| 科目名 | 地域生活支援学特殊講義（2）地域社会組織化の視点と方法 |
| ナンバリング | DS_B2_02 |
| 担当者 | 高野 和良 |
| 開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科（博士後期） 地域生活支援学専攻(博士後期課程) |
| 分類 | 選択科目 展開分野 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
人口減少、高齢化、世帯の極小化、地域社会の混住化などが進行しつつある西日本過疎地域住民の生活構造，福祉意識を具体例としながら、地域福祉課題の背景にある人口変動、社会変動の実態を明らかにし、地域社会組織化の現状と課題について解説する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
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| 授業の 到達目標 |
1）地域福祉課題研究に必要な概念、方法などについて深く理解し説明できる。 2）地域組織化の理論、方法の内容や課題を理解し、説明できる。 3）人口変動（人口減少、高齢化など）をめぐる社会的課題について理解し、説明できる。 |
| 学習方法 | 講義。教科書、配付資料、参考文献に基づいて学習する。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
教科書は開講前に指示する。参考文献は講義中に適宜紹介する。 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 10 | 40 | 20 | 20 | 100 | |||||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | ○ | ○ | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | 地域社会組織化と各自の研究テーマとの関連を整理しておく。 |
| 授業 | 日本社会の高齢化と地域社会（講義の概要と、今後の進め方について） | |
| 事後学習(復習) | 講義での討論をもとに、地域社会組織化と各自の研究テーマとの関連を再整理する。 | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | コミュニティをめぐる研究動向を確認しておく。 |
| 授業 | 地域社会研究の理論と方法（1）コミュニティ | |
| 事後学習(復習) | 講義での討論をもとに、コミュニティ研究の動向を整理する。 | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | 日本におけるコミュニティ政策について調べておく。 |
| 授業 | 地域社会研究の理論と方法（2）コミュニティ | |
| 事後学習(復習) | 講義での討論をもとに、日本コミュニティ政策の課題を整理する。 | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | コミュニティと地域組織化との関係を整理しておく。 |
| 授業 | 地域社会研究の理論と方法（3）コミュニティ | |
| 事後学習(復習) | 講義での討論をもとに、地域組織化の対象としての地域社会の課題を整理しておく。 | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | 地域組織としての町内会・自治会について現状を確認しておく。 |
| 授業 | 地域社会研究の理論と方法（4）地域組織の実態 | |
| 事後学習(復習) | 講義での討論をもとに、町内会・自治会について課題を整理する。 | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 受講者のフィールドの地域福祉計画策定状況を調べておく。 |
| 授業 | 地域社会組織化の諸相（1）地域福祉計画 | |
| 事後学習(復習) | 地域福祉計画の事例を整理し、その課題等を検討する。 | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 受講者のフィールドの地域福祉計画策定状況を通読しておく。 |
| 授業 | 地域社会組織化の諸相（2）地域福祉計画 | |
| 事後学習(復習) | 地域福祉計画の事例を整理し、その課題等を検討する。 | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | 受講者のフィールドの地域福祉計画策定状況の特徴を整理しておく。 |
| 授業 | 地域社会組織化の諸相（3）地域福祉計画 | |
| 事後学習(復習) | 地域福祉計画の事例を整理し、その課題等を検討する。 | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | 地域福祉における圏域設定の概要を確認しておく。 |
| 授業 | 地域社会組織化の諸相（4）地域圏域の課題 | |
| 事後学習(復習) | 講義での討論をもとに、地域圏域設定の課題を整理する。 | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | 過疎の概念と現状について調べておく。 |
| 授業 | 地域社会組織化の諸相（5）過疎地域住民の生活構造 | |
| 事後学習(復習) | 過疎地域住民の生活構造の特徴を整理する。 | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | 過疎地域の地域福祉課題について調べておく。 |
| 授業 | 地域社会組織化の諸相（6）過疎地域住民の生活構造 | |
| 事後学習(復習) | 過疎地域の地域福祉課題の特徴を整理する。 | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | 社会福祉協議会の組織的特徴と活動実態について調べておく。 |
| 授業 | 地域社会組織化の方法（1）支援組織としての社会福祉協議会 | |
| 事後学習(復習) | 社会福祉協議会の活動事例をもとに、地域社会組織化の課題を整理する。 | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | 社会福祉協議会による地域社会組織化の方法論を調べておく。 |
| 授業 | 地域社会組織化の方法（2）支援組織としての社会福祉協議会 | |
| 事後学習(復習) | 社会福祉協議会による地域社会組織化の方法論の特徴を整理する。 | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | 地域社会組織化の方法論を整理しておく。 |
| 授業 | 地域社会組織化の方法（3）地域社会組織化の方法論 | |
| 事後学習(復習) | 講義での討論をもとに、地域社会組織化の特徴を整理する。 | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | 指定した期限までに課題レポートを提出すること。 |
| 授業 | 全体のまとめ（討論） | |
| 事後学習(復習) | ||
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | この科目は集中講義のため、開講日程の決定後に、履修者が効果的に学習できるように、授業計画に修正を加える予定です。また、受講生の関心や学習進度に応じて、授業計画を修正することがあります。 |