科目名 | 医療福祉特論 |
ナンバリング | |
担当者 | 占部 尊士 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 地域生活支援学専攻(博士前期課程) |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
医療ソーシャルワーカーを取り巻く環境は近年、急激に変化してきている。そこで、医療ソーシャルワークの実践におけるさまざまな事象を検討し、データに基づく分析によってそれぞれを考察していく。さらに、クライエントと向き合う方法としてのソーシャルワークの方法論を多角的な視点から把握していくことを本講義の目的とする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
医療福祉に関する実践経験のある教員が実践現場に基づく学習を進めるための支援を行う。 |
授業の 到達目標 |
保健医療分野で相談業務等を担うソーシャルワーカーとしての実践力を向上させ、スキルアップを図ることができる。 ①保健医療分野のソーシャルワークの歴史と動向、医療と社会・経済、医療機関の機能とソーシャルワークについて理解できる。 ②医療福祉の倫理・価値とソーシャルワーク、生活障害とソーシャルワーク、連携・協働について理解できる。 ③医療福祉分野におけるソーシャルワーク実践の評価・記録、組織と業務管理、保健・医療・福祉法規・制度について理解できる。 |
学習方法 | 事前学習としてテーマの分析を行い、先行研究などを調べておく。発表の担当回では、レジュメの作成からプレゼンの準備を行う。講義では、発表担当者によるプレゼンの後、全体協議を経てまとめるとともに、教員からのアドバイスを受ける。発表担当者は報告書を作成し、参加者はリフレクションペーパーに内容を記入する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
NPO法人日本医療ソーシャルワーク研究会編「医療福祉総合ガイドブック2021年度版」医学書院 ISBN:978-4-260-04629-9 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ○ | ○ | 40 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 授業の概要をシラバスなどから把握しておく |
授業 | オリエンテーション | |
事後学習(復習) | 授業の概要について理解した内容をまとめる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 「医療に関する諸制度」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 医療に関する諸制度 | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第3週 | 事前学習(予習) | 「医療サービス」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 医療サービス-医療提供のしくみ | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | 「在宅生活を支える地域資源」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 在宅生活を支える地域資源 | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 「社会保障とメンタルヘルス」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 社会保障とメンタルヘルス | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 「精神科における医療サービス」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 精神科における医療サービス | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第7週 | 事前学習(予習) | 「生活支援の実際」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 生活支援の実際-公的扶助と生活困窮者自立支援制度、年金保険制度 | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 「就職支援の実際」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 就職支援の実際 | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 「高齢者サービスの実際」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 高齢者サービスの実際 | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 「障害者・障害児サービスの実際」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 障害者・障害児サービスの実際 | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第11週 | 事前学習(予習) | 「子ども・家庭のための支援」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 子ども・家庭のために | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 「自然災害等にあった人のための支援」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 自然災害等にあった人のために | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 「社会保障と新型コロナウイルス感染症」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 社会保障と新型コロナウイルス感染症 | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 「新型コロナウイルス感染症に伴う生活支援」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 新型コロナウイルス感染症に伴う生活支援 | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第15週 | 事前学習(予習) | 「地域包括ケアシステムに向けた地域共生社会の実現」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 地域包括ケアシステムに向けた地域共生社会の実現 | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画の各週の内容は、授業で取り上げる主な事項を示しています。授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更が出る場合があります。 配布資料などにおいて特別な配慮が必要な場合は、事前に申し出てください。保健医療福祉に関する専門的な用語の理解が必須となりますので、日本語能力などにおいては事前にご相談ください。 ※事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(レポート・発表等)に対するフィードバックを講義中にて行います。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(Teams等)に切り替える場合があります。 |