科目名 | 子どもの運動とスポーツ |
ナンバリング | SH_H1_02 |
担当者 | 西田 明史 |
開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
公認スポーツ指導者 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
幼児期・学童期の子どもの発育発達に即した運動遊びの内容と実践法を紹介する。子どもの運動意欲や多様な動きを引き出すための指導者の援助の仕方や環境構成について実技を交えながら解説する。子どもたちが「身体を思いっきり動かして力を出し切る」「できないことができる、できることが上手くなる」を経験できるような運動・遊びプログラムについて考察する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)幼児期・学童期の子どもの遊び・運動に関心を持ち、意欲的に取り組むことができる。 2)各種の運動・遊びの特性(機能、構造、効果)について述べることができる。 3)子どもの発育発達の状況に応じた活動内容を選択できる。 4)環境や方法等を工夫し、運動・遊びを変化または発展させることができる。 5)子どもの運動意欲や多様な運動経験を引き出す指導法について述べることができる。 6)安全面に留意した環境構成、指導・援助法について述べることができる。 7)自他の動きの観察を通して、適切な身体の動かし方や技能の習熟過程を判断できる。 |
学習方法 | 演習・実技、グループワーク・課題解決学習に取り組む。学習内容に応じた資料や視聴覚教材(ICT含む)を適宜使用する。振り返りシート、レポート等を用いて授業内容の理解度を確認する。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
【テキスト】特に使用しない。学習内容に応じた資料を配布する。 【参考図書】幼児期運動指針実践ガイド:日本発育発達学会編,杏林書院./幼少年期の体育:デビッドLガラヒュー著,大修館書店. |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | 5 | 5 | 10 | 5 | 5 | 100 | |||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ○ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||
学習ノートの作成(授業内容の整理) | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読み、授業概要・学習内容等を把握する |
授業 | オリエンテーション|幼児期運動指針 | |
事後学習(復習) | 授業内容の要点を整理し、授業で扱ったテーマに関する理解を深める | |
第2週 | 事前学習(予習) | 事前に提示された授業資料を読み、授業で扱うテーマを把握する |
授業 | 幼児期・学童期における体力・運動能力の実態と課題 | |
事後学習(復習) | 授業内容の要点を整理し、授業で扱ったテーマに関する理解を深める | |
第3週 | 事前学習(予習) | 事前に提示された授業資料を読み、授業で扱うテーマを把握する |
授業 | 幼児期・学童期における運動・スポーツ実施状況の実態と課題 | |
事後学習(復習) | 授業内容の要点を整理し、授業で扱ったテーマに関する理解を深める | |
第4週 | 事前学習(予習) | 事前に提示された授業資料を読み、授業で扱うテーマを把握する |
授業 | 幼児期・学童期における身体発育発達と運動・遊び | |
事後学習(復習) | 授業内容の要点を整理し、授業で扱ったテーマに関する理解を深める | |
第5週 | 事前学習(予習) | 事前に提示された授業資料を読み、授業で扱うテーマを把握する |
授業 | 幼児教育・保育における運動・遊びの指導 | |
事後学習(復習) | 授業内容の要点を整理し、授業で扱ったテーマに関する理解を深める | |
第6週 | 事前学習(予習) | 授業で扱う教材に関する運動・遊びについて、幼少期の体験を整理する |
授業 | 道具を使用しない運動・遊び①|かけっこ・リレー | |
事後学習(復習) | 実践した運動・遊びの特性、内容と方法、指導上の留意点等を整理する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 授業で扱う教材に関する運動・遊びについて、幼少期の体験を整理する |
授業 | 道具を使用しない運動・遊び②|模倣・ジャンケン | |
事後学習(復習) | 実践した運動・遊びの特性、内容と方法、指導上の留意点等を整理する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 授業で扱う教材に関する運動・遊びについて、幼少期の体験を整理する |
授業 | 身近にある道具を使用する運動・遊び|新聞紙・段ボール等 | |
事後学習(復習) | 実践した運動・遊びの特性、内容と方法、指導上の留意点等を整理する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 授業で扱う教材に関する運動・遊びについて、幼少期の体験を整理する |
授業 | 体育用具を使用する運動・遊び①|マット・跳び箱・鉄棒等 | |
事後学習(復習) | 実践した運動・遊びの特性、内容と方法、指導上の留意点等を整理する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 授業で扱う教材に関する運動・遊びについて、幼少期の体験を整理する |
授業 | 体育用具を使用する運動・遊び②|フープ・なわ・ボール等 | |
事後学習(復習) | 実践した運動・遊びの特性、内容と方法、指導上の留意点等を整理する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 授業で扱う教材に関する運動・遊びについて、幼少期の体験を整理する |
授業 | 体育用具を使用するサーキット運動・遊び(プログラム作成・実践・評価) | |
事後学習(復習) | 実践した運動・遊びの特性、内容と方法、指導上の留意点等を整理する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 授業で扱う教材に関する運動・遊びについて、幼少期の体験を整理する |
授業 | ゲーム性のある遊び・集団遊び①|鬼ごっこ(プログラム作成・実践・評価) | |
事後学習(復習) | 実践した運動・遊びの特性、内容と方法、指導上の留意点等を整理する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 授業で扱う教材に関する運動・遊びについて、幼少期の体験を整理する |
授業 | ゲーム性のある遊び・集団遊び②|なわ(プログラム作成・実践・評価) | |
事後学習(復習) | 実践した運動・遊びの特性、内容と方法、指導上の留意点等を整理する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 授業で扱う教材に関する運動・遊びについて、幼少期の体験を整理する |
授業 | ゲーム性のある遊び・集団遊び③|ボール(プログラム作成・実践・評価) | |
事後学習(復習) | 実践した運動・遊びの特性、内容と方法、指導上の留意点等を整理する | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでの授業を振り返り、プログラムへ組み込みたい運動・遊びを選び出す |
授業 | 幼児・児童を対象とした運動・遊びプログラムの計画|レポート作成 | |
事後学習(復習) | 授業時にグループで協議した事項を反映させた指導計画案を完成させる | |
第16週 | 事前学習(予習) | 授業で用いた資料を整理、準備する |
授業 | まとめ | |
事後学習(復習) | 授業の到達目標の達成度を自己評価する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業には運動ができる服装・靴で参加すること。毎回、筆記用具、タオルや飲み物(ペットボトル可)を各自で用意すること。 ※授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて多少の変更が出る場合もある。 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |