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医療安全管理論

科目名 医療安全管理論
ナンバリング
担当者 川島 睦子
開設学科
専攻・コース
看護学科
分類 専門教育科目 必修科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 1年 後期 1単位 必修
授業の概要
及びねらい
現在の医療技術の高度化、専門化、複雑化、社会構造の変化に伴い、医療現場はさまざまなリスクが潜在している。対象が医療をうけるにあたり安全性を求めるのは当然であり、医療者にとって医療安全管理は重要な概念である。本講では医療安全における基本的な知識、看護職の責務と役割、医療現場における危険の予知と回避、および事故防止などの安全対策の理解と方法について学修する。
実務経験に
関連する
授業内容
地方厚生局管轄の「医療安全管理者研修」を終了し、臨床で看護管理者として医療安全管理の経験を持つ専任教員が、医療安全における基本的な知識、看護職の責務、安全対策の方法について、現場での経験や実例を踏まえ、具体的に解説する。
授業の
到達目標
1)医療安全を学ぶ意義と看護師の法的責任について述べることができる
2)国や医療機関における医療安全対策の取り組みを理解することができる
3)医療事故の発生要因とメカニズムについて説明できる
4)看護業務に関わる主な医療事故の一連の安全対策(背景・要因分析・対策・実施)について説明できる
5)看護職の職務上の危険とその予防策について説明できる
6)安全な看護を提供するための自己の課題について考えることができる
学習方法 講義およびグループワークを含む演習を行います。講義内容、グループディスカッション及び発表、演習内容のレポート、課題レポート等を用いて理解を深めます。※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(Microsoft Teams等)に切り替える場合があります。
テキスト及び
参考書籍
テキスト:ナーシング・グラフィカ 看護の統合と実践② 医療安全 第4版 松下由美子 編著 メディカ出版
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5 5   5     5           5 5 5 15 10 10 10 10   5 5   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 60
小テスト等  
宿題・授業外レポート 20
授業態度 10
受講者の発表 5
授業の参加度 5
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) テキスト第1章を熟読しておくこと
授業 医療安全と看護の責務
事後学習(復習) 講義内容をまとめておくこと
第2週 事前学習(予習) テキスト第2章を熟読しておくこと
授業 医療安全の取り組みと医療の質
事後学習(復習) 講義内容をまとめておくこと
第3週 事前学習(予習) テキスト第3章を熟読しておくこと
授業 医療事故のメカニズムとリスクマネジメント
事後学習(復習) ヒューマンエラーについてまとめる(課題レポート)
第4週 事前学習(予習) テキスト第5章を熟読しておくこと
授業 看護業務に関連する事故と安全対策①
事後学習(復習) 講義内容をまとめておくこと
第5週 事前学習(予習) テキスト第6章を熟読しておくこと
授業 看護業務に関連する事故と安全対策①
事後学習(復習) 講義内容をまとめておくこと
第6週 事前学習(予習) 過去の医療事故の事例1例について検索(新聞・インターネット等)し、概要をまとめる(課題レポート)
授業 事故事例分析と安全対策の検討① グループワークガイダンス
事後学習(復習) グループワークでの課題(分析等)
第7週 事前学習(予習) グループワークでの課題(分析等)
授業 事故事例分析と安全対策の検討②
事後学習(復習) グループワークでの課題(分析等)および発表準備
第8週 事前学習(予習) グループワークでの課題(分析等)および発表準備
授業 事故事例分析と安全対策の検討③ 発表 まとめ
事後学習(復習) グループワークの成果を所定の用紙(講義内で提示)にまとめて提出
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ・第1回目でシラバスの変更点・学習方法を説明します。
・講義ではリフレクションペーパーを活用します。リフレクションペーパーのフィードバックは翌週の講義の最初に行います。
・課題(レポート等)のフィードバックとして、講評・解説の時間を設定します。