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公衆栄養学

科目名 公衆栄養学
ナンバリング LF_F2_03
担当者 中村 邦子
開設学科
専攻・コース
地域生活支援学科 食健康コース
地域生活支援学科 介護福祉コース
地域生活支援学科 多文化コース
分類 専門教育科目 選択科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 2年 後期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
公衆栄養の概念や公衆栄養活動の必要性とその方法、効果について学習する。自分自身を取り巻く地域の健康や食生活の問題点に関心を持ち、その解決法を身につけるとともに、超高齢社会や多様化する社会に対応できる感性豊かな人間栄養士としての素養を身につけることを目標とする。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1.公衆栄養の概念やその意義と目的が理解できる。
2.公衆栄養の活動の歴史と活動の方法を知る。
3.健康や栄養問題の現状に興味をもち、その問題点と解決策を考えることができる。
4.日本の食環境の変化を知るとともに諸外国との比較ができる。
5.公衆栄養関係法規や国内外の政策を知り、公衆栄養活動の指針やツールに関心をもつ。
6.栄養疫学の概要を知り、その基礎となる食事摂取量の測定方法や評価の方法が理解できる。
7.公衆栄養マネジメントの考え方や重要性が理解でき、アセスメントの目的と方法知る。
8.公衆栄養プログラムの計画、実施、評価のための社会資源の把握と活用の方法を身につける。
9.公衆栄養プログラムを展開するにあたり、多様なネットワークづくりの重要性が理解できる。
学習方法 講義、発表、演習
※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。
テキスト及び
参考書籍
テキスト:「ウェルネス公衆栄養学」 前大道教子・松原知子編集(医歯薬出版)
参考書籍:「日本人のための食事摂取基準」(最新版)ほか必要に応じ、随時紹介する。 
【地域生活支援学科 食健康コース】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5         60     5 10               10     10       100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 70
小テスト等  
宿題・授業外レポート  
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 20
その他                  
 
合計 100
【地域生活支援学科 介護福祉コース】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5         60     5 10               10     10       100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 70
小テスト等  
宿題・授業外レポート  
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 20
その他                  
 
合計 100
【地域生活支援学科 多文化コース】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5         60     5 10               10     10       100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 70
小テスト等  
宿題・授業外レポート  
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 20
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) テキスト P.1~17を読んでおく。
授業 公衆栄養の意義と目的。公衆栄養活動の歴史といろいろな公衆栄養活動について。
事後学習(復習) 演習問題を解く
第2週 事前学習(予習) テキスト P.20~36を読んでおく。
授業 健康、栄養問題の現状と課題①(長寿社会における人口問題と健康状態の変化)について。
事後学習(復習) 演習問題を解く
第3週 事前学習(予習) テキスト P.36~52を読んでおく
授業 健康、栄養問題の現状と課題②(食生活、食行動、食環境の変化)について。
事後学習(復習) 演習問題を解く
第4週 事前学習(予習) テキスト P.56~70)を読んでおく
授業 栄養政策①(公衆栄養活動における栄養士の役割。関係法規と栄養士制度)について。
事後学習(復習) 演習問題を解く
第5週 事前学習(予習) テキスト P.70~82を読んでおく
授業 栄養政策②(国民健康・栄養調査、食生活指針、健康づくりのための各種指針)について。
事後学習(復習) 演習問題を解く
第6週 事前学習(予習) 食事バランスガイドについて資料収集してくる
授業 栄養政策③(食事バランスガイドの意義、普及と活用)について。
事後学習(復習) 演習問題を解く
第7週 事前学習(予習) テキスト P.82~94を読んでおく
授業 国の健康づくり対策(健康日本21、食育推進基本計画と食育推進国民運動)について。
事後学習(復習) 演習問題を解く
第8週 事前学習(予習) テキスト P.94~102を読んでおく
授業 諸外国の健康・栄養政策(各国の食事摂取基準、食事ガイド、栄養士制度)について
事後学習(復習) 演習問題を解く
第9週 事前学習(予習) テキスト P.104~115を読んでおく
授業 栄養疫学①(暴露情報、食事摂取量の測定方法、食生活調査、食事摂取量の影響)について。
事後学習(復習) 演習問題を解く
第10週 事前学習(予習) テキスト P.115~124を読んでおく
授業 栄養疫学②(食事摂取量の評価、データの処理と解析の方法)について。
事後学習(復習) 演習問題を解く
第11週 事前学習(予習) テキスト P.126~137を読んでおく
授業 公衆栄養マネジメント①(プリシード・プロシードモデル、公衆栄養アセスメント)について。
事後学習(復習) 演習問題を解く
第12週 事前学習(予習) テキスト P.136~154を読んでおく
授業 公衆栄養マネジメント②(公衆栄養プログラムの目標の立て方、社会資源やマンパワーの活用)
事後学習(復習) 演習問題を解く
第13週 事前学習(予習) テキスト P.156~171を読んでおく
授業 公衆栄養プログラムの展開①(地域の特性や災害時における食生活支援、ネットワークづくり)
事後学習(復習) 演習問題を解く
第14週 事前学習(予習) テキスト P.171~188を読んでおく
授業 公衆栄養プログラムの展開②(食環境と情報提供、栄養成分表示、特定健診、特定保健指導)
事後学習(復習) 演習問題を解く
第15週 事前学習(予習) テキストの巻末資料(Ⅰ,Ⅱ)に目を通しておく
授業 これまでの学習のまとめ(これまでの演習問題に目を通し、学習到達目標について確認する)
事後学習(復習)
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。
 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。