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精神看護学方法論

科目名 精神看護学方法論
ナンバリング NS_D3_05
担当者 應戸 麻美
開設学科
専攻・コース
看護学科
分類 専門教育科目 専門科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
小城 3年 前期 2単位 必修
授業の概要
及びねらい
精神看護学概論および他領域科目で学んだ知識を活かし、精神を病む人および精神的困難を持つ人のこころとからだの状態について学習する。地域・在宅・施設・病院で生活する場に応じて多角的にアセスメントを行い、看護実践に活かせる看護過程の展開方法を学ぶ。また精神を病む人および精神的困難を持つ人がその人らしく生活できるように、治療的人間関係の展開・多職種との連携および社会的サポートシステムの活用方法を学ぶ。
実務経験に
関連する
授業内容
精神・神経科および他領域の看護師の実務経験を9年から15年もつ教員で授業を行う。精神を病む人および精神的困難を持つ人に対する必要な看護について、経験に基づき、事例を交えながら講義や演習を行う。
授業の
到達目標
1)精神を病む人および精神的困難を持つ人のこころとからだの状態を理解することができる。
2)精神看護に用いる理論・モデルを用い、精神を病む人および精神的困難を持つ人の状態をアセスメントできる。
3)精神を病む人および精神的困難を持つ人が、その人らしく生活できるように、治療的人間関係の展開や治療的コミュニケーションの技術の活用方法について説明できる。
4)精神を病む人および精神的困難を持つ人が、その人らしく生活できるように、多職種との連携について説明できる。
5)精神を病む人および精神的困難を持つ人が、利用できるサービスやサポートについて説明できる。
6)1)~5)をもとに、精神を病む人および精神的困難を持つ人に必要な看護の役割と生活を支援する方法について検討することができる。
学習方法 1)講義および演習。
2)テキストおよび配布プリントに基づいて学習する。
3)精神を病む人および精神的困難を持つ人に関するDVD鑑賞し、看護のあり方について学習する。
テキスト及び
参考書籍
テキスト:①精神看護学Ⅰこころ・からだ・かかわりのプラクティス、精神保健・多職種のつながり(南江堂)。
②精神看護学Ⅱこころ・からだ・かかわりのプラクティス、臨床で活かすケア(南江堂)。
③精神看護学 学生―患者のストーリーで綴る実習展開、(医歯薬出版)。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5     5                   5   20 5 5 20 5   10 10 10 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 70
小テスト等  
宿題・授業外レポート 20
授業態度  
受講者の発表 5
授業の参加度 5
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 精神看護学概論時のテキスト、講義資料を確認し講義に持参する
授業 講義及び演習のオリエンテーション
事後学習(復習) 授業を基に配布フォーマットに自己学習の計画を立案し、スケジュールを管理できるようにする
第2週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅶ章を読んでおく
授業 精神疾患の治療および検査/精神を病む人の病態像の理解
事後学習(復習) テキスト②第Ⅶ章を読み、講義内容と合わせて整理する
第3週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅷ章2を読んでおく
授業 治療・看護・支援の方法(精神療法、認知行動療法とアセスメント)
事後学習(復習) テキスト②第Ⅷ章2を読み、講義内容と合わせて整理する
第4週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅷ章2を読んでおく
授業 治療・看護・支援の方法(心理療法、SSTとアセスメント)
事後学習(復習) テキスト②第Ⅷ章2を読み、講義内容と合わせて整理する
第5週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅴ章2を読んでおく
授業 精神状態のアセスメントの視点/精神症状の理解
事後学習(復習) テキスト②第Ⅴ章2を読み、講義内容と合わせて整理する
第6週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅵ章6,7を読んでおく
授業 精神看護における人間関係論/コミュニケーション技法(―効果的なコミュニケーション/治療的なコミュニケーション及びプロセスレコードの目的、方法を含む)
事後学習(復習) テキスト②第Ⅵ章6,7を読み、講義内容と合わせて整理する
第7週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅵ章6,7を読んでおく
授業 精神看護学に用いる理論・モデル(プロセスレコード)1「講義・演習」
事後学習(復習) プロセスレコードの作成
第8週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅵ章6,7を読んでおく
授業 精神看護学に用いる理論・モデル(プロセスレコード)2「講義・演習」
事後学習(復習) テキスト②第Ⅵ章6,7を読み、講義内容と合わせて整理する
第9週 事前学習(予習) 図書館で調べる。調べたものを授業で使用する
授業 精神科急性期における医療と看護、慢性期における精神科チーム医療(DVD)1
事後学習(復習) 講義後、本講義の要点を整理する
第10週 事前学習(予習) 図書館で調べる。調べたものを授業で使用する。
授業 精神科急性期における医療と看護、慢性期における精神科チーム医療(DVD)2
事後学習(復習) 講義後、本講義の要点を整理する
第11週 事前学習(予習) 統合失調症の病態、検査、治療、看護について学習しておく
授業 精神疾患(統合失調症)の看護展開
事後学習(復習) 講義後、本講義の要点を整理する
第12週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅵ章6を読んでおく
授業 セルフケア理論の活用、日常生活の理論的根拠
事後学習(復習) テキスト②第Ⅵ章6を読み、講義内容と合わせて整理しておく
第13週 事前学習(予習) 事例展開のための情報の整理、アセスメントを作成する
授業 看護過程の展開GW①
事後学習(復習) 授業で理解したことを活用して自己課題を作成する
第14週 事前学習(予習) 看護過程の展開を進める
授業 看護過程の展開GW②
事後学習(復習) 事例展開を進め、看護計画まで立案する。発表の準備をする
第15週 事前学習(予習) テキスト②第Ⅵ章6を読んでおく
授業 セルフケア理論の活用、日常生活の理論的根拠
事後学習(復習) テキスト②第Ⅵ章6を読み、講義内容と合わせて整理しておく
第16週 事前学習(予習) 気分障害の病態、検査、治療、看護について学習しておく
授業 精神疾患(気分障害)の看護展開
事後学習(復習) 講義後、本講義の要点を整理する
第17週 事前学習(予習) 事例展開のための情報の整理、アセスメントを作成する
授業 看護過程の展開GW③
事後学習(復習) 授業で理解したことを活用して自己課題を作成する
第18週 事前学習(予習) 看護過程の展開を進める
授業 看護過程の展開GW④
事後学習(復習) 事例展開を進め、看護計画まで立案する。発表の準備をする
第19週 事前学習(予習) 精神科臨床における倫理的問題および分析に関する資料を読んでおく
授業 精神科臨床における倫理的問題(倫理分析:ケースをもとに考える)
事後学習(復習) 講義後、本講義の要点を整理する
第20週 事前学習(予習) 発表の準備をしておく
授業 精神看護(統合失調症)の看護過程展開GW発表
事後学習(復習) 講義後、本講義の要点を整理する
第21週 事前学習(予習) 発表の準備をしておく
授業 精神看護(気分障害)の看護過程展開GW発表
事後学習(復習) 講義後、本講義の要点を整理する
第22週 事前学習(予習) 自己の看護計画に基づく具体的看護場面を立案しておく(統合失調症)(気分障害)
授業 看護計画に基づく場面実践GW
事後学習(復習) 立案した計画に対するアセスメント、評価のレポート作成
第23週 事前学習(予習) 精神看護学概論、精神看護学方法論のテキスト、資料を読んでおく
授業 精神看護学方法論まとめ/事前実習オリエンテーション(外部講師)
事後学習(復習) 講義後、本講義の要点を整理する
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 1.事前学習(予習)を必ず行うこと。
2.演習では、積極的にグループワークに参加してください。
3.テキストおよび講義資料、演習レポート等を活用して、自分自身が一番活用しやすい授業資料を作成してください。
4.授業および演習の進行状況により授業計画の変更が生じる際は事前に連絡します。
5.レポート課題は個人あるいは次回講義で全体に対してコメントをします。