学習(復習) | 児童の権利擁護のために、私達の取り組みはどのような事があるか。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 児童福祉施設が必要とする、地域の関係機関を考えておく。 |
授業 | 地域・関係機関との関わりや里親制度について学ぶ。 | |
事後学習(復習) | 密接な関わり、地域に開けた施設のあり方や里親について復習する。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 施設職員になったと想定しながら、児童との生活を考えてみる。 |
授業 | 児童の一日の生活・保護者との関わり。 | |
事後学習(復習) | より丁寧な関わりを把握する。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 施設見学に行くつもりで、イメージしておく。 |
授業 | 施設の概要紹介 | |
事後学習(復習) | 今までに描いていた現状と、実際の違いについて整理する。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 施設実習を振り返ってみる。 |
授業 | 施設実習の自分の活動について、感想を踏まえて振り返る。 | |
事後学習(復習) | 感想や反省を基に、実践をイメージする。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 自立支援に必要なものを考えておく。 |
授業 | 自立支援1 自立支援とは。 | |
事後学習(復習) | 自立の意味を理解する。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 自立支援計画票とは、どんなものか。 |
授業 | 自立支援2 演習 | |
事後学習(復習) | 現場での実践方法を学ぶ。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 保育士の専門性とは。イメージしてみる。 |
授業 | 保育士等の専門性に関わる知識、技術とその応用1 | |
事後学習(復習) | 保育士としてのあり方を認識・整理しておく。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 児童福祉施設でどんな仕事をしているか。質問も考えておく。 |
授業 | 卒業生による、意見・体験談の発表 | |
事後学習(復習) | 話を聞いて、自分の考えを深める。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 講義内容や体験談をまとめておく。 |
授業 | 保育士の専門性に関わる知識・技術とその応用2 | |
事後学習(復習) | 保育士としての専門性や役割を考え、知識を高める。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 今まで、学んだ事を振り返り、記録にまとめておく。 |
授業 | 保育士としての役割について、レポート用紙に書いて、まとめてみる。 | |
事後学習(復習) | 保育士としての専門性について自分なりに考えるまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | どのような人材になりたいか、イメージする。 |
授業 | 児童福祉施設に必要な人材・今までのまとめ | |
事後学習(復習) | 総合的な振り返りを行う。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | この授業計画は、あくまでも予定ですので、途中で内容の変更が生じる場合があります。 |