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臨床心理面接特論Ⅰ

科目名 臨床心理面接特論Ⅰ
ナンバリング MP_B1_03
担当者 古賀 靖之
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻
分類 基礎分野 
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 2年 前期 2単位 必修
授業の概要
及びねらい
 本授業では、心理臨床実践における心理面接に関する講義および演習を行う。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
 本授業の到達目標は以下のとおりである。
(1)心理臨床における関係性の重要さについて理解する。
(2)心理面接の展開における、倫理、基本的態度や実施の仕方などの習得を図る。
(3)行動療法・認知行動療法の治療的枠組みについて理解を深める。
(4)行動療法・認知行動療法の治療技法について理解を深める。
(5)行動療法・認知行動療法の具体的な展開の仕方を習得する。

学習方法 講義と演習を組み合わせて行う。
テキスト及び
参考書籍
伊藤絵美著:事例で学ぶ認知行動療法 誠信書房 ¥4,000(税別)
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                         10 10     30   10 20 10   10   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 30
授業態度 15
受講者の発表 40
授業の参加度 15
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 資料と教科書を前もって読んでおくこと。
授業 心理面接におけるセラピストの基本的態度について
事後学習(復習) 心理面接における要点をまとめること。
第2週 事前学習(予習) 資料と教科書を読んでおくこと。
授業 心理面接におけるラポール(信頼関係)の形成について
事後学習(復習) 受講生同士で、心理面接における具体的な対応の仕方を練習すること。
第3週 事前学習(予習) 教科書と資料を読んでおくこと。
授業 心理面接・相談援助の展開の仕方①
事後学習(復習) 受講生同士で、心理面接での対応の仕方を練習すること。
第4週 事前学習(予習) 教科書と資料を読んでおくこと。
授業 心理面接・相談援助の展開の仕方②
事後学習(復習) 受講生同士で、心理面接での対応の仕方を練習すること。
第5週 事前学習(予習) 教科書を読んでおくこと。
授業 行動理論について① レスポンデント条件づけとオペラント条件づけ
事後学習(復習) 授業での要点をまとめること。
第6週 事前学習(予習) 教科書を読んでおくこと。
授業 行動理論について② 社会的学習理論-モデリングと認知の修正
事後学習(復習) 授業での要点をまとめること。
第7週 事前学習(予習) 教科書を読んでおくこと。
授業 行動療法と認知行動療法における技法
事後学習(復習) 行動療法と認知行動療法の技法をまとめること。
第8週 事前学習(予習) 教科書を読んでおくこと。
授業 行動療法・認知行動療法の進め方① 行動アセスメント
事後学習(復習) 臨床事例を通して行動アセスメントの仕方を練習すること。
第9週 事前学習(予習) 教科書を読んでおくこと。
授業 行動療法・認知行動療法の進め方② エクスポージャー
事後学習(復習) エクスポージャーについて理解を深め、臨床への展開を考えること。
第10週 事前学習(予習) 教科書を読んでおくこと。
授業 行動療法・認知行動療法の進め方③ 認知再構成法
事後学習(復習) 認知再構成法について理解を深め、臨床への展開を考えること。
第11週 事前学習(予習) 教科書を読んでおくこと。
授業 行動療法・認知行動療法の進め方④ 問題解決法
事後学習(復習) 問題解決法について理解を深め、臨床への展開を考えること。
第12週 事前学習(予習) 教科書を読んでおくこと。
授業 行動療法・認知行動療法の進め方⑤ セルフモニタリング法
事後学習(復習) セルフモニタリング法について理解を深め、臨床への展開を考えること。
第13週 事前学習(予習) 教科書を読んでおくこと。
授業 行動療法・認知行動療法の進め方⑥ 自律訓練法と呼吸法等
事後学習(復習) 自律訓練法や呼吸法等について練習し、臨床への展開を考えること
第14週 事前学習(予習) 教科書を読んでおくこと。
授業 行動療法・認知行動療法の進め方⑦ SSTと自己主張訓練
事後学習(復習) SSTなどの方法の習得のために、受講生同士で練習を行うこと。
第15週 事前学習(予習) 再度教科書を読んで学んだ内容をまとめておくこと。
授業 全体のまとめ
事後学習(復習) レポート提出
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考  必要に応じて資料を配布する。