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義肢装具学

科目名 義肢装具学
ナンバリング RP_G2_06
担当者 大川 裕行
開設学科
専攻・コース
リハビリテーション学科 理学療法学専攻
分類 専門教育科目 専門科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 2年 後期 2単位 必修
授業の概要
及びねらい
 義肢・装具は,理学療法の実施および日常生活における能力障害を最小限に留めるための有効な手段である.義肢・装具の種類・構造・機能,使用目的,適応を理解し,各種補装具の処方と適合判定ができるようになる.
実務経験に
関連する
授業内容
講師は理学療法士として21年間の臨床経験を有している.実務経験を積極的に紹介して義肢装具に関する具体的な講義を行い,実践力の修得を目指す.
授業の
到達目標
1)義肢の定義・歴史・目的・原理を理解する.
2)切断の原因,切断術と断端の管理を理解する.
3)義肢の種類,構造,機能,材料,製作過程,適合判定を理解する.
4)以上を踏まえ,切断者の理学療法を理解する.
5)装具の定義,歴史,目的,原理を理解する.
6)各補装具の種類・構造・機能を理解する.
7)補装具の処方と適合判定ができるようになる.
8)以上を踏まえ,効果的な補装具の活用方法を学修する.
学習方法 ICTを用いた講義を中心に行います.
異常歩行,車いす操作等のプレゼンテーションおよび実習も行います.
※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業に切り替える場合があります。
テキスト及び
参考書籍
「義肢装具学テキスト」南江堂.
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5   5 5         5       5   5 20 20 20   5 5       100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 60
小テスト等 10
宿題・授業外レポート  
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 20
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 切断と離断,および義肢の定義,歴史,原理,目的,他
授業 切断に関する総論
事後学習(復習) 切断部位の選択基準,他
第2週 事前学習(予習) 切断者のリハビリテーション,他
授業 切断手技,断端管理と理学療法
事後学習(復習) 切断者の心理,断端管理,他
第3週 事前学習(予習) 義肢の構造,適合,アライメント,他
授業 義肢に関する基本的事項
事後学習(復習) アライメント,適合,他
第4週 事前学習(予習) 切断の種類と適応,足部切断と義足,他
授業 下肢切断と義足1
事後学習(復習) 継手,足部,他
第5週 事前学習(予習) 股離断,大腿切断,下腿切断,正常歩行と異常歩行,他
授業 下肢切断と義足2
事後学習(復習) 各種ソケットの特徴,正常歩行と異常歩行,他
第6週 事前学習(予習) 義手の種類と適応,基本構造,他
授業 上肢切断と義手
事後学習(復習) 義手の種類と適応,基本構造,他
第7週 事前学習(予習) 切断者の評価
授業 義肢の適応とチェックアウト
事後学習(復習) 適合,アライメント,他
第8週 事前学習(予習) 装具療法の定義,歴史,目的,原理,基本的事項,他
授業 装具に関する総論
事後学習(復習) 3点支持,適合,アライメント,他
第9週 事前学習(予習) 長下肢装具,他
授業 下肢装具1
事後学習(復習) 選択基準と処方の時期,適合,アライメント,他
第10週 事前学習(予習) 短下肢装具,他
授業 下肢装具2
事後学習(復習) 選択基準と処方の時期,適合,アライメント,他
第11週 事前学習(予習) 靴,他
授業 下肢装具3
事後学習(復習) 選択基準と処方の時期,適合,他
第12週 事前学習(予習) 頚椎装具,体幹装具,他
授業 体幹装具
事後学習(復習) 選択基準と処方の時期,適合,アライメント,他
第13週 事前学習(予習) 上肢装具,末梢神経障害とスプリント,他
授業 上肢装具
事後学習(復習) 選択基準と処方の時期,適合,アライメント,他
第14週 事前学習(予習) 車いす,姿勢保持装具,自助具の種類と適応,他
授業 その他の補装具・自助具
事後学習(復習) 選択基準と処方の時期,適合,アライメント,他
第15週 事前学習(予習) 講義全体での疑問や課題を整理しておく
授業 グループワークと全体討議,まとめ
事後学習(復習) 不十分だったところは補完して次年度の講義に備えて下さい.
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 講義終了後に試験を行い解説の時間を設けます.
間違ったところはその場で解決して臨床実習,国家試験,卒業後の実務で成果を残せるように心掛けて下さい.