科目名 | 栄養教育論実習Ⅰ |
ナンバリング | HN_G2_04 |
担当者 | 沖田 千代 |
開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
栄養士免許申請資格 栄養士免許申請資格 管理栄養士国家試験受験資格 栄養教諭一種免許状 食品衛生監視員任用資格 食品衛生管理者任用資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 前期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
ライフステージ別の栄養教育計画を立案し、実施、評価までの一連の流れを教授する。また、健康に関する情報の管理について学び、情報の収集から分析・解析までの一連の流れを実際に行うことにより、その方法と捉え方を身に付ける。本実習のねらいは実習内容を通して実践力を身につけることである。本科目は地域志向科目となります。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
実習を通して教育の実際に接する資質を培えるよう、先ずは意識的にパソコン等の活用を多く含み作業の合理性への認識を促す。また栄養士、管理栄養士が対峙するのは人であり、カウンセリング実習で心理的対応のイロハを学ぶ。加えて、傷病者対応を意識した実習として動機づけ面談の実習を組み、症状を示す臨床検査値等の変動から想定できる体内実態を考えることができ、医療スタッフとしての脂質を培う。 |
授業の 到達目標 |
1)栄養教育を実施する際の流れについて理解できる 2)栄養教育計画案の作成方法について理解できる また、病院、学校など勤務先の違いによる栄養教育計画書の違いを実習体験し習得する 3)栄養教育を実施する際の留意点について概説できる 4)情報収集の方法について理解できる 5)情報の集計・分析方法について理解できる 6)プレゼンテーションの方法について理解できる 7)授業において獲得した知見を実践に移すことができる。 |
学習方法 | 実習(個人学習、およびグループ学習) |
テキスト及び 参考書籍 |
栄養教育論実習(講談社サイエンティフィック) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 20 | 20 | 20 | 20 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 学習済みの栄養教育論について復習しておく |
授業 | 栄養士・管理栄養士と栄養教育 | |
事後学習(復習) | 1日の食物摂取と時間(分ごと)毎の活動を調査し、パソコン入力する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 食物摂取状況調査(2日分)、生活時間調査(2日分)エネルギー収支の合理性を考える |
授業 | 身体測定、自分の生活のエネルギーバランス評価 | |
事後学習(復習) | 食物摂取基準を用いて同年代目標量算出 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 栄養学と実践とを融合させる目的で栄養と身体の関連性を整理しておく |
授業 | 栄養バランス評価 | |
事後学習(復習) | 栄養状態の評価について整理 | |
第4週 | 事前学習(予習) | Excelを使ったグラフの作成方法等の想起 |
授業 | 栄養状態把握を目的としてデータをグラフ化 | |
事後学習(復習) | データの入力と確認を終わらせる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 検定の種類、方法について調べておく |
授業 | データの分析を通して自らの生活習慣の問題点の抽出・改善優先順位 | |
事後学習(復習) | 様々な調査結果から、結果をどのような視点から整理するかを考える | |
第6週 | 事前学習(予習) | 問題点に対して改善の方法を具体的に考える |
授業 | 栄養教育計画書の記載方法を把握し、自らの改善教育計画をWordで文章として作成する。 | |
事後学習(復習) | 自らの生活習慣への改善方法を考えておく | |
第7週 | 事前学習(予習) | PowerPoint(PPT)の使い方を思い出す |
授業 | PPTの効果的な使い方を知り、Word教育計画書に沿って自分の栄養教育教材をPPTで作成する。 | |
事後学習(復習) | 自分の発表PPTを作成する | |
第8週 | 事前学習(予習) | デモンストレーションの練習 |
授業 | 各班でPPTの発表を行う。各班の中で班発表代表者の決定 | |
事後学習(復習) | 各班の発表内容から発表技術のポイント、結果のまとめ方の良い点をまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 決定した代表者の発表内容を班内で深める |
授業 | 班の代表者の発表に対して、栄養学、食品学等々学んだ知識を使った討論 | |
事後学習(復習) | 具体的な調査の在り方について自分の改善計画を見つめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 対象者の栄養上の問題点について聞き取ることの重要性を意識する |
授業 | 聞き取りの正確性(発表、ビデオ) | |
事後学習(復習) | 聞き取りの流れを整理する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 実態を把握する手段を考える |
授業 | アンケートの目的・作り方・教育への活用 | |
事後学習(復習) | 媒体と発表原稿を仕上げる | |
第12週 | 事前学習(予習) | アンケート実施と回収 |
授業 | アンケートのまとめ | |
事後学習(復習) | アンケートの集計・整理 | |
第13週 | 事前学習(予習) | アンケート回収後の回答の整理(総和、平均値、標準偏差等) |
授業 | アンケートの解析手法(基本統計量、t検定、χ2乗検定) | |
事後学習(復習) | アンケート結果について考える | |
第14週 | 事前学習(予習) | 総和、平均値、標準偏差等は原則見返しておく |
授業 | 解析の整理と結果の記載 | |
事後学習(復習) | レポートにまとめる | |
第15週 | 事前学習(予習) | 実習を振り返る |
授業 | 小テストでの確認、実習後記の作成 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 本科目の授業は前回行った実習を次回でさらに深めていく。やむを得ず欠席する場合は必ず欠席日の実習内容について周知し学習に遅れを生じないよう留意しておく。グループ活動は積極性・協調性を持って活動する。 |