科目名 | 公衆衛生学 |
ナンバリング | NS_B2_02 |
担当者 | 黒田 研二 |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基礎科目 |
関連する 資格・免許 |
養護教諭一種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 1年 | 後期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
公衆衛生とは、人々の健康を増進し傷病を予防することを目的とした実践であり研究分野です。憲法25条に定められた生存権を保障する制度(社会保障制度)の重要な柱でもあります。本授業では公衆衛生の考え方、活動対象や展開方法、制度のしくみなどを詳しく講じます。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
以下のような点を理解し、自ら公衆衛生の実践活動に参加できるよう、理念(態度)や知識基盤を獲得する。(1)公衆衛生の考え方(定義、理念など) (2)公衆衛生の歴史的発展のあゆみ (3)公衆衛生活動の対象と展開方法 (4)実践の基盤となる疫学の方法 (5)公衆衛生の様々な制度的枠組みと政策の現状(母子保健、成人保健、高齢者保健、精神保健、歯科保健、難病・障害施策、感染症対策、学校保健、職場の保健、環境衛生、災害保健など)。 |
学習方法 | 教科書をもとに予習をしてもらい、講義でその内容を補います。各章の末尾に書かれている「復習と課題」を、ノートに書き写し、穴埋め問題を解いておいてください。[ ]には重要なキーワードが入るので、記憶する必要があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
教科書:系統看護学講座専門基礎分野『公衆衛生』医学書院。 参考図書:厚生の指標増刊『国民衛生の動向』厚生労働統計協会(毎年発行されています。最新版を参照してください)。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 40 | 30 | 5 | 5 | 5 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ○ | 40 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 教科書の序章を読んでおくこと |
授業 | 公衆衛生をまなぶにあたって | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 教科書の1章を読んでおくこと |
授業 | 公衆衛生のエッセンス | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 教科書の2章と3章を読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 公衆衛生の活動対象、公衆衛生のしくみ | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 教科書の4章を読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 環境と保健 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 教科書の5章を読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 国際保健 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第6週 | 事前学習(予習) | 教科書の6章を読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 集団の健康をとらえるための手段 疫学 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 教科書の7章のAを読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 母子保健について | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 教科書の7章のBを読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 成人保健について | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 教科書の7章のCを読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 高齢者保健について | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 教科書の7章のDを読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 精神保健について | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 教科書の7章のFを読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 障害と難病に関する施策 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 教科書の7章のEを読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 歯科保健について | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 教科書の7章のGを読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 感染症対策 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 教科書の8章と9章を読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 学校保健、職場の保健 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第15週 | 事前学習(予習) | 教科書の10章を読んで、復習と課題を解いておくこと |
授業 | 健康危機管理・災害保健 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |