科目名 | 高齢者身体機能支援特論 |
ナンバリング | MR_B2_02 |
担当者 | 大田尾 浩 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 リハビリテーション学専攻 |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
近年,介護予防やヘルスプロモーションにおける理学療法士・作業療法士の貢献が求められている.しかし,この領域は歴史が浅く学部教育でもあまりなされていないのが現状である.今後,地域のニーズに応えるために必要な知識と技能について学ぶことを目標とする. |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1.加齢変化による高齢者の身体機能について説明することができる. 2.介護予防に関る研究論文をまとめて発表することができる. 3.介護予防を目的とした介入方法について,先行研究をもとに議論することができる. |
学習方法 | 先行研究を読み込み,発表や討論などを行いながら知識と技能を獲得する |
テキスト及び 参考書籍 |
岩下愛,山下ユミ著:図解PubMedの使い方,日本医学図書協会 編)日本老年医学会雑誌編集委員会:老年医学update,MEDICAL VIEW |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 30 | 30 | 30 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | これまでの研究経験をまとめて自己紹介ができるように準備をしておくこと |
授業 | オリエンテーション | |
事後学習(復習) | 自分の研究テーマに関するキーワードを調べる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 「高齢化」をキーワードに調べてくる |
授業 | 高齢化の現状と将来像 | |
事後学習(復習) | 学んだことを臨床に結び付けて考察をする | |
第3週 | 事前学習(予習) | 加齢変化について調べてくること |
授業 | 老化と老年病 | |
事後学習(復習) | 学んだことを臨床にどのように生かすのかを考察する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 厚生労働省の「介護予防マニュアル」を読んでおくこと |
授業 | 介護予防とヘルスプロモーション | |
事後学習(復習) | 臨床にて取り組むことが可能な介護予防について考察をする | |
第5週 | 事前学習(予習) | 自分の研究テーマにかかわる「キーワード」を3つ以上挙げておくこと |
授業 | 研究論文の読み方 | |
事後学習(復習) | キーワードから先行研究論文を調べる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 自分の研究テーマにかかわる先行研究を数編集めてくる |
授業 | 研究論文の読み方 | |
事後学習(復習) | 先行研究論文の要約をする | |
第7週 | 事前学習(予習) | 臨床で用いている身体機能評価法をまとめておくこと |
授業 | 身体機能評価とその解釈(理論) | |
事後学習(復習) | 現在用いている身体機能評価法のほかに何があるのかを調べる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 体調を整えておくこと |
授業 | 身体機能評価とその解釈(実技) | |
事後学習(復習) | 測定結果をまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 現在実施している論文の検索方法についてまとめておくこと |
授業 | 先行研究と文献検索 | |
事後学習(復習) | 学習した文献の検索方法を実践してみる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 先行研究論文を調べてくる |
授業 | 文献検索の意義と方法 | |
事後学習(復習) | 数編からなる研究論文をまとめてみる | |
第11週 | 事前学習(予習) | 先行研究論文を複数調べてまとめてくる |
授業 | 文献検索の実際 | |
事後学習(復習) | 先行研究論文をしらべてみる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 先行研究をまとめてくる |
授業 | 文献検索のまとめ | |
事後学習(復習) | さらに先行研究を集める | |
第13週 | 事前学習(予習) | 先行研究を数編からなる課題発表の準備をしておくこと |
授業 | 課題発表と討論会① | |
事後学習(復習) | 質問されたことについて調べてくる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 先行研究を数編からなる課題発表の準備をしておくこと |
授業 | 課題発表と討論会② | |
事後学習(復習) | 質問されたことについて調べてくる | |
第15週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 総括 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |