科目名 | 人間心理学 |
ナンバリング | GE_C1_01 |
担当者 | 眞田 英進 |
開設学科 専攻・コース |
食物栄養学科 生活福祉学科 幼児保育学科 |
分類 | 一般教育科目 教養科目 |
関連する 資格・免許 |
栄養士免許申請資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修(食物栄養学科・幼児保育学科) 選択(生活福祉学科) |
授業の概要 及びねらい |
日常生活において、自己と他者の心に興味を持ち、その理解と共感に努め、人間の心の全般的領域に関する学問を学習することによって、良識ある社会人として、主体的・自立的に行動できる力の向上をめざす。さらに、地域社会への貢献に努め、すすんで社会に奉仕できる有能な職業人としての基礎力を養うことをねらいとする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
|
授業の 到達目標 |
・自他意識が認識でき、自分の意見を適切に表明し他者と協調して生きる態度を身につけることができる。 ・良識と適切な倫理観をもった自立的な個人として、責任ある行動を日常生活でとることができる。 ・人間心理を学ぶことによって、ライフスタイルに応じた生活習慣や自己管理の力を養うことができる。 ・人間心理学の知識を身につけ、人間性への理解や他文化・異文化に関する認識を深めることができる。 ・人間心理に関する知識を基に、将来の職業・社会生活での対人関係に役立つ基本的な常識を修得できる。 ・人間心理学を学び、将来の社会・職業生活上での問題を発見し、解決のための対応をとることができる。 ・人間心理に関する知識を基に、自己の行動力を伸ばし、他者とともに建設的な行動をとることができる。 ・人間心理学の学びで獲得した知識・態度に経験を加え、新たな個人目標達成に積極的に挑戦ができる。 |
学習方法 | 講義による |
テキスト及び 参考書籍 |
テキストは指定しない。参考書等は講義中に適宜紹介する。 |
【食物栄養学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | 5 | 10 | 5 | 15 | 5 | 5 | 15 | 100 | |||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【生活福祉学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 70 | ||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【幼児保育学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | 5 | 10 | 5 | 10 | 10 | 10 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | 70 | ||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 心のあり場所について調べる |
授業 | 人間心理学の歴史 | |
事後学習(復習) | 人間心理学の歴史を振り返り整理する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 感情・情緒とは何かを調べる |
授業 | 感情・情緒(情動)の心理 | |
事後学習(復習) | 感情・情緒の発動とメカニズムを理解する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 情緒障害とは何かを調べる |
授業 | 情緒障害とそのコントロール | |
事後学習(復習) | 情緒障害の発生と対応コントロールの理論を理解する | |
第4週 | 事前学習(予習) | こころの成り立ちを調べる |
授業 | 人間心理のバランスⅠ | |
事後学習(復習) | 精神分析学的な心的バランスを理解する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 前回以外のこころの構造理論諸説を調べる |
授業 | 人間心理のバランスⅡ | |
事後学習(復習) | 分析心理学からの心的バランスを理解する | |
第6週 | 事前学習(予習) | 人間の感覚・知覚の種類を調べる |
授業 | 感覚・知覚の心理 | |
事後学習(復習) | 感覚・知覚の特徴、特に視知覚について理解する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 言葉の早期発達を調べる |
授業 | 言語の心理 | |
事後学習(復習) | 言葉の早期発達を経年的に理解する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 気質・性格・人格の用語を調べる |
授業 | 性格(人格)の心理 | |
事後学習(復習) | 主要な人格理論を理解し、望ましい人格形成を考える | |
第9週 | 事前学習(予習) | 人間の成長・発達の疑問を整理する |
授業 | 人間心理の発達原理 | |
事後学習(復習) | 人間の発達原理・原則を理解する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 赤ちゃんの発達を調べる |
授業 | 乳幼児期の心理 | |
事後学習(復習) | 乳幼児期の心理・行動の発達段階を理解する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 保存の用語を調べる |
授業 | 児童期の心理 | |
事後学習(復習) | 保存概念や、仲間意識の発達を理解する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 二次性徴や友人関係の変化を調べる |
授業 | 思春期の心理 | |
事後学習(復習) | 複雑化する心、友人関係や家族との関係を理解する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 自分自身の現在的な心理状況を省察する |
授業 | 青年期の心理 | |
事後学習(復習) | アイデンティティの危機と克服を確認する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 自分の家族状況を分析してみる |
授業 | 家族の心理 | |
事後学習(復習) | 個人と家族の密接な関係性を確認する | |
第15週 | 事前学習(予習) | カウンセリング理論の種類を調べる |
授業 | 人間心理カウンセリング | |
事後学習(復習) | 非指示的と指示的(積極的)カウンセリングの代表的理論を理解する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 受講者自身の心理を振り返りながら、興味をもって講義に出席することを期待する。 |