科目名 | 特別研究 |
ナンバリング | |
担当者 | 森本 眞寿代 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 看護学専攻(修士課程) |
分類 | 必修科目 研究演習 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 1年 | 通年 | 8単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
母子の健康問題を支援し、新しい家族を加えた家族形成と生活環境の相互作用についての課題を理解した中での支援の在り方を探究して実践への道を探る。また、新生児・乳児期の子どもを持つ母親およびその家族の適応過程における心身の健康問題の背景を探究し、支援やファシリテーターとしての在り方を修得し実践への道を探る。研究テーマに対して適合した研究方法・分析をもとに研究計画を立案し、計画に基づいてデータ収集、分析、結果、考察をまとめ、修士論文として作成指導する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
約20年間の大学病院勤務の中で研究を17年間継続し学会発表および論文投稿を行い、またその成果は看護実践にもフィードバックを行った。以前病棟研究として継続していたことより修士課程進学率の増加に貢献し、研究的視点を持つ看護実践家の育成に関わった。また、地方学会誌ではあるが論文の査読委員の実績もあるためそれらを研究指導に反映させる。修士課程では質的・量的研究いづれの指導にも対応する。 |
授業の 到達目標 |
1. 先行研究の収集及び研究論文のレビュ-などのリサ-チを行い、研究課題を明らかにする。 2. 研究課題にふさわしい研究方法論を構築することができる。 3. 修士論文に向けての研究計画書の作成ができる。 4.研究計画に基づき調査の実施、得られたデータの分析を行いながら結果をまとめ考察ができる。 5.研究科での報告会や学会発表を通して課題を明確にすることができる。 6.研究結果を修士論文としてまとめることができる。 |
学習方法 | 受講者の課題報告および教員による指導を行う。必要に応じ他の教員からも研究指導を受ける。 |
テキスト及び 参考書籍 |
バ-ンズ&グロ-ブ著,黒田裕子他監訳『看護研究入門』, D.F.ポ-トリット&C.T.ベック著,近藤潤子監訳『看護研究 原理と方法』 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 25 | 30 | 10 | 100 | ||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 5 | |||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 5 | ||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||
その他 | 80 | ||||||||||||||||||||||||
修士論文を作成できる。 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 関心のある研究課題に関して文献・資料・デ-タを収集し、まとめておく。 |
授業 | 授業の流れと課題の到達目標の確認・履修計画の指導を行う。 | |
事後学習(復習) | 課題についてのまとめを行う。研究指導教員届(4月)の記載・提出を行う。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 関心のある研究課題に関する文献・資料・デ-タを収集し、まとめて自分自身の考えをまとめておく |
授業 | 受講者の関心や疑問を明確な問いや仮説を掘り下げ吟味・検討する。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り、まとめを行い、自分の研究課題を考える。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 自分の関心のある研究課題に関する文献・資料・デ-タを収集し発表できる準備する。 |
授業 | 受講者の関心や疑問を明確な問いや仮説を掘り下げ吟味・検討する。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り、まとめを行う。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト『看護研究入門』第1章・第2章 P2-P32。 |
授業 | 研究課題と関連ある論文のクリティ-クを行う。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り、まとめ、先行研究の整理を行う。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト『看護研究入門』第1章・第2章 P2-P32。 |
授業 | 研究課題と関連ある論文のクリティ-クを行う。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り、まとめ、先行研究の整理を行う。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト『看護研究入門』第1章・第2章 P2-P32。 |
授業 | 研究課題と関連ある論文のクリティ-クを行う。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り、まとめ、先行研究の整理を行う。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト『看護研究入門』第3章・第4章 P33-P66。 |
授業 | 受講者の先行研究のレビュ―とその報告に対する指導を行う。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り用語の整理を行う。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 構想のプレゼンテーションに向けての原稿整理をして発表できるようにまとめておく。 |
授業 | 構想のプレゼンテーションに向けての検討。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返りとまとめを行う。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 構想のプレゼンテーションに向けての原稿整理をして発表できるようにまとめておく。 |
授業 | 構想のプレゼンテーションに向けての検討。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り、まとめ、研究方法の整理を行う。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト『看護研究入門』第5章・第6章 P68-P105。 |
授業 | 量的研究及び質的研究それぞれの研究プロセスについて議論しながら理解を深める。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り、まとめ、研究方法の整理を行う。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト『看護研究入門』第5章・第6章 P68-P105。 |
授業 | 量的研究及び質的研究それぞれの研究プロセスについて議論しながら理解を深める。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り、まとめ、研究方法の整理を行う。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 取り組む研究課題のテーマ・研究の目的・意義、研究方法などについて説明資料を作成する。 |
授業 | 研究テーマを決定し、目的・意義、研究方法の説明についての検討を行う。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り、まとめ・整理をする。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | データを整理しまとめておく。 |
授業 | データ分析の報告と統計処理についての検討。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | データを整理しまとめておく。 |
授業 | データ分析の報告と統計処理についての検討。 | |
事後学習(復習) | 指導されたことをまとめ、研究全体の構想を考える。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 研究論文全体の構想図を考えまとめておく。 |
授業 | 研究論文全体の構想図の検討を議論しながら理解を深める。 | |
事後学習(復習) | 指導されたことをまとめ、研究全体の構想を整理する。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | 研究計画書を作成し発表できるようにまとめておく。 |
授業 | 研究計画書に関して教員及び受講者間の議論を行う。 | |
事後学習(復習) | 指導されたことを整理し、まとめておく。 | |
第17週 | 事前学習(予習) | 研究計画書を提出できる資料として作成する。 |
授業 | 研究計画書に関して教員及び受講者間の議論を行う。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第18週 | 事前学習(予習) | 研究計画書を提出できる資料として作成する。 |
授業 | 研究計画書に関して教員及び受講者間の議論を行う。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第19週 | 事前学習(予習) | 修士論文題目届提出に向けての書類をまとめておく。 |
授業 | 修士論文題目届提出に向けたの指導。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正、修士論文題目届提出(9月末)する。 | |
第20週 | 事前学習(予習) | 自らの研究課題に関する先行研究の整理を行う。 |
授業 | 自らの研究課題に関する文献レビューについて検討する。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正を行う。 | |
第21週 | 事前学習(予習) | 自らの研究課題に関する先行研究の整理を行う。 |
授業 | 自らの研究課題に関する文献レビューについて検討する。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正を行う。 | |
第22週 | 事前学習(予習) | 研究倫理委員会申請書類を作成し、発表できるようにまとめておく。 |
授業 | 受講者の倫理審査委員会申請書類について検討する。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正を行う。 | |
第23週 | 事前学習(予習) | 研究倫理委員会申請書類を作成する。 |
授業 | 受講者の研究倫理委員会申請書類について検討する。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正を行う。 | |
第24週 | 事前学習(予習) | 第1回中間発表会(11月)に向けての原稿整理をして発表できるようにまとめておく。 |
授業 | 第1回中間発表会(11月)に向けての全体的な準備についての確認・指導を行う。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正を行う。 | |
第25週 | 事前学習(予習) | 第1回中間発表会(11月)に向けての原稿整理をして発表できるようにまとめておく。 |
授業 | 第1回中間発表会(11月)に向けての全体的な準備についての確認・指導を行う。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正を行う。 | |
第26週 | 事前学習(予習) | 第1回中間発表会(11月)に向けての原稿整理をして発表できるようにまとめておく。 |
授業 | 第1回中間発表会(11月)に向けての全体的な準備についての確認・指導を行う。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正を行う。 | |
第27週 | 事前学習(予習) | 発表後の指導された内容に関するまとめを行う。 |
授業 | 第1回中間発表会(11月)後課題に関する検討を行う。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正を行う。 | |
第28週 | 事前学習(予習) | 自らの研究方法について整理し発表できるようにまとめる。 |
授業 | フィ-ルドワ-クとの連携、デ-タ収集とその整理の仕方について理解を深める。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正を行う。 | |
第29週 | 事前学習(予習) | デ-タ収集について、発表できるようにまとめておく。 |
授業 | フィ-ルドワ-クとの連携、デ-タ収集とその整理の仕方について理解を深める。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正を行う。 | |
第30週 | 事前学習(予習) | デ-タ収集について、発表できるようにまとめておく。 |
授業 | フィ-ルドワ-クとの連携、デ-タ収集とその整理の仕方について理解を深める。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正を行う。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 1年次30コマ、2年次30コマ、合計60コマの講義を行う。受講に関しては、入念な準備をして授業に臨み、積極的・主体的に議論ができるようにして、学びを深めてほしい。 |