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文学と言語

科目名 文学と言語
ナンバリング CE_B1_06
担当者 岩根 浩
開設学科
専攻・コース
リハビリテーション学科 理学療法学専攻
リハビリテーション学科 作業療法学専攻
子ども学科
心理カウンセリング学科
分類 共通教育科目 選択科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼・佐賀・小城 1年 前期 2単位 選択
授業の概要
及びねらい
日本語の特性や言葉の意味と語感との関係などについて認識を深めるとともに, 代表的な児童文学作品等を取り上げ, 言葉の意味の分析, 文学作品の鑑賞や作者像の理解を通して, 文学作品に内包されている教育的価値(自然観・社会観・豊かな心情・ものの見方や考え方・感性など)を理解する。
実務経験に
関連する
授業内容
小学校の教育現場で37年間行ってきた国語教育の研究実践を基に,文学作品の読み方,作者研究の方法,作品分析の仕方などについて,概説したり演習を行ったりする。
授業の
到達目標
1)日本語の特性, 言葉の意味と語感との関係について,具体例を基に説明することができる。
2)韻文や散文などの文学作品に接し,その特徴や価値に気付くとともに,文学作品を読む面白さを理解し味わうことができる。
3)我が国の代表的な児童文学作品等を読み,作品の主題を考えるとともに,作者の生き方・考え方に対して興味をもつことができるようになる。
4)文学作品を読み進めていく中で,語彙力を高め,自分の表現に生かすことができるようになる。
5)言葉のもつ重要性を認識し,自らの言語生活をより充実させていこうとする意欲をもつことができる。
学習方法 講義・演習(資料及び配付プリントに基づいて学習を進める。)
テキスト及び
参考書籍
・必要に応じて適宜紹介する。
・辞典類(国語・漢字など,これまで使ったもので可)を準備し,積極的に活用すること。
【リハビリテーション学科】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率   10 20 10 20 10 10   10     10                         100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 20
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 10
その他           60
期末レポート 
合計 100
【子ども学科】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率   10 20 10 20 10 10   10     10                         100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 20
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 10
その他           60
期末レポート 
合計 100
【心理カウンセリング学科】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率   10 20 10 20 10 10   10     10                         100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 20
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 10
その他           60
期末レポート 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバス(授業計画書)を読み,授業の流れを把握する。
授業 授業「文学と言語」で取り扱う内容,身に付けたい力などをつかみ,学習の見通しをもつ。
事後学習(復習) 授業を振り返り,学習方法や学習のまとめ方を確認する。
第2週 事前学習(予習) 文学を読むことの意義について,自分の考えをまとめておく。
授業 文学を読むとはどのような行為か,演習を通して理解する。
事後学習(復習) 学習したことをノートにまとめる。
第3週 事前学習(予習) 言葉の意味と語感との関係について,学習のポイント(第3週)を確認する。
授業 言葉の意味と語感との関係について理解する。
事後学習(復習) 学習したことをノートにまとめる。
第4週 事前学習(予習) 金子みすゞの年譜を調べる。
授業 「金子みすゞの世界」①(みすゞの考え方・生き方を理解する。)
事後学習(復習) 金子みすゞの年譜や作品の底流に流れている考え方・生き方などを整理する。
第5週 事前学習(予習) 前時の授業を踏まえて,代表的な金子みすゞの詩を読んでおく。
授業 「金子みすゞの世界」②(みすゞが書いた詩を読む。)
事後学習(復習) 授業で学んだことをノートにまとめる。
第6週 事前学習(予習) 前時の授業を踏まえて,「金子みすゞの世界」について整理しておく
授業 「金子みすゞの世界」③(みすゞが書いた詩,みすゞに関する評論を読む。)
事後学習(復習) 授業で学んだことをノートにまとめる。
第7週 事前学習(予習) これまでの3回の学習で学んだことを整理しておく。
授業 「金子みすゞの世界」④(受講生同士の学びを交流する。)
事後学習(復習) 「金子みすゞの世界」に関する学習を振り返り,その成果をノートにまとめる。
第8週 事前学習(予習) 自分がこれまでに受けてきた文学(物語文)の授業についてまとめておく。
授業 『スイミー』を読み,文学を読む楽しさを味わい,文学を読む意義を理解する。
事後学習(復習) 文学作品を味わう上で心がけることを自分なりにまとめる。
第9週 事前学習(予習) 図書館等を活用して,宮澤賢治の年譜や作品について調べておく。
授業 宮澤賢治の考え方・生き方について理解する。
事後学習(復習) 宮澤賢治の年譜や作品の底流に流れている考え方・生き方などを整理する。
第10週 事前学習(予習) 『やまなし』を読み,粗筋をつかんでおく。
授業 『やまなし』の特徴や分析を通して,作品に込められた主題を考える。
事後学習(復習) 授業を踏まえて,『やまなし』の構成や特徴をノートにまとめる。
第11週 事前学習(予習) 『ごんぎつね』を読み,粗筋をつかんでおく。
授業 『ごんぎつね』の特徴や分析を通して,作品に込められた主題を考える。
事後学習(復習) 授業を踏まえて,『ごんぎつね』の構成や特徴をノートにまとめる。
第12週 事前学習(予習) 図書館等を活用して,新美南吉の年譜や作品について調べておく。
授業 『ごんぎつね』が書かれた背景を考えるとともに,新美南吉の考え方・生き方について理解する。
事後学習(復習) 新美南吉の年譜や作品の底流に流れている考え方・生き方などを整理する。
第13週 事前学習(予習) 図書館等を活用して,椋鳩十の年譜や作品について調べておく。
授業 椋鳩十の考え方・生き方について理解する。
事後学習(復習) 椋鳩十の年譜や作品の底流に流れている考え方・生き方などを整理する。
第14週 事前学習(予習) 『大造じいさんとガン』を読み,粗筋をつかんでおく。
授業 『大造じいさんとガン』の特徴や分析を通して,作品に込められた主題を考える。
事後学習(復習) 授業を踏まえて,『大造じいさんとガン』の構成や特徴をノートにまとめる。
第15週 事前学習(予習) ノートをもとにこれまで学習してきたことを振り返る。
授業 学習のまとめをする。
事後学習(復習) 授業「文学と言語」で学んだことを振り返り,自分の学びや課題を整理する。
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ・事前及び事後学習の時間をそれぞれ,90分以上確保するように努めてください。
・課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
・授業に当たっては,事前に配付する資料を必ず読んでおくようにしてください。