科目名 | 保健統計学 |
ナンバリング | NS_B2_04 |
担当者 | 黒田 研二 |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基礎科目 |
関連する 資格・免許 |
保健師国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 2年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
看護を学ぶのに統計の知識は必須のものです。統計学を抜きに人々の集団における健康状態や疾病の状態をとらえたり、有効な看護支援の方法を見出すことはできません。統計学の考え方を身につけ、医療の現状の分析に役に立つ統計(記述統計)、有効な支援方法を見出す研究に必要な統計(推測統計)を学びます。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
(1) 保健統計学の基本的考え方を身につける。 (2) 記述統計に必要な統計量(平均値、中央値、最頻値、散布度、分散、標準偏差、歪度、尖度、変動係数など)の意味や算出の仕方を理解する。 (3) 統計的な数値の表現方法(図や表の表し方)を理解する。 (4) 二つの変数を組み合わせて分析する方法(クロス集計、散布図、相関分析、回帰分析、分散分析など)と、そこからで読み取れる事柄を学ぶ。 (5) 推測統計の考え方を理解する(区間推定、信頼区間、有意水準などの意味の理解)。 (6) 仮説検定の考え方と方法を学ぶ(t検定、カイ二乗検定など)。 |
学習方法 | 予習を重視し、毎回予習問題を設定します。予習問題は授業の1週間前にはダウンロードできるようにします。教科書をよく読んで予習をし、事前に予習問題に解答を書き込んでおいてください。毎回授業の終わりにはその予習問題レポートを提出してもらいます。予習問題レポートで評価全体の60%、期末試験40%です。 |
テキスト及び 参考書籍 |
教科書:『基本からわかる看護統計学入門 第2版』大木秀一著、医歯薬出版株式会社 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 40 | 30 | 5 | 5 | 5 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 40 | |||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | ○ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 教科書の(1~21頁)を読んで、予習問題を解いておくこと |
授業 | 第1部 統計学の基礎 1.統計学とは 2.基本的な用語とデータについて 3.記述統計と推測統計の区別 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 教科書の(23~42頁)を読んで、予習問題を解いておくこと |
授業 | 第2部 記述統計 4.1変数の記述統計―データの図表化と数値要約 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 教科書の(43~53頁)を読んで、予習問題を解いておくこと |
授業 | 第2部 記述統計 4.1変数の記述統計―データの図表化と数値要約 つづき | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 教科書の(54~63頁)を読んで、予習問題を解いておくこと |
授業 | 第2部 記述統計 5.2変数の記述統計―変数間の関係を探る | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 教科書の5章前半(64~77頁)を読んで、予習課題を解いておくこと |
授業 | 第2部 記述統計 5.2変数の記述統計―変数間の関係を探る つづき | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第6週 | 事前学習(予習) | の5章後半(77~81頁)を読んで、予習課題を解いておくこと |
授業 | 第2部 記述統計 5.2変数の記述統計―変数間の関係を探る つづき | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 教科書の5章後半(83~99頁)を読んで、予習課題を解いておくこと |
授業 | 第3部 推測統計への準備 6.推測統計を学ぶための準備―確率について | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 教科書の6章(100~111頁)を読んで、予習課題を解いておくこと |
授業 | 第3部 推測統計への準備 6.推測統計を学ぶための準備―確率について つづき | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 教科書の7章(1112~131頁)を読んで、予習課題を解いておくこと |
授業 | 第3部 推測統計への準備 7.推測統計の基本的な考え方―部分から全体を推測する仕組み | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 教科書の8章(132~151頁)を読んで、予習課題を解いておくこと |
授業 | 第3部 推測統計への準備 8.正規母集団の標本分布 | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 教科書の9章(152~160頁)を読んで、予習課題を解いておくこと |
授業 | 第3部 推測統計への準備 9.推定と検定を具体的に考えてみる | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 教科書の10章(162~175頁)を読んで、予習課題を解いておくこと |
授業 | 第4部 推測統計(推定と検定)10.推定―母数の存在する範囲を確率的に推定する | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 教科書の11章前半(176~191頁)を読んで、予習課題を解いておくこと |
授業 | 第4部 推測統計(推定と検定) 11.検定(統計的仮説検定)―仮説の正しさを確率的に判断する | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 教科書の11章後半(191~202頁)を読んで、予習課題を解いておくこと |
授業 | 第4部 推測統計(推定と検定) 11.検定(統計的仮説検定)―仮説の正しさを確率的に判断する つづき | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する | |
第15週 | 事前学習(予習) | 教科書の12章(203~214頁)を読んで、予習課題を解いておくこと |
授業 | 第5部 まとめ 12.統計学の理論と現実の調査研究のギャップを考える | |
事後学習(復習) | 教科書、配布資料、板書内容などを合わせて内容を理解する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |