| 科目名 | 看護管理学 |
| ナンバリング | |
| 担当者 | 川島 睦子 |
| 開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
| 分類 | 専門教育科目 専門科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 小城 | 4年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
医療・看護を取り巻く環境をふまえ、社会のニーズに対応した質の高い看護を提供するために、看護管理の概念およびマネジメントの基礎知識・技術を学び、看護職個人および看護組織が担う役割を理解する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
認定看護管理者の資格を取得し看護管理者として豊富な経験をもつ専任教員が、実践から得た経験や事例をもとに看護管理の目的、質改善の取り組み、医療安全（感染管理）、看護政策に関する基礎的知識を解説し、看護管理過程の展開を教授する。 |
| 授業の 到達目標 |
１）看護におけるマネジメントやリーダーシップに必要な基礎的知識を述べることができる ２）看護サービス管理の意義を説明できる ３）看護ケア提供システムの種類と特徴を述べることができる ４）キャリア開発の視点から個人と組織の関係について述べることができる ５）看護を取り巻く諸制度について概要を述べることができる ６）医療安全に必要な基礎的知識を述べることができる ７）多様な看護管理の場について説明できる |
| 学習方法 | 2コマ連続で展開し、講義とグループ学習、個人ワークなどを組み合わせて学習します。講義ではテキストおよび配布資料を用いて基本的知識を自己学習して臨んでください。ワークに関しては授業内で一部発表します。※新型コロナウィルス感染症の状況により一部または全てを遠隔授業に切り替える場合があります。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
テキスト：上泉和子著看護の統合と実践[1] 看護管理 第10版 (系統看護学講座 統合分野)医学書院 参考文献：必要に応じて文献を提示します |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | |||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 60 | |||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | テキスト第１章を熟読しておく |
| 授業 | ガイダンス ，看護とマネジメント 看護管理の定義、看護管理学の基本的要素 | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | テキスト第２章を熟読しておくこと。 |
| 授業 | 看護ケアのマネジメント 看護ケアのマネジメントのプロセス 看護職の機能 | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | テキスト第２章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 看護ケアのマネジメント 安全管理、災害の予防と対応 | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | テキスト第２章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 2.看護ケアのマネジメント 医療現場における感染管理 院内感染 | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | テキスト第２章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 2.看護ケアのマネジメント チーム医療 必要な機能と看護職の責任と役割、多職種との連携 | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | テキスト第２章を読んでおくこと |
| 授業 | 2.看護ケアのマネジメント 看護業務の実践 日常業務のマネジメント | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | テキスト第４章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 4.看護サービスのマネジメント 医療におけるサービスの構造、医療サービスの質評価 | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | テキスト第４章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 4.看護サービスのマネジメント 組織としての目的を達成 看護サービス提供の仕組み | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | テキスト第４章を読んでおくこと |
| 授業 | 4.看護サービスのマネジメント 人材、施設・設備環境、物品、情報 | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | テキスト第４章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 4.看護サービスのマネジメント 経営管理と目標管理 看護管理者の看護の実際 | |
| 事後学習(復習) | 課題レポート「目標管理における組織目標と自己目標について」を作成する | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | テキスト第５章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 5.マネジメントに必要な知識とスキル マネジメントプロセス リーダーシップとマネジメント | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | テキスト第４章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 看護職のキャリアマネジメント キャリア成長、看護専門職としての成長 | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | テキスト第６章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 看護を取り巻く諸制度① 医療制度 医療法 医療保険制度 診療報酬 看護サービスの対価 | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | テキスト第６章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 看護を取り巻く諸制度② 小テスト 看護師の一日から看護管理を知る | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、整理する | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | これまでの授業中のミニテストや課題を振り返る |
| 授業 | まとめ、小テストのフィードバック、課題レポートの返却と振り返り | |
| 事後学習(復習) | 授業目標を振り返り達成できたか確認する | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | ・看護実践があるところ全てに看護管理が必要になります。看護管理とは看護師長や看護管理者だけが学ぶものではなく、チームや組織、システムを動かしていく活動であり、全ての看護職が担う活動であり役割です。大学卒業後は、組織やチームの一員として役割期待に応える存在となります。基礎的知識を身につけ課題に対処できる力をつけてください。 ・初回の講義で、学習の進め方について説明します。 ・授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更する場合があります。シラバスの修正が生じた場合は適宜説明します。 ・第00回の課題レポートは後日返却します。第14回で行う小テストの回答は授業で解説します。 |