科目名 | 地域生活支援学特殊研究(4)地域社会組織の視点と枠組み |
ナンバリング | DS_B1_03 |
担当者 | 田中 豊治 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科(博士後期) 健康福祉学専攻(博士後期課程) |
分類 | 選択科目 原理分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
1)市民の地域生活を支援する地域社会組織の構造・機能について理解する。 2)幸福なまちづくりのための能力開発・組織開発・地域開発・政策開発などについて理解する。 3)ローカルーナショナルーリージョンーグローバルレベルでのコミュニティの論理を展開できる。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)「組織と人間」や「環境と人間」のあり方について自主的に学ぶことができる。 2)「都市ー農村ー地域」の変貌と人々の生活(ライフスタイルや価値観)の変化について説明できる。 3)現代地域コミュニティの現状と課題、原因解明と課題解決などについて考察することができる。 4)「新しいコミュニティ組織」のあり方(ルールづくり、システムづくりなど)を想像し創造できる。 5)先進的事例分析から日本・アジア・グローバルなスタンダードへの普遍的原理を追究できる。 |
学習方法 | 講義と演習のミックス型で進める。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:授業時に適宜指示する。 参考書:田中豊治著『地方行政官僚制における組織変革の社会学的研究』時潮社、1994年 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 20 | 20 | 50 | 100 | ||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | |
授業 | オリエンテーション(自己紹介、学問との出会い、授業概要の説明) 資料配布 | |
事後学習(復習) | 振り返りと資料を読む。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 資料を読んでくる。 |
授業 | 現代社会や現代人のグローバルトレンドをどう読むか。 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第3週 | 事前学習(予習) | 講義のテーマについて考えてくる。 |
授業 | グローバルーアジアリージョナルーナショナルーローカルーパーソナルーというフレームワーク | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第4週 | 事前学習(予習) | 自分の意見を考えてくる。 |
授業 | 地域社会と地域住民と地域組織をめぐる諸問題の考察 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第5週 | 事前学習(予習) | 自分の研究テーマとの関連で考えてくる。 |
授業 | 地域生活のコンプレックス体(=家族生活+職場生活+学校生活+個人生活+交通生活) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第6週 | 事前学習(予習) | 講義テーマについて考えてくる。 |
授業 | 地域コミュニティの解体と再編過程の分析 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第7週 | 事前学習(予習) | 自分の問題関心と研究テーマをまとめてくる。 |
授業 | 「市域生活支援学」としての学問体系を考える(先行研究分析)。 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第8週 | 事前学習(予習) | 研究資料をまとめる。 |
授業 | 「地域生活支援学」に関する研究目的・研究対象・研究方法などについて検討する。 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第9週 | 事前学習(予習) | 研究テーマをレポートにまとめてくる。 |
授業 | 「地域生活支援学」に関する理論的・実証的・実践的・政策的研究について考察する。 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第10週 | 事前学習(予習) | 実践事例を集め検討してくる。 |
授業 | 「地域生活支援のための地域社会組織づくり」に取り組んでいる全国実践事例を比較検討する。 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第11週 | 事前学習(予習) | 自分の考え方をレポート(仮説と検証)にまとめてくる。 |
授業 | 「コミュニティ組織」の先進的・革新的成功事例に共通する原理の抽出と一般モデル化の構築 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第12週 | 事前学習(予習) | 自分の研究テーマのレポートとPPTを作成、準備してくる。 |
授業 | 「地域生活支援学」と「自分の研究テーマ」との関係性の考察(応用展開力を問う) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第13週 | 事前学習(予習) | 自分の考えを再考しまとめてくる。 |
授業 | 「自分の研究成果」としての「地元地域社会組織論」について試論・試行する。 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第14週 | 事前学習(予習) | レポートとして作成してくる。 |
授業 | 「地域生活支援組織論レポート」の作成、発表、提出と集団討論 | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第15週 | 事前学習(予習) | 自分の研究テーマのこれからの課題と展望をまとめてくる。 |
授業 | まとめと振り返り | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※1週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |