| 科目名 | 機能障害支援評価学特論 |
| ナンバリング | |
| 担当者 | 古後 晴基 |
| 開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 リハビリテーション学専攻 |
| 分類 | 選択科目 展開分野 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択 |
| 授業の概要 及びねらい |
リハビリテーション医学を学ぶとき、国際障害分類（ICIDH）を理解することは必要不可欠である。3つの障害は相互に影響を与えているものであるが、基盤となっている障害は機能障害であり、その他の障害に大きな影響を与えている。そこで、この機能障害の評価法に焦点をあてて研究方法を探求する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
臨床経験が17年ある教員が担当する。 臨床の経験を活かした授業内容にしている。 |
| 授業の 到達目標 |
リハビリテーション医学における機能障害や予防医学における身体運動機能の評価法を概観し、近年研究に用いられている測定機器、評価法、及び解析方法を理解し、今後の研究における研究方法や統計解析に役立てる。 ①評価法：Goniometer ②評価法：Tape measure ③評価法：Joint laxity score ④評価法：Muscle stiffness meter ⑤評価法：Depth gauge for Edema ⑥評価法：Ultrasonography ⑦評価法：Handheld dynamometer ⑧評価法：Skin Reperfusion Pressure |
| 学習方法 | 講義形式を中心に行うが、トピックな測定機器を用いた研究を抄読し討議する演習形式も行い、当該分野の理解を深めていく。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業（ZOOM等）に切り替える場合があります。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
テキスト：特になし。 講義資料：随時配布 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 10 | 40 | 40 | 100 | ||||||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ◎ | 80 | |||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | イントロダクション |
| 授業 | 機能障害・身体運動機能の評価法には | |
| 事後学習(復習) | 配布資料 | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：筋硬度計を用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | Pearsonの相関係数 | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：巻尺を用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | 対応のないt検定，Mann‐WhitneyーのU検定，Spearmanの順位相関係数 | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：筋硬度計，ハンドヘルドダイナモメーターを用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | 反復測定分散分析，多重比較検定 | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：巻尺，角度計，質問紙を用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | Pearsonの相関係数，重回帰分析 | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：角度計を用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | 反復測定分散分析，多重比較検定 | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：超音波画像診断装置，角度計，ハンドヘルドダイナモメーターを用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | Shapiro-Wilk検定，Mann-WhitneyのU検定 | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：超音波画像診断装置，角度計，ハンドヘルドダイナモメーターを用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | Kolmogorov-Smirnov検定，オッズ比 | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：浮腫ゲージ，超音波画像診断装置を用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | Shapiro-Wilk検定，ICC級内相関係数，95％信頼区間 | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：浮腫ゲージ，超音波画像診断装置を用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | Shapiro-Wilk検定，Wilcoxon検定，Mann-WhitneyのU検定 | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：超音波画像診断装置，質問紙を用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | 対応のあるt検定，Fisｈerの正確確立検定，Cohenの一致係数，ロジスティック回帰分析 | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：浮腫ゲージを用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | ロジスティック回帰分析，カットオフ値 | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：皮膚再灌流圧測定機器を用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | ICC 級内相関係数 | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | 統計 |
| 授業 | 評価法：皮膚再灌流圧測定機器を用いた研究 | |
| 事後学習(復習) | ロジスティック回帰分析 | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | 総括 |
| 授業 | 研究方法のまとめ | |
| 事後学習(復習) | 配布資料 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 講義は流動的に開始する。 |