科目名 | 外国史 |
ナンバリング | SW_C2_07 |
担当者 | 松隈 達也 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
本講義では外国の歴史(とりわけイギリス史)を通じて、現在の国際情勢、欧米文化、あるいは日本についての理解が深まることを目的とする。講義で具体的に取り上げるのはイギリスの学校教育、福祉制度、衣食住などの生活文化史、女性史など。また中学・高校の地歴科教員をめざす学生にも必要な知見を提供する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
外国(とりわけイギリス)の近現代史の流れを説明できる。 現在の国際情勢や欧米の生活文化について、歴史的観点から説明できる。 外国史を、現代日本と比較することができる。 |
学習方法 | 講義 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキストは使用しない。毎回、レジュメを配布する。 参考文献は適宜紹介する。一例をあげると、川北稔『イギリス近代史講義』(講談社現代新書、2010年)。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 20 | 20 | 20 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 高校世界史の復習(18-20世紀のヨーロッパ史の箇所) |
授業 | ガイダンス、ヨーロッパ近現代史について | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 川北稔『イギリス近代史講義』第1章と第4章 |
授業 | イギリス生活文化史(1):大都会ロンドンの成立 | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 小野茂『歴史の中の英語』第7章 |
授業 | イギリス生活文化史(2):標準語と方言 | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 井野瀬久美恵『イギリス文化史』第6章 |
授業 | イギリス生活文化史(3):まずい食事と紅茶文化 | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 松塚俊三『歴史のなかの教師』第1章と第2章 |
授業 | イギリス教育史(1):公教育のはじまり | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 松塚俊三『歴史のなかの教師』第3章と第4章 |
授業 | イギリス教育史(2):民衆たちの学び | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 松塚俊三『歴史のなかの教師』第5章と第6章 |
授業 | イギリス教育史(3):苦悩する教師 | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 香川せつ子、河村貞枝『女性と高等教育』第2部 |
授業 | イギリス教育史(4):女子教育 | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 河村貞枝、今井けい『イギリス近現代女性史入門』第2章と第3章 |
授業 | イギリス女性史(1):「家庭の天使」になるために | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 井野瀬久美恵『女たちの大英帝国』第1章と第2章 |
授業 | イギリス女性史(2):海を渡った女たち | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 高田実、中野智世『福祉』第1章 |
授業 | イギリス福祉の歴史(1):救貧法とボランタリズム | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 金澤周作『チャリティとイギリス近代』第2章 |
授業 | イギリス福祉の歴史(2):海難救助の歴史 | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 岡村、高田、金澤『英国福祉ボランタリズムの起源』第5章 |
授業 | イギリス福祉の歴史(3):「支援に値する」失業者たち | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 高田実、中野智世『福祉』第2章 |
授業 | イギリス福祉の歴史(4):「ゆりかごから墓場まで」 | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 岡村、高田、金澤『英国福祉ボランタリズムの起源』第8章 |
授業 | イギリス福祉の歴史(5):誰が誰を救うのか、まとめと確認 | |
事後学習(復習) | 講義レジュメの復習 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 具体的なスケジュールと評価方法については第1回の授業で説明しますので、必ず出席すること。 正当な理由のない欠席、遅刻、途中退室は厳禁。 他人の受講を妨げる迷惑行為や私語、携帯電話・スマートフォンの使用は厳禁。 質問事項は授業の前後に申し出ること。 |