| 科目名 | 発達心理学Ⅱ |
| ナンバリング | |
| 担当者 | 赤川 力 |
| 開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
| 分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
| 関連する 資格・免許 |
認定心理士申請資格 公認心理師受験資格 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
発達心理学Ⅰに引き続き、成人期、中年期、高齢期、超高齢期にわたる心理的な変化と発達課題について、障がい者も含めて概説する。また、子どもの健やかな成長を見守る役割を持つ親世代、祖父母世代がいかに歳を重ね、その途上で心理的危機をどのように迎えるかについて解説を行う。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
教育，医療等で臨床心理士として勤務した経験から，心の理解に役立つような豊かな人間性と確かなコミュニケーションを持った臨床心理の専門職の基礎となる講義を行う。 |
| 授業の 到達目標 |
1.成人期～高齢期の発達、加齢変化（認知機能、感情、社会性）を説明できる。 2.成人期～高齢期の精神障害などについて理解し説明できる。 3.成人期～高齢期の人間関係・家族関係の特徴について理解し説明できる。 4.成人期～高齢期の人の心理的危機とその体験について関心を持つ。 5.成人期～高齢期の精神障害などに対して必要な支援について説明できる。 6.認知症について理解し、説明ができる。 7.緩和ケアについて関心を持ち、自らを省み考えることができる。 8.発達障害の基礎的なアセスメントについて説明できる。 |
| 学習方法 | 講義（スライド，映像），各回でレフレクションシートを用いて質問や疑問点などを募り，次回の講義に活かす。また，グループワークやディスカッションも取り入れて行う学習である。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
教科書「発達と老いの心理学」藤田文編著 サイエンス社 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 5 | 5 | 30 | 30 | 10 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | 40 | ||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ○ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | シラバスを熟読すること |
| 授業 | 成人期以前，成人期以降の発達理論について | |
| 事後学習(復習) | 語句についてまとめておく | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | 教科書 第8章成人期～就業年齢・形態の変化と発達～（ｐ151～ｐ163）を読んでおく |
| 授業 | 成人初期（仕事と働く意味）映像視聴 | |
| 事後学習(復習) | 語句をノートにまとめておく | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | 教科書 第8章成人期～家族形成に対する意識の変化と発達～（ｐ163～168）を読んでおく |
| 授業 | 成人期初期（恋愛と結婚） | |
| 事後学習(復習) | 語句をノートにまとめておく | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | 教科書 第8章成人期～中年期／成人期後期の発達過程～（ｐ168～175）を読んでおく |
| 授業 | 成人期後期（親になること子育て）映像視聴 | |
| 事後学習(復習) | 語句をノートにまとめておく | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | 教科書 第8章成人期～中年期／成期後期の発達過程～（ｐ168～175）を読んでおく |
| 授業 | 中年期（中年期の危機とは） | |
| 事後学習(復習) | 語句をノートにまとめておく | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 教科書 第8章成人期～中年期／成人期後期の発達過程～（ｐ168～175）を読んでおく |
| 授業 | 中年期（配偶者と関係性の変化、子離れと親の介護） | |
| 事後学習(復習) | 語句をノートにまとめておく | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 教科書 第8章成人期の精神障害（ｐ176～183）を読んでおく |
| 授業 | 成人期以降の精神障害 | |
| 事後学習(復習) | 語句についてまとめておく | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | 教科書 第9章高齢期（ｐ191～204）を読んでおく |
| 授業 | 高齢期（加齢による心身の変化、喪失と獲得、高齢者を取り巻く家族関係） | |
| 事後学習(復習) | 語句についてまとめておく | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | 配布資料を熟読すること |
| 授業 | 高齢期（認知症）映像視聴 | |
| 事後学習(復習) | 語句をまとめておく | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | 小テストに備えておく |
| 授業 | 高齢期（認知症）小テスト①の実施 | |
| 事後学習(復習) | 小テストを見直し，ノートにまとめる | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | 配布資料を熟読すること |
| 授業 | 高齢期（緩和ケア）映像視聴 | |
| 事後学習(復習) | 語句をまとめておく | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | 教科書 第10章発達障害の基礎知識（ｐ205～229）を読んでおく |
| 授業 | 知的障害について（検査，診断基準等） | |
| 事後学習(復習) | 語句をノートにまとめておく | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | 教科書 第10章発達障害の基礎知識（ｐ205～229）を読んでおく |
| 授業 | 自閉スペクトラム症について（検査，診断基準等） | |
| 事後学習(復習) | 語句をノートにまとめておく | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | 教科書 第10章発達障害の基礎知識（ｐ205～229）を読んでおく |
| 授業 | ADHDについて（検査，診断基準等） | |
| 事後学習(復習) | 語句をノートにまとめておく | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | 小テストに備えておく |
| 授業 | 発達障害 小テスト②の実施 | |
| 事後学習(復習) | 小テストを見直し，ノートにまとめる | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 講義時の配布資料，リフレクションシートによる振り返り，語句の整理などの事前学習，事後学習ともに60分の期間をかけて学修すること。 |