科目名 | 地域社会組織特論 |
ナンバリング | MS_D1_01 |
担当者 | 田中 豊治 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 健康福祉学専攻(博士前期課程) |
分類 | 選択科目 基礎分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
1) 地域社会組織の構造と機能、現状と課題について理解する。 2) 自助・共助・公助システムの組織編成原理について理解する。 3) 中央集権型国家形成の在り方に対して、多極分散型・市民分権型都市形成の論理について論考する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)地域社会における自立・共生・協働の「支援組織」の原理について理解できる。 2)個人ー集団ー組織ー環境をつなぐ「コミュニティ組織」について自分の意見を述べることができる。 3)自文化・他文化・異文化が共生する「多文化共生社会」についt自分の考え方をまとめることができる。 4)「まちづくり協働システム」のあり方について自分なりのビジョンと方法を提示できる。 5)地域課題を解決するひと・もの・かね・情報・ノウハウ・システムなどに関する「まちづくり企画立案書」を作成することができる。 |
学習方法 | 講義と演習のミックス型で進める。 リアクッションペーパー、レポート、プレゼンテーション、グループディスカッションなどをツールに、「自分はどう考えるか」を常に問う。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
教科書:田中豊治著『環境と人間の共創』学文社、2007年 参考書:授業時に適宜指示する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 40 | 20 | 20 | 100 | ||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 自分の研究テーマに関する問題意識を深める。 |
授業 | オリエンテーション(自己紹介、学問との出会い) 資料配布 | |
事後学習(復習) | 資料を読む | |
第2週 | 事前学習(予習) | 資料を読んでくる。 |
授業 | 「SDGs」とグローバルトレンドをどう読むか(グローバリズムとローカリズムの相剋) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第3週 | 事前学習(予習) | 自分なりに講義テーマに関する文献、資料、データを集め読んでくる。 |
授業 | 地域社会をめぐる社会現象(少子化・高齢化・過疎化・活性化など) | |
事後学習(復習) | リアクションペーパーを書く | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト第3章を読んでくる。 |
授業 | 都市・農村の変貌とコミュニティ組織の再生 資料配布 | |
事後学習(復習) | 資料を読む。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 資料を読んでくる。 |
授業 | NPOコミュニティ活動とコミュニィリーダーと市民セクター | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト第6章鵜を読んでくる。 |
授業 | まちづくりリーダーとリーダーシップ論 【レポートの書き方】説明 | |
事後学習(復習) | レポートの書き方を振り返る。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | レポートの書き方を読んでくる。 |
授業 | 市民参加型協働システムとしての「まちづくり市民会議方式」の組織編成原理 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第8週 | 事前学習(予習) | 資料を読んでくる。 |
授業 | 「まちづくり協働システム」の先進的・成功モデルの比較検討 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第9週 | 事前学習(予習) | 資料を読んでくる。 |
授業 | 院生の問題関心のレポート発表と集団討論 資料配布 | |
事後学習(復習) | 資料を読む。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト第5章を読んでくる。 |
授業 | 「アジアー九州ーSAGA」というフレームワークで考える 感想文 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第11週 | 事前学習(予習) | 資料を読んでくる。 |
授業 | 「アジアコミュニティ構想」とPI(パーソナルアイデンティティ)の探求 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第12週 | 事前学習(予習) | 資料を読んでくる。 |
授業 | まちづくり政策形成能力と「政策提案書」の作成 資料配布 | |
事後学習(復習) | 資料を読む。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | レポートを作成する。 |
授業 | 「まちづくり政策立案書」の作成、発表、討論、提出 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第14週 | 事前学習(予習) | レポートを作成する。 |
授業 | 新しい地域社会組織に関するレポート提出 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第15週 | 事前学習(予習) | 自分の意見をまとめてくる。 |
授業 | まとめと今後の課題 | |
事後学習(復習) | 振り返り(Q&A、感想文ノート) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |