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看護教育学特論

科目名 看護教育学特論
ナンバリング MNA105
担当者 岡﨑 美智子
鷹居 樹八子
管原 正志
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 看護学専攻(修士課程)
分類 選択科目 基礎分野
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 1年 前期 2単位 選択
授業の概要
及びねらい
看護教育学を理解するための基盤となる教育学について概説し、成人教育(アンドロゴジ-)の特徴を踏まえ、看護の中の教育的機能について理解を深める。看護専門職の教育について保健師助産師看護師法の指定規則を理解し、看護教育課程の法的理解をするとともに、看護教育制度の変遷を学ぶ。①看護教育における看護基礎教育について、コアカリキュラムと看護技術、臨地実習指導、学生指導等の理解を深める。
②看護教育の看護継続教育について学び、主として病院における新人教育・現任教育、厚労省・文科省・看護協会等の主催する講習会等の教育プログラムの立案および展開方法・評価について理解する。  
実務経験に
関連する
授業内容
看護基礎教育の現場で専門学校(3年課程・2年課程)・大学教育(一般教育・看護教育)及び継続教育(認定看護師コース・専門看護師コース・新人看護師等の研修会講師)などの教授を長年担当してきた教授4名により講義を行い、研究方法の助言を実施する。
授業の
到達目標
①教育学の基礎理論を理解する。
②看護教育の変遷を学び、看護教育制度を理解する。
③看護基礎教育の教育課程の変遷を学び、現代の教育課程における課題を考察する。
④看護基礎教育の教育方法について、課題解決する方策を考察する。
⑤大人の学びを開く方法について理解し、現実の課題解決に反映させ、授業(演習)方法に適用できる。
⑥継続教育についてその範囲を理解し、病院における新人教育・現員教育の課題を明らかにする。
⑦看護教育学の研究方法について学修し、倫理的配慮ができる。
⑧臨地実習の教育方法を学修し、実習指導計画・評価方法を立案できる。
⑨ 看護教育課程の編成について学び、教育課程(カリキュラム)の作成・運用・評価の一連のプロセスを理解する。
⑩授業(講義・演習)及び臨地実習の評価について可視化できる。
学習方法 講義(20%)及びグル-プ討議への参加(30%)、プレゼンテ-ション(30%)及びレポ-ト作成(20%)
テキスト及び
参考書籍
杉森みど里・舟島なおみ『看護教育学』第6版、医学書院
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率         5     5         5 5 5 10 10 10 10 10 10   10 5 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 40
授業態度  
受講者の発表 40
授業の参加度 20
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスを読み、この授業展開について理解する シラバスを読み、この授業展開について理解する
授業 オリエンテ-ションでこの授業の展開を概説する(岡崎)
事後学習(復習) オリエンテ-ションを聴き、この授業の取り組み方を考え学修計画を立てる
第2週 事前学習(予習) テキスト:第1章の看護教育の概要を理解する
授業 看護教育の変遷を学び、看護教育制度を理解する(岡崎)
事後学習(復習) 看護教育の変遷について、歴史を学ぶ意義を考える
第3週 事前学習(予習) 資料を読み理解する
授業 教育学(教育原理)の基礎理論を理解する(管原)
事後学習(復習) 教育学の基礎理論について、看護教育制度の変遷と合わせて考える
第4週 事前学習(予習) 資料を読み理解する
授業 教育学(教育方法)の基礎理論を理解する(管原)
事後学習(復習) 教育学(教育原理)の基礎理論を看護教育にどのように適用できるか考える
第5週 事前学習(予習) テキストと資料を読み理解する
授業 看護基礎教育の教育課程の変遷を学び、現代の教育課程における課題を考察する(岡崎)
事後学習(復習) 現在の教育課程の課題を考える
第6週 事前学習(予習) 資料を読み理解する
授業 看護基礎教育の教育方法について、課題解決する方策を考察する(鷹居)
事後学習(復習) 現在の看護基礎教育の課題を考える
第7週 事前学習(予習) 資料を読み理解する
授業 看護基礎教育の教育方法について、課題解決する方策を考察する(鷹居)
事後学習(復習) 現在の看護基礎教育の課題を考える
第8週 事前学習(予習) 資料を読み理解する
授業 大人の学びを開く方法を理解し、現実の課題解決に反映させ授業(演習)方法に適用できる(岡崎)
事後学習(復習) 現在の成人教育の課題を考える
第9週 事前学習(予習) 資料を読み理解する
授業 継続教育についてその範囲を理解し、病院における新人教育・現員教育の課題を明らかにする(北原)
事後学習(復習) 現在の継続教の課題を考える
第10週 事前学習(予習) 資料を読み理解する
授業 継続教育についてその範囲を理解し、病院における新人教育・現員教育の課題を明らかにする(北原)
事後学習(復習) 現在の教育課程の課題を考える
第11週 事前学習(予習) テキストと資料を読み理解する
授業 臨地実習の教育方法を学修し、実習指導計画・評価方法を立案できる(岡崎)
事後学習(復習) 現在の臨地実習の課題を考える
第12週 事前学習(予習) テキストと資料を読み理解する
授業 看護教育課程の編成について学び、教育課程の作成・運用・評価の一連のプロセスを理解する(鷹居)
事後学習(復習) 現在の教育課程の課題を考える
第13週 事前学習(予習) 資料を読み理解する
授業 看護教育学の研究方法について学修し、倫理的配慮ができる(岡崎)
事後学習(復習) 現在の看護教育研究の課題を考える
第14週 事前学習(予習) 資料を読み理解する
授業 授業(講義・演習)及び臨地実習の評価について可視化できる(ルーブリック評価について)(鷹居)
事後学習(復習) 現在の看護教育評価の課題を考える
第15週 事前学習(予習) プレゼンテ-ションの準備をする
授業 これまでの講義の中で考えた課題をプレゼンテ-ションする(岡崎・鷹居・北原)
事後学習(復習) プレゼンテ-ションの内容を意見交換し、再考察する
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考