科目名 | 特別研究 |
ナンバリング | |
担当者 | 西尾 美登里 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 看護学専攻(修士課程) |
分類 | 必修科目 研究演習 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 1年 | 通年 | 8単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
修士論文作成に向けた指導を行う。療養生活を送る人々とその家族が、暮らしの中の課題について、文献検索しクリティ-クを基に明らかにし、その支援方法及び評価を行う。関心あるテ-マを焦点づけ、プレゼンテ-ションやディスカッションを通し、研究課題を明確にする。さらにフィ-ルドワ-ク等の実践活動を行い、対象者が抱える解決困難な問題、社会情勢なども含めた背景を関連する様々な理論や概念を用いながら深く思索し、研究の方向性や方法、研究倫理、デ-タの解析方法等について討議することで、研究の基本的なプロセスを学習し、研究できる能力を養う。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
大学病院に役15年以上従事した臨床経験をもつ教員が担当する。病院で経験した気づきを活かし、特に男性が女性を介護することを対象として、実践を重ねながらチームで量的研究を実施してきた。このようなことを活かした授業を展開する。 |
授業の 到達目標 |
1. 先行研究の収集及び研究論文のレビュ-などのリサ-チを行い、研究課題を明らかにする。 2. 研究課題にふさわしい研究方法論を構築することができる。 3. 修士論文に向けての研究計画書の作成ができる。 4.研究計画に基づき調査の実施、得られたデータの分析をしながら結果とまとめ・考察ができる。 5.研究科での報告会や学会発表を通して課題を明確にすることができる。 6.研究結果を修士論文としてまとめることができる。 |
学習方法 | 受講者の課題報告と教員による指導を行う。必要に応じて他の教員からの研究指導も受ける。 |
テキスト及び 参考書籍 |
家族システムの理論的・実証的研究―オルソンの円環モデル妥当性の検討 系統的看護学講座 看護研究 医学書院 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 25 | 35 | 10 | 100 | |||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 5 | |||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 5 | ||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||
その他 | 80 | ||||||||||||||||||||||||
修士論文が作成できる。 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 関心のある研究課題に関する文献・資料・デ-タの収集とまとめ。 |
授業 | 課題の到達目標の確認・履修計画 | |
事後学習(復習) | 課題についてのまとめ。研究指導教員届の記載と提出。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 関心のある研究課題に関する文献・資料・デ-タを収集。看護研究入門1.2章を熟読。 |
授業 | 問いや仮説を明らかにする。 | |
事後学習(復習) | 研究課題の検討。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 関心のある研究課題に関する文献・資料・データについての発表準備。看護研究入門1.2章を熟読。 |
授業 | 問いや仮説を明らかにする。 | |
事後学習(復習) | 要点まとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 看護研究入門3章を熟読。 |
授業 | 研究課題と関連ある論文のクリティ-クを行う。 | |
事後学習(復習) | 授業のまとめ、先行研究の整理。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 看護研究入門3章を熟読。 |
授業 | 研究課題と関連ある論文のクリティ-クを行う。 | |
事後学習(復習) | 授業のまとめ、先行研究の整理。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 看護研究入門3章を熟読。 |
授業 | 研究課題と関連ある論文のクリティ-クを行う。 | |
事後学習(復習) | 授業のまとめ、先行研究の整理。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 看護研究入門3.4章を熟読。 |
授業 | 受講者の先行研究のレビュ―とその報告に対する指導を行う。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返りと用語の整理。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 構想のプレゼンテーションに向けた原稿整理と発表準備。 |
授業 | 構想のプレゼンテーションに向けた検討。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返りとまとめ。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 構想のプレゼンテーションに向けた原稿整理と発表準備。 |
授業 | 構想のプレゼンテーションに向けての検討。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返りとまとめ。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 看護研究入門4.5章を熟読。 |
授業 | 量的研究及び質的研究それぞれの研究プロセスについて議論しながら理解を深める。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り、まとめ、研究方法の整理。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 看護研究入門4.5.6章を熟読。 |
授業 | 量的研究及び質的研究それぞれの研究プロセスについて議論しながら理解を深める。 | |
事後学習(復習) | 授業の振り返り、まとめ、研究方法の整理。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 取り組む研究課題のテーマ・研究の目的・意義、研究方法など説明資料の作成。 |
授業 | 研究テーマを決定し、目的・意義、研究方法の説明についての検討を行う。 | |
事後学習(復習) | 振り返り、まとめ・整理。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | デ-タ整理とまとめ。看護研究入門4.5.6章を熟読。 |
授業 | デ-タ分析の報告と統計処理のついての検討。 | |
事後学習(復習) | 指導・指摘内容の検討と修正。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | デ-タ整理とまとめ。看護研究入門7章を熟読。 |
授業 | デ-タ分析の報告と統計処理のついての検討。 | |
事後学習(復習) | 指導・指摘内容の検討と修正。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | デ-タ整理とまとめ。看護研究入門7.8章を熟読。 |
授業 | 研究論文全体の構想図のまとめ。 | |
事後学習(復習) | 指導・指摘内容の検討と修正。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | 研究計画書の作成と発表準備。看護研究入門9章を熟読 |
授業 | 研究論文全体の構想図の検討。 | |
事後学習(復習) | 指導・指摘内容の検討と修正。 | |
第17週 | 事前学習(予習) | 研究計画書の作成。 |
授業 | 研究計画書への議論。 | |
事後学習(復習) | 指導・指摘内容の検討と修正。 | |
第18週 | 事前学習(予習) | 研究計画書の作成。 |
授業 | 研究計画書への議論。 | |
事後学習(復習) | 指導・指摘内容の検討と修正 | |
第19週 | 事前学習(予習) | 修士論文題目届提出に向けて書類作成。 |
授業 | 修士論文題目届提出に向けた指導。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正、修士論文題目届提出(※9月末) | |
第20週 | 事前学習(予習) | 研究課題に関する先行研究の整理。 |
授業 | 研究課題に関する文献レビューについて検討。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第21週 | 事前学習(予習) | 研究課題に関する先行研究の整理 |
授業 | 研究課題に関する文献レビューについて検討。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第22週 | 事前学習(予習) | 研究倫理委員会申請書類を作成。 |
授業 | 研究倫理委員会申請書類についての検討。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第23週 | 事前学習(予習) | 研究倫理委員会申請書類を作成。 |
授業 | 研究倫理委員会申請書類についての検討。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第24週 | 事前学習(予習) | 第1回中間発表会(11月)に向けての原稿整理をして発表準備。 |
授業 | 第1回中間発表会(11月)に向けての全体的な準備についての確認・指導。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第25週 | 事前学習(予習) | 第1回中間発表会(11月)に向けての原稿整理をして発表準備。 |
授業 | 第1回中間発表会(11月)に向けての全体的な準備についての確認・指導。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第26週 | 事前学習(予習) | 第1回中間発表会(11月)に向けての原稿整理をして発表準備。 |
授業 | 第1回中間発表会(11月)に向けての全体的な準備についての確認・指導。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第27週 | 事前学習(予習) | 発表後の指導された内容に関するまとめ。 |
授業 | 第1回中間発表会(11月)後課題に関する検討。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第28週 | 事前学習(予習) | デ-タ収集についての発表準備。 |
授業 | フィ-ルドワ-クとの連携、デ-タ収集とその整理の仕方について理解を深める。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第29週 | 事前学習(予習) | デ-タ収集についての発表準備。 |
授業 | フィ-ルドワ-クとの連携、デ-タ収集とその整理の仕方について理解を深める。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 | |
第30週 | 事前学習(予習) | デ-タ収集についての発表準備。 |
授業 | フィ-ルドワ-クとの連携、デ-タ収集とその整理の仕方について理解を深める。 | |
事後学習(復習) | 指摘されたことの整理と修正。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 適宜配布する。 |