科目名 | 栄養教育論Ⅱ |
ナンバリング | HN_G2_03 |
担当者 | 沖田 千代 |
開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
管理栄養士国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
これまでのガイダンス中心の指導では、本人の気づきや自己決定、やる気を引き出すアプローチに欠けている。そのアプローチ方法である行動科学、カウンセリング技法の知識について教授し、症例への適応について検討することが本講義のねらいである。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)行動科学の理論やモデルについて理解し、概説できる 2)行動変容技法について概説できる 3)行動変容技法の具体例を説明できる 4)カウンセリングを行う際の倫理、環境について概説できる 5)カウンセリング技法について概説できる |
学習方法 | 講義、ロールプレイによる行動科学理論、およびカウンセリング技法の体験を通した学習 |
テキスト及び 参考書籍 |
栄養カウンセリング論:小松啓子(講談社サイエンティフィク) 栄養教育論:丸山千寿子(南江堂) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 60 | 15 | 15 | 100 | ||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | 50 | |||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 栄養教育の必要性について考える |
授業 | オリエンテーション(行動技法、カウンセリングの必要性について) | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 学習の成り立ちについて予習する |
授業 | 行動科学の理論(学習の成り立ち:レスポンデント学習、オペラント学習、行動技法) | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 先週の要点を言える |
授業 | 行動科学の基礎理論(健康信念モデル) | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 先週の要点を言える |
授業 | 行動科学の基礎理論(行動変容段階モデル) | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 先週の要点を言える |
授業 | 行動科学の基礎理論(計画的行動理論、自己効力感) | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第6週 | 事前学習(予習) | 先週の要点を言える |
授業 | 行動科学の基礎理論(ストレスコーピング、ソーシャルサポート、コントロール所在) | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 先週の要点を言える |
授業 | 行動科学のまとめ(PPモデル) | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 先週の要点を言える |
授業 | 栄養カウンセリングの基礎知識 | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 先週の要点を言える |
授業 | カウンセリング技法(観察、言語的表現、非言語的表現、傾聴) | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 先週の要点を言える |
授業 | カウンセリング技法(共感、受容、自己一致) | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 先週の要点を言える |
授業 | カウンセリング技法(開かれた質問、閉ざされた質問、効果的沈黙) | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 先週の要点を言える |
授業 | カウンセリング技法(繰り返し技法、要約) | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 先週の要点を言える |
授業 | カウンセリング技法のまとめ、コーチング | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 先週までの関連した学習の要点を言える |
授業 | カウンセリングのまとめ | |
事後学習(復習) | 行動科学理論、カウンセリングについて重要な点を整理する。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 学習内容以外の学問の広がりがあることを知る |
授業 | 総括 | |
事後学習(復習) | 栄養教育の重要性について話すことができる | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | テスト | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 技法が体験できるように真剣に取り組むこと。事前学習として行動科学・カウンセリング技法について調べ学習をすること。事後学習として、行動科学の症例をもう一度解きなおすこと。 |