科目名 | 栄養総合演習Ⅱ |
ナンバリング | HN_K3_02 |
担当者 |
堀田 徳子
三隅 幸子 船元 智子 熊川 景子 |
開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
管理栄養士国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 4年 | 前期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
医療、公衆栄養の現場において、様々な人々の抱える健康・栄養上の諸問題を体験し、それらに携わる管理栄養士の仕事に接する機会である臨地実習が円滑かつ効果的に実施できるよう、基本事項について概説する。また、臨地実習の経験をとおし、管理栄養士に必要な知識と技術について整理し、将来の管理栄養士像を形成する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)臨地実習受講にあたっての心構えができ、実習目標を設定し、学習意欲を高める。 2)管理栄養士の使命や役割、協働する関連職種との関わりについて説明できる。 3)職域・地域における対象者の違いと実践されている栄養教育の内容について説明できる。 4)時間の厳守、挨拶の励行、身だしなみ、自身の健康管理・衛生管理の徹底、施設内でのマナー(電話のかけ方、報告と伝言の徹底等)、基本的事項を守り、実際の行動で示すことができる。 5)臨床における傷病者の病態や栄養状態の特徴に基づいた適正な栄養管理の方法、臨床栄養管理業務、チーム医療における管理栄養士の役割について基本的な事項を説明できる。 6)公衆栄養活動の基本事項である、地域の健康・栄養問題に関する実態把握の手法、地域住民の健康、福祉、食育等に関わる業務、他職種、地域住民組織との連携について基本的な事項を説明できる。 7)業務日誌、報告書作成等の基本事項を理解し、作成することができる。 8)実習で学んだ知識と技術について整理し、報告や意見交換ができる。 |
学習方法 | 講義、演習、グループワーク、発表 |
テキスト及び 参考書籍 |
実習ノート、関連科目のテキスト |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 10 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 15 | 5 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ○ | 50 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
授業態度が不良であれば減点する | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 保健所、保健センターの業務の違いについて確認しておく |
授業 | 臨地実習Ⅲの実習前オリエンテーション | |
事後学習(復習) | 実習に向け、準備にとりかかる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 事前学習(各自) 実習の目標を立てる |
授業 | 臨地実習Ⅲの事前学習・指導 | |
事後学習(復習) | 事前学習で調べたことを整理する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 臨地実習Ⅱのノートを読み、栄養指導を復習しておく |
授業 | グループ討論の説明。栄養指導(個人・集団)プレゼンテーション準備 | |
事後学習(復習) | プレゼンテーション資料を仕上げる | |
第4週 | 事前学習(予習) | グループ討論時のプレゼンテーションの練習をする |
授業 | 栄養指導(個人・集団)グループ討論 | |
事後学習(復習) | グループ内メンバーの発表内容をまとめる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 実習中に学んだチーム医療について復習をしておく |
授業 | チーム医療 プレゼンテーション準備 | |
事後学習(復習) | プレゼンテーション資料を仕上げる | |
第6週 | 事前学習(予習) | グループ討論時のプレゼンテーションの練習をする |
授業 | チーム医療 グループ討論 | |
事後学習(復習) | グループ内メンバーの発表内容をまとめる | |
第7週 | 事前学習(予習) | 実習中に学んだ栄養ケアマネジメントについて復習をしておく |
授業 | 栄養ケアマネジメント プレゼンテーション準備 | |
事後学習(復習) | プレゼンテーション資料を仕上げる | |
第8週 | 事前学習(予習) | グループ討論時のプレゼンテーションの練習をする |
授業 | 栄養ケアマネジメント グループ討論 | |
事後学習(復習) | グループ内メンバーの発表内容をまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 実習中に学んだ症例または自己課題について復習をしておく |
授業 | 症例報告または自己課題 プレゼンテーション準備 | |
事後学習(復習) | プレゼンテーション資料を仕上げる | |
第10週 | 事前学習(予習) | グループ討論時のプレゼンテーションの練習をする |
授業 | 症例報告または自己課題 グループ討論 | |
事後学習(復習) | グループ内メンバーの発表内容をまとめる | |
第11週 | 事前学習(予習) | グループ討論時のプレゼンテーションの練習をする |
授業 | わたしの管理栄養士像 グループ討論 | |
事後学習(復習) | グループ内メンバーの発表内容をまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 講演者の勤務施設の概要について調べておく |
授業 | 現場で働く先輩管理栄養士の講演 | |
事後学習(復習) | 管理栄養士の実践の場における役割について考察し、必要な知識や技術についてまとめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 実習ノートの整理 発表資料を作成する |
授業 | 公衆栄養:・保健センター実習報告「保健センター業務の実際について(発表)」・情報交換 | |
事後学習(復習) | 実習ノートの整理 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 実習ノートのまとめ、実習報告書作成、保健所実習の課題(調べ学習) |
授業 | 公衆栄養:保健センター実習報告(施設ごと)・保健所実習の事前学習 | |
事後学習(復習) | まとめと実習ノートの整理 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 栄養管理報告書について調べておく |
授業 | 公衆栄養:・栄養管理報告書等について ・保健センター実習事後指導 | |
事後学習(復習) | まとめと実習ノートの整理 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 本演習は、管理栄養士国家試験受験資格として取得すべきものである。臨地実習Ⅱ・Ⅲの履修者は必ず受講すること。 |